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男の体をとっかえひっかえ 前編

簡単に言ってしまえば、それは絶叫でした。 部屋自体はきちんと整えられていて、気品漂うサロンの一室、といった雰囲気。 しかし、中で行われている光景は、常軌を逸していました。 「えいっ、えいっ」 「おほおおっ!? やめええっ! おちんちん刺激しないでえっ! んああああっ! またイクっ、イクからやめええっ! こんなに射精したら私、おかしくなっちゃううううっ!」 そこそこ広めの部屋に居座るのは、若い女性と、もう一人。 悲鳴を上げているその人、サラリーマンと思しき男性でした。 スーツを着ており、年は三十代前半くらいで、細身の体はよく鍛えられていて、顔立ちも悪くありません。 しかし、その口から出てくるのは、女性のような女言葉。 「やめてっ、もうやめてえっ……ああっ、やっ……」 恥ずかしさと切なさと、何よりも快楽が混ざった声は、しかし目の前の女性の笑顔によって、成すすべなくかき消されるのです。 ナース服のような衣装に身を包んだ、かわいらしい女性でした。 「ふふっ、かわいい声」 「っ!」 そんな悲鳴をうっとりするように、目の前で男性器をしゃぶる女性、眼鏡姿の女性は。 「大丈夫ですよ。何度射精しても大丈夫なように、一分おきに体を乗り換えているのですから。たとえお客様が百回射精したところで、体にダメージが残ることはありません」 そう微笑んで、再び肉棒に舌を這わせると、甘い悲鳴は、そのまま欲望の高鳴りへと続いていくのです。 「ひあああっ、なめないでっ、先っぽのところぺろぺろされるとっ! あっ、でるううううっ!」 「んっ!」 肉棒の先から、どくどくと飛び出してくる感覚。男性特有の快楽に、何も考えることができない男性。 「ああっ、はぁーっ、あっ……」 「ふふ、いっぱい出しましたね」 「い、言わないで……あっ、や、触らないでっ」 くにくにと射精したてのおちんちんを触ると、より敏感になった刺激が襲います。 男性の快楽は一発が基本。そう何度もこなせるものではないのです。 だから、こうして椅子に座り込んで、浅い呼吸を繰り返すサラリーマンの理屈も、よくあること。 ……中身が女性であるならば、なおさらなのです。 性転換サロンというものがあります。 憑依という形で行われるそれは、いろいろの異性の体になって楽しむというものです。 男性は女性に、女性は男性になって、それぞれの快楽を味わうというもの。 このサービスを行うにあたって、問題は明白でした。 女性の快楽は何度も続くのに対し、男性の快楽は一度きり。 男性客は選んだ体で女体の快楽を、何度でも楽しめますが、問題は女性のお客様。男性に憑依するとなると…… 「さて、20分たちましたし、次の男性の体を、こちらで選ばせていただきますね」 「ううっ……」 サラリーマンの困惑した声が上がりますが、致し方ありません。 連続男性憑依コースでは、すべてがスタッフの思いのまま。目の前の女性店員の趣味で、様々な男性へと憑依していくのです。 「ご安心くださいお客様。リラックスしていただければ、もっともっと楽しめますから」 そして、女性店員は慣れた手つきでタッチパネルを押します。すると、サラリーマンと化していた彼女は、だんだんと意識を薄れさせていき…… 「あっ、ま、またっ、し、しごかないでっ!」 「フフッ、男子高校生をセレクトしました。性欲に悩まされるお年頃の体……ほら、私の胸を見て、こんなに興奮なさってますよ」 「ひあ……っ!」 気が付いた時には、サラリマン風の男性の姿はどこにもなく、代わりに、若干幼さの残る、男子高校生の姿がありました。 先ほどと同じように、女性のされるがままです。 「ダメっ、変になるぅっ……」 とっさに顔をそらそうとしても、どうしても目が離せません。 同棲の体のはずなのに。心は女性のままのはずなのに、どうしても、目がおっぱいを追いかけてしまいます。 「あ、ああっ、や、ッ、やだあっ……! はああっ、あっ……!」 「男の体というものはそういうものですから。少なくとも、中年の太った男になるよりはましでしょう?」 「そ、それはそうだけどっ、私、もう何度も射精してっ、おかしくなるから……!」 だからもうやめて、と、そう言おうとした矢先に、 「えいっ」 「ふぁあああっ……あっ、出るうううっ……!」 男子高校生の体での初射精です。 「あっああっ、せーえきでてるっ、恥ずかしいっ、恥ずかしいのにっ……女の人に絞られて恥ずかしいのに、気持ちいいっ! ああっ!」 何度も何度も、様々な男性の肉体で、ただただ搾り取られるこのサービス。 気分転換に選んでみただけなのに、それはまさに頭の中が丸ごと支配されたような快楽の嵐でした。 「初射精ならまだできますね……んっ」 「あ、待って、今はまだ、無理だから……ああぁっ!」 男子高校生を押し倒すと、いまだに肉棒は直立を続けていて。 舌なめずりをした女性店員は、迷うことなくその上から、自分の女性器を押し付け始めたのです。


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