アルマという漫画を描く時に一番たいへんだと感じているのが『設計』でした。
これがどういう作業かというと『主人公たちのいる場所がどういう場所か、どういう歴史があって、どういう建築、装飾がなされているのか。そしてそこに何が置いてあるのか』というものをシーンごとに決めなくてはいけないということです。
それを決めて、始めてその中でどういう絵を撮るか、主人公たちはどこに立っていて、照明がどう当たっているか、が描けるようになります。
すべてのシーンに設計があるのですが、今回はブカレストのレストランです。
私はアールデコだったり、スチームパンクだったりのデザインが好きです。
しかし、あまりに装飾的すぎると、崩壊後の世界という世界観にマッチしなくなります。世界は貧しくなればなるほど、コモディティなものが増えると思っているからです。
ブカレストのレストランのデザインは、その中間を頑張って取ろうとした結果、こんなデザインになりました。
ライトも統一サれたデザインになってます。
日本でいう『七宝』というのですかね。マルを組み合わせています。
ステンレス製という設定です。
せっかくのレストランなので、曲線の多いものになっています。
逆にミリタリーな空間だったりすると、おそらく建築することにそう時間も予算もかけられないので、極めて無機質なものになっていきます。
設計に関しても結構大量にありますので、週1くらいの頻度でアップしていきますね。
ブカレストの設計図。あと少しシリーズとして続けます。