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ドS王子の命令で格闘王が国王直属のエリート近衛兵と闘ってみたところ 中

「ヴォルフ?なぜ逃げるのだ?」 メギッ!!!ビギッ!!!と更に肥大しているようなウィリアムの人間離れした筋肉ボディーに、魅入られたように目を奪われ、荒い呼吸で冷たい汗を流し、無意識にウィリアムのはち切れんばかりの分厚い筋肉の巨大さに押されるようにジリジリと後退していたヴォルフは、王子のその嘲り笑う声に我に返った。 思わず背後を見上げる。 「もっと強い相手と、闘いたかったのだろう?」 逆光で見えなくても、王子がニンマリと笑っているのがわかった。 ヴォルフに戦慄が走る。 まさか、俺の考えが、そして、こいつが人間離れしたバケモノだってわかっていたのか…!?!? 思わず声をあげかけると、「敵を前にしてよそ見か。それで闘技会を征したとは、今年はよっぽどレベルが低かったのだな」、というウィリアムの淡々とした低くよく響く声に注意を引き戻された。 バギッ、ボギッ、とウィリアムが脅すように太い首を鳴らす。 太い腱と血管が浮き上がる。 ハッ、とヴォルフが震えを悟られぬよう鋭く息を吐く。 「お前のような鈍重な敵のスピードくらい、織り込み済みだ」 言葉として口に出すことで、ウィリアムの圧倒的な筋肉と性器に奪われていた思考を、徐々に取り戻した。 そうだ、スピードの利を生かして打撃と素早い退避を織り交ぜれば、勝機はある。 王子はけしかけるだろうが、知ったことではない。 信じがたいが、ウィリアムの半分にも満たない体格の俺が、究極の雄の肉体を誇るウィリアムを倒せば、最終的には納得させられるだろう。 フーッ、と覚悟を決めて呼吸を整えていると、ウィリアムが「鈍重、か」と独り言のように呟き、その鋭い視線をヴォルフに定めた。 瞬間、ゾクッ!?!?と得体の知れない畏れに全身が縛り付けられたように凍り付いた。 ヴォルフの動体視力を持ってしても、何も捉えることができなかった。 ドゴォッ!!!! 地面を揺らすような物凄い轟音と衝撃。 一瞬で土埃が舞い上がり、揺れでふらついたヴォルフは腰を落とし、必死に状況を把握しようと目をすがめた。 建物が崩れたのか!? 王子はッ!? 慌てて振り返ったときだった。 ドムンッ! 顔が、ギッチギチに高密度の筋肉がすし詰めにされた、パンッパンの巨大な大胸筋にぶち当たり、跳ね飛ばされた。 その凄まじい弾力にヴォルフの体が浮くように吹っ飛び、尻餅をつく。 鼻が折れたのではと思うほどの衝撃に反射的に顔を押さえたまま、理解を超える状況に目を白黒する。 徐々に土埃がおさまる。 ヴォルフの真後ろに、文字通り鼻先の距離で仁王立ちしていたのは、果たして、ウィリアムだった。 路傍の石でも見るように、2m越えの高さからヴォルフを見下ろしている。 ヴォルフを弾き飛ばした大胸筋は、樽のように膨れ上がり、揺れもせず、隆々と皮膚を引き千切らんばかりに肥大している。 何が起こったッ…!? ヴォルフは動揺を抑えられず、ガバッ!と先程までウィリアムがいた背後を振り返り絶句した。 メコッ…、と深く広く、クレーターのようにえぐられた地面。 再びばっ!と振り返りウィリアムの脚を凝視する。 ヴォルフと比べ物にならないほど大きく分厚い足が、土に汚れていた。 ヴォルフの視線を辿っていたウィリアムが、見せつけるように軽く足を持ち上げたかと思うと、メギィッ!!!!ゴギュゥッ!!!と瞬間的に爆発的にその腿が血管を浮き上がらせて膨れ上がり、ドゴォンッ!!!!!!!と勢いよく床を踏み付けた。 バゴォッ!!!! 一瞬で床が砕かれ、巨大なクレーターを作り、その規格外のパワーに地面が揺れ、ヴォルフは跳ねるように立ち上がった。 フン、とウィリアムがつまらなそうに鼻を鳴らす。 「わかったか?」 ウィリアムの言葉に、抑えられぬ焦燥が、足元から頭まで一気に迫ってきた。 ウィリアムとヴォルフは10mは離れて立っていた。 それを、それをこの男は一瞬で…… あの凶悪に発達しきった腿の繰り出す、俺の目にも止まらぬ恐ろしい速さで……。 