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ALICE IN DISSONANCE
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開発振り返り

ビルセリオ!

いきなり猛暑がきた!と思ったらまた梅雨が戻ってきたようなわけわからない季節感ですが、皆さんいかがお過ごしでしょう?


5月末にリリースしたLIGHTKRAVTEはお楽しみ頂けましたか?

LIGHTKRAVTEはSteamにてサントラもリリース済みですので、ゲームのお持ちの方は楽曲もお楽しみくださいませ!

▼LIGHTKRAVTE描き下ろし楽曲はこちらでご視聴頂けます




ちょっとした振り返りやこれまでのご説明をかねて、FANBOXでまとめさせて頂こうと思います。

これまでのAiDと新しいチーム

シリーズ完全新作ということで、実はシリーズ7年ぶりでした。とはいえ、その間マクナ=グラムラとフェアリー・ベルの制作や過去作のSwitch, PS4移植をしたり、パッケージ版を出したり、その間プログラマーさんが3〜4回変わったり、パブリッシャーも変わったり…などなど色々なことがありました。


最初はRenpyで制作していましたが、Switchやモバイルなどその他のプラットフォームへの移植展開が難しい上、faultで表現したいことが技術的にできないといった理由でUnityへ開発エンジンを移行しました。

Unityへ移行しようと決めた最初の数年間は本当にプログラマーさんに恵まれず、内容が決定しても、依頼先が音信不通、頼んでもやっぱり出来ませんでした…みたいなことが多々あり、精神的にもかなり疲弊していました。


そしてやっとms1やms2上のUnity移植でお世話になったシバイヌソフトウェアさんに出会うわけですが、残念ながら個人の方ということもあり引き続き一緒にms2下のような大きな作品を作っていくのは難しいということで、プログラマー探しはまたふりだしに戻ってしまいました。


そこで現れたのがDeiさんでした。

最初にお会いしたのは2017年のAnime Expoで、その後パッケージ版特典の漫画の英語翻訳でお世話になりました。

彼はfaultを理解してくださり更に作品への愛着もあり、かつ趣味が合い、トライリンガルで、実力と人柄を備えた、いわばAiDにとって油田のような存在でした。


LIGHTKRAVTEは「Naninovel」というUnityのノベルゲームエンジンで作られており、Deiさんいわくこれがあったから今のLIGHTKRAVTEがこんなに早く形になったそうです。

今でこそ様々な機能が揃っていて素晴らしいものになっていますが、Switch版への移植をしていた頃はまだなく、あの時に必要なものがあったらなぁ…なんて思ってしまいます。


行き詰まっていた頃に今助けてもらっているモノ/ヒトに出会えたら…とも考えましたが、その頃はまだプログラマーですらなかったり、機能が不十分だったりと、例え出会っていても前へは進めなかったのです。

この振り返りをして、作品を作る努力だけじゃ前に進めない、なにか運命的な流れを感じずにはいられませんでした。


これまでの経緯についてはDeiさんがPatreonにてかなりしっかりした記事としてまとめてくださっています。DeepL翻訳でも結構読めたのでご興味あるかたは是非。

元記事▼

Vilserio from Dei; Story time with AiD’s New Programmer


新作は7年ぶり、制作期間は7ヶ月

新しいメンバーと共にチーム一丸となってms2下を制作していましたが、途中で方向転換を行うことになりました。

理由としては、Deiさんはプログラミングをより練習する必要があるということ、他にもSpineの研修が必要なメンバーがいるということもあり、まずは「作品を完成させること」を重視することになりました。

ノベルゲームでも「素材を作って後はゲームに組み込んだらおしまい」というわけにはいかず、何かしらの問題が出てきます。なので、LIGHTKRAVTEはいわばms2下で出来ることを増やし、経験値を積んでから回り道しないで済む方法を探るための作品という位置づけでした。


というわけで、短期間で完成させるという目標の下、どこまで何ができるのかの判断と経験値を積む、何かしら新しい試みをするということで挑んだところ、シナリオ制作から完成までかかった期間は7ヶ月でした。

既存素材の流用が一部あったとはいえ、イベントCGや立ち絵などの数もなかなかに多いので結構な作業量ではありました。

あの作品ボリュームを7ヶ月(4人)で作るのはAiD的には驚異的なスピードでした。しかし誰かにタスクが集中して潰れそうになったり、効率が悪い部分があったりもしました。その他、作業にどっぷり過ぎることによるメンタル負荷が思ったより大きく、お休みの質についても考えさせられたり…

今回の制作で課題もたくさん見えたので、AiD的にはとても収穫の多い作品制作となりました。


リリースしての振り返り

ms2下が途中で一部作り直しになるよりは、新しい作品で練習した方が表に出せるものもあるし良いよね?という理由でLIGHTKRAVTEをリリースしたわけですが、ファンの方にとってはそりゃ「なんで続編じゃねえんだ!!」とお怒りになる気持ちもわかります。ソウダヨネ…

それでも思っていたよりも作品内容はご好評頂けたようで制作陣としては大変ありがたい限りです(カージ君が結構地味キャラなのでちょっと心配していましたが)。

StPも死んでないよ、というお知らせもかねて作ったので、今後もStP編として完結できるよう頑張ります!


嬉しい誤算

faultの作品作りのスタンスとして、基本的にはどこをとっても一作品として完結していて、あまり世界観の設定とかがわからなくても内容が楽しめるように心がけています。

LIGHTKRAVTEも同じく「クラフト? 魔法じゃなくて技術っぽい何かなのかな? 細かいことはよくわからん!」みたいな方もお話そのものやドラマを楽しんでもらえれば十分と思っていました。

なので設定や細かい部分はそこそこ理解してくれる方が少しいると嬉しいな、くらいの気持ちだったのですが、こちらの想定以上に設定を細かく理解してくださっている方が多くてびっくりしました。

しっかり読んでくださってありがとうございます…!


最後に

こうしてまだ制作を続けられていること、そしてAiDを根気よく見守ってくれているファンの方には本当に心より感謝申し上げます。

できることが増えて、新しい夢や楽しみも見えてきたので、今後もトライアンドエラー的なものをこちらでお見せできたらなと思います。


- 小夏はれ

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