僕は子供舌だ。カレーやハンバーグが大好きだし、辛いものやコーヒーが苦手だ。そんな味覚坊やの僕も一つだけ言いたいことがある。それはチーズinハンバーグについてだ。
チーズinハンバーグ。その響きを聞いた瞬間に、考えた人の誇らしげな表情が浮かぶようだ。「好きなんやろ?こういうの食べたいんやろ??」つり上がった眉、細めた目、ニヤついた口。それはそれは鮮明に浮かぶ。好きなものと好きなものを組み合わせればすべて良しになるわけではない。昨今のカップリング事情に詳しい皆さんならご存知のはずだ。言うならばチーズinハンバーグとは、思いついてもやらない行為。禁忌なのだ。そして、そこまで言っておきながらその思惑に負けている自分も見える。それこそがチーズinハンバーグの恐ろしさだ。
僕はひねくれ者なので、してやられた!と感じることを、常日頃から減らしたいと思っている。自分以外の思考が僕を縛ってる感覚が苦手なのだ。常に自分の意思で行動していると、納得し続けたいからだ。だが、そんな考えの僕でも、ファミレスで見かける度にヤツは静かに語りかけてくるのだ。
「食べろよ……チーズもハンバーグも好きやろ……」と。
「アッ、アッ、アッ。食べますぅ~~~~!!」
……人類はこの魔物に打ち勝てる日は来るのだろうか?それは誰にもわからない。ただ、僕が一ついえることは最近チーズinハンバーグとかを食べると、普通に胃もたれするということだ。今後はおろしハンバーグを頼もうと思います。