自分が置かれた状況が、理解を拒否する脳にもゆっくりと染み入ってきた。 2m越えの、分厚い筋肉で300kgを超えるような、途方もない偉丈夫が、反応できないほどのスピードを備えて、目の前に君臨し、今から、俺を、その怪力で、あのハンマーのような拳で、ミンチにしようと手ぐすねを引いている。 ハハハハハッ!!!!と突然王子の高笑いが響き、ビクゥッ!?と体がはねた。 「どうしたヴォルフ!!今までの余裕と威勢はどこに行ったのだ!!!」 反射的に見上げると、目を爛々と輝かせた王子が股間を膨らませながらヴォルフを嘲笑していた。 「自分より強い者が相手になった途端、尻尾を丸めた子犬のように震えているではないか!」 侮辱的な言葉にヴォルフが思わずいきり立ち言い返そうとしたが。 ズムンッ!!!! 今度は音もなかった。 突然目の前に現出した、筋肉の壁のような大男、ウィリアム。 頭1つ以上大きい背丈以上に、並外れた肩幅と人外レベルの分厚い筋肉ボディー。 再びその巨大な大胸筋に埋もれるように激突し、弾き飛ばされかけたが、今度はそうはならなかった。 メキッ……。 ウィリアムのグローブのようなデカい手がウィリアムの肩を完全に掴みきっていた。 そのまま砕かれそうな圧力を感じて、一瞬でヴォルフの全身の毛が逆立つ。 「王子のおっしゃるとおりだ。女子供のように震えてばかりいるのではなく、少しは抵抗して見せろ」 だがヴォルフはウィリアムのその淡々とした言葉すら耳に入らず、万力のように、信じられないほどびくともしないウィリアムの手から逃れようと、腱と血管を浮き上がらせて踏ん張り、必死に腕を引いていた。 無論、自分の体重の3分の1程度、筋肉量でいえばそれ以下の男の抵抗など、ウィリアムにとっては意識しないと気づくこともないほど他愛もないものだった。 ウィリアムは呆れたように溜息をつくと、もう片方の腕を持ち上げ、ゴギュゥッ!!!と破城槌のような拳を作って見せた。 メゴォッ!!!!とヴォルフの頭より余裕で大きく上腕二頭筋がはち切れんばかりに隆起する。 「やる気がないなら、潰すぞ」 頭上に迫る大砲のようなメガトンパンチの気配、ゴギュゥッ!!!と更に盛り上がりヴォルフの胴周りほどもありそうな極太の腕の筋肉にヴォルフは目を見開き、「クソッ!!!」と反射的に、がっちりとはしているが貴公子然としたウィリアムの顎にアッパーカットを叩き込んだ。 ゴヅ…。 鈍く、乾いた音。 ヴォルフは拳の痛みを飲み込み、鍛え上げた腕の筋肉を隆起させ、頰に冷たい汗を流しながら、必死に拳を突き上げようとした。 だが、ウィリアムの顔はぴくりとも動かず、太い首とがっしりとした顎で易々と、闘技会を征した120kgオーバーの猛者であるヴォルフの拳を受け止めていた。 「……まさかこれが本気じゃないだろうな?」 眉をひそめたウィリアムの、目の前にこれでもかと迫り出す大胸筋が、怒髪天を突いたようにグオッ!!!と膨れ上がり隆起した。 「……ッ!!!」 ヴォルフは自分の渾身の一撃が、ウィリアムの顔を1mmも動かせなかった事実に体が縛り付けられるような恐怖に襲われた。 ウィリアムがヴォルフの拳の存在を無視してバギッ、ボギッ、と太い首を鳴らした。 「想定以下だな。手加減してやる。せめて一撃で死ぬな……」 「ウオオオオオオァァァァァ!!!」 ウィリアムが言い終わる前に、生命の危機にアドレナリンが大量分泌させたヴォルフが、ボゴッ!!と太い血管を盛り上がらせ爆発的に膨れ上がった筋肉で、ウィリアムの顔面に正面から拳を叩き込んだ。 リミッターの外れたヴォルフの凄まじい打撃に、バゴンッ!と鈍い音が響き、ウィリアムの言葉が止まる。 「ハァッ!!!!!」 気合い一閃、一瞬の隙も与えず立て続けに渾身の正拳突きを目の前のウィリアムの厚い胴体に叩き込む。 ドゴドゴドゴドゴドゴッッッ!!!!! 唸りを上げる連擊。 煙が上がりそうなとてつもないスピードと威力。 ヴォルフの鍛え上げた筋肉が極限までバルクアップし、ドクドクと大量の血液が流れ込む。 ヴォルフはかつてない肉体の充実度を実感し脳が焼き切れんばかりに興奮していた。 