セントラリスの500km四方程度の中心市街を離れると、その先には茫漠とした平野が広がっている。
チガヤやススキに覆われたこれらの郊外にもかつては市街地が広がっていた痕跡があるが、現在では住むものも居らず、ごく一部の土地が牧畜に利用されている程度である。
一部の区画にはかつての遺跡を利用した集落があり、特に35番と42番区画は宿場町として発達し、危険な地上を通ってフラムマと行き来する旅人の玄関口となっている。
ミィルたちの住む宿舎は35番区画の近くにあるが、周囲は目印に乏しいため、街道を外れて迷子になったことも一度や二度ではない。
郊外の西側は森林化が進行しており、魔術を操る一団が住み着いているとも噂される。
nitron2097
2022-11-27 20:31:41 +0000 UTC