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文化祭の全裸カフェで働くクラスメイト

僕の学校の文化祭には、全裸カフェという催し物がある。前身の女子校時代からの伝統で、女子生徒が文字通り裸になってウェイトレスをするのだ。 僕のクラスからは、2人が全裸カフェの担当として選ばれた。いつもそこそこ仲良くしている美咲と、……僕が密かに想いを寄せている桃子さん。 担当者が発表されたとき、2人は顔を真っ赤にして動揺している様子だった。伝統とは言え、みんなの前で裸にならなきゃいけないんだから、喜んで参加する人はいないだろう。 ……僕も、複雑な気持ちだった。あの美咲が、桃子さんが、裸で……。 文化祭当日、担当になったわたあめ屋のシフトが終わった直後、僕はすぐに全裸カフェに向かった。 「いらっしゃいませ♪」 そう言って出迎えてくれたのは、桃子さんだった。もちろん、彼女はリボンやカチューシャ以外、何も身に着けていない。僕は目のやりどころに困ってしまった。 「お、来たな♪お前は来ると思ってたぞ。えっち!」 桃子さんの背後から、美咲が顔を覗かせる。当然、彼女も裸だ。 「……何だか、意外だな。2人とも、もっと恥ずかしがってると思ってたんだけど……。」 そう、2人はまるで裸で大勢の前に立っているとは思えないようなくらい、自然な振る舞いをしていた。 「うーん、確かに最初はちょっと恥ずかしかったけど、もう慣れちゃったかな。」 ……慣れた?裸を見られることに? 「そうだよね。だって、ここではこれが当たり前なんだもん。」 当たり前?裸でいることが……? 僕は今の今まで、2人の裸体が不特定多数の男の目に触れてしまうことに、悶々とした感情を抱いていた。わたあめを売りながら、あぁ、今頃2人は……なんて思うと、頭がショートしてしまいそうだった。 でも、2人は裸を見られることにもう慣れてしまったと言う。一体、僕の前に、何人の人に……。 「それに、昨日までいっぱいトレーニングもしたもんね、桃子ちゃん。」 「うん。……あんなに恥ずかしいことした後だから、これくらい何てことないかも。」 恥ずかしいこと……?胃がキリキリと痛み出した。 「え?……昨日までって?何かしてたの?」 「秘密!ね、桃子ちゃん!」 「うん、秘密♪」 桃子さんが楽しそうに笑って、僕の座った席にコーヒーを一杯運んできた。 「……いただきます。」 2人の無防備な、遠い後ろ姿を見ながら飲むコーヒーは、とても苦かった。

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