ヴォルフの拳は最早目にも止まらぬ勢いで杭打ち機のように、並みの格闘家が一撃でノックアウトされるような重いパンチをぶち込み続けていた。 自分でも信じられなかった。 己にこれ程のパワー、スピードがあるとは!! 今なら熊でも倒せそうだった。 これだけやれば、この若造、もッ……!? 鼻を潰すつもりで拳をぶち込んだウィリアムの顔面をチラッと勝ち気に見上げた。 ウィリアムの顔は傷一つなく、淡々とヴォルフを見下ろしていた。 その体は微動だにしていなかった。 その一撃で並の男なら内臓を潰され、肋骨をまとめて数本へし折られるようなパンチを、数え切れないほど受け止めていながら、ぴくりとも揺れぬ、ヘラクレスですら慄くような、2m越え300kgオーバーの極上極厚のバルクマッチョボディー。 異様な光景だった。 嵐のような連打の衝撃を、高密度の筋肉で完全に受けきり、汗を流し息を切らしながら躍動するヴォルフを、退屈そうに見下ろしていたのだ。 アドレナリンで麻痺していたヴォルフの痛覚がじわりと蘇る。 ゴヅッ、ゴヅッ、ゴヅッ。 人体を殴っているとは思えぬ硬度。音。 ヴォルフの拳の威力が数倍跳ね上がろうと、ウィリアムの圧倒的な筋肉の前では、藪蚊が止まった程度の感覚から、華奢な女がそっとその人差し指で触れてきたような、その程度の差にしか感じられなかった。 自分より頭1つ以上小さく、ウェイトは3分の1程度しかない“小男”が、自分の厚く広い胸の中で、妙にはしゃいで己の腹を殴っている“ようだ”。 力を入れなくても、ギッチギチに筋肉が詰め込まれた胴はヴォルフの攻撃など1ミクロンもめり込まない。 少しでも力を込めようものなら……。 ゴギュゥッ!!!! 一つ一つの瘤が、ヴォルフの拳と変わらないほど発達した、密度と容積を増した合金のような腹筋が、ヴォルフの拳を砕いた。 メキャッ……。 「ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛…!?!?」 鋭い痛みにヴォルフが冷や水をかけられたように固まる。 これが人間の体か…!? 今まで完全に脱力してたと…いうのか…。 「気は済んだか?神への祈りを捧げろ」 ウィリアムが見下ろしながら淡々と告げ、三度拳を固めた。 最高の、いや、最高を超えた自分の本気の攻撃が、まるで真綿でできたものであったように、易々と弾き返すウィリアムの巨大な極厚の筋肉ボディー。 こんな男に勝てるわけが…!! 大量の汗を流し、絶望の最中、自分の臍より高い位置にある、ウィリアムの異様なサイズに膨らむ股間が目に入った。 ズッシリと上質の布を押し下げ、引き千切らんばかりに詰まったそれ。 ズル剝けの、戦慄するほどのサイズまで肥大した亀頭のシルエットがくっきりと浮かび上がっている。 「あ゛あああッ!!!!」 ヴォルフは長年の鍛錬で培った下半身の筋肉を充填させ、ウィリアムの胴を掴…もうとしたが、そのゴツゴツと厚い筋肉の鎧に覆われた太い胴は掴むことすら敵わず、手を当てるだけとなったが、そのまま渾身の膝蹴りをウィリアムの股間に叩き込んだ。 金的。 真っ当な格闘家として恥ずべき反則技。 だが、自分の攻撃が微塵も通用しない、自分の三倍もあるような筋肉大男を前に、そんなプライドは砕け散っていた。 逃げなければ。 逃げなければ、あの俺の胴より太い腕が、腕すら回らぬような凶悪な腿が、俺を…!! グムンッ!! 悍ましい感触に思わず固まる。 ヴォルフの膝頭と大して大きさが変わらないような亀頭は、直撃したヴォルフの蹴りをぶりんっ!と弾き返し、歪みすらしていなかった。 理解が追いつかない。 ズシン、と垂れる巨大な逸物はヴォルフの膝蹴りでポジションこそずらされたが、すぐに筋肉が詰め込まれた堅い腿と挟まれ、そこに鎮座した。 並みの逸物なら、そこで潰されるのだろうが、次元の違う雄であるウィリアムの性器は、ヴォルフの膝をその充溢した弾力で押し退けてしまった。 ペニスにら勝てない残酷な事実に絶望するヴォルフの頭蓋を、ウィリアムがグローブのような手で掴み、ボロ人形のように吊り上げた。 その極太の腕の筋肉がゴギュゥッ!!!と盛り上がり、ヴォルフの爪先が震えながら地面を離れる。

Comments

分厚い筋肉で渾身の攻撃を平然と受けきっている図、それだけで興奮できるんですよね… 平常時で膝蹴りを跳ね飛ばすデカマラ、勃起時はえげつないことになりそうですね…ヴォルフ頑張って…

hage

王子腹立ちますよねぇ……どこかで痛い目にあわなければ…… 後編ではヴォルフがサンドバッグほぼ確定ですが大丈夫なんだろうかこれという体格差&パワー差…だがそこがいいんですよね…

hage

「無論、自分の体重の3分の1程度、筋肉量でいえばそれ以下の男の抵抗など、ウィリアムにとっては意識しないと気づくこともないほど他愛もないものだった。」っての最高ですね……!!!彼にとっては抵抗しているかどうかすらわからないほどかすかなパワーなんて……!! ここからのヴォルフのアッパーカットからラッシュまで、ウィリアムがまったく微動だにせず見下ろしてるとこがほんっと……興奮しました…!!渾身の攻撃で傷一つつけるどころか、よろめかせることもできない、本当雄としての格が一桁も二桁も違うのを見せつけられます。ウィリアムさんが命令に従って淡々としているのも怖くて素敵です。 そして決死の金的も並外れたボリュームに跳ね返されて……吊り上げられてここからどうなっちゃうのか楽しみです!!

ichiya

300kg超の最強筋肉……パワーも、頑強さも、スピードも、全部が次元違いで勝てる要素どころか逃げられる要素すら無いの堪らないです!あまりにも逞し過ぎて強過ぎると相手が弱過ぎて力量が分からなくなってしまうというのも興奮ポイントですね!闘技会優勝者の限界を超えた拳と華奢な女の指の強さはウィリアムにとっては誤差でしかないなんて……!攻撃されてても脱力してないと怪我をさせてしまうし、どうやってもまともな戦いに見せる事は出来ないのでは……。後編もとても楽しみです!王子はちょっと腹立つキャラしてますがw

デン


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