人気ボディービルダーとスパーリングしてみた 1
Added 2021-07-14 20:58:13 +0000 UTC格闘家でもYou○ubeチャンネルを持つ時代。 金平直斗は今最も注目を集める総合格闘家の1人だ。 高校を中退しストリートで名を上げ、その噂を聞きつけたジムに拾われ、あれよあれよという間にデビュー。 これまでの3戦は全てKO勝ちだった。 70キロ代後半の引き締まった肉体。 短く刈った派手な金髪に剃った眉。 強さと見てくれだけでなく、そのビッグマウスで注目を集めた。 「みんな弱すぎじゃね?あ、俺が強すぎるのか」 「10秒で殺す。俺に挑もうなんて100年早いってその体にわからせてやるよ」 相手を舐め腐った発言に大量のアンチがついたが実際直斗は強く、調子に乗ること甚だしかった。 殴り倒した相手の顔面を踏みつけ舌を出して中指をたてる写真が直斗のトレードマークになってる。 格闘技ファンだけでなく一般人までその名前は知られつつあった。 「You○ubeかー。まあ俺が出るからにはあっという間に他のやつらぶち抜くけど」 マネジャーの加藤から提案された直斗は満更でもない表情でいった。 直斗は少しでも機嫌が悪いとすぐマネージャーを殴る。 眼鏡で痩せぎす、顔色の悪いマネージャー作古は卑屈な笑みを浮かべた。 「初回はこんなのどうですか。“格闘家とボディービルダー、本当に強いのはどっちだ!”」 定番だが昔から盛り上がる話題である。 使えない筋肉と揶揄されるとトレーニーたちは簡単に熱くなる。 「お~いいな。あんなの陰キャのやることだからな。俺のパンチ2,3発喰らったらピーピー泣きだすだろ」 直斗がニヤニヤと笑いながらボキボキと拳を鳴らす。 「ゲストはこの人なんてどうですか、立川雄司!」 そう言ってマネージャーが何枚かの宣材写真を取り出す。 それを見て直斗がチッと舌打ちをする。 立川雄司。 今テレビタレントとして人気急上昇中の若手ボディービルダーだ。 190cmオーバーの長身に日本人離れした圧倒的なバルク。 長身のためバランス良く見えるがその体重は120kgオーバー、体脂肪は5パーセントを切っている。 日本人として始めて世界をとった完熟筋肉体の上に乗っているのが若々しい爽やかな顔立ちで、そのミスマッチさをネタに活躍していた。 穏やかな表情のまま易々と分厚い漫画雑誌を引き千切り、フライパンを拳大の鉄球に握り潰す。 昨日のテレビでもラグビー日本代表との綱引きを片腕で勝利するという怪力ぶりでスタジオを沸かせていた。 「こいつか.......」 直斗が唸る。 その様子にマネージャーは慌てて、 「あっ、やっぱ金平さんでも立川さんはキツいですよね.......ウエイト倍くらい違うし.......」 「あ?」 直斗の腕が素早く伸び作古の胸倉を絞り上げる。 「カハッ.......!?」 「舐めてること言ってると殺すぞ」 そう言うと薄い作古の体をその鍛え上げた腕で吊し上げる。 「ウッ、ぐふッ.......だ、すみませんすみませんっ!!!」 両腕で万力のような直斗の手を掴みながら作古が喘ぐ。 「こいつ一回俺に舐めたことしやがったからな。ちょうど良かったぜ」 そう言って直斗がギリギリと奥歯を噛み締める。 立川雄司とは一度会ったことがある。 テレビ局の廊下でぶつかったのだ。 馬鹿笑いをしながら歩いていた直斗は正面からもろに、雄司のはみ出さんばかりにパンッパンに盛り上がった大胸筋に衝突し、ドムッ!!!と吹っ飛ばされたのだった。 強烈な肉圧に弾き飛ばされ尻餅をつく。 「くそっなんだおま.......」 直斗が悪態を着いていると、ゴツい腕が伸びてきて両腕をがっしりと掴まれた。 反射的に抵抗するが雄司は歯牙にもかけない。 太い直斗の腕を完全その大きな手で掴みきっている。簡単に握り潰すことができそうだった。 そのままふわっ、と持ち上げられた。 「すみません、怪我はないですか?」 鍛え上げた直斗の体を子供のように持ち上げたまま、雄司が紳士的に聞く。 上質な綿のカットソーにジャケットという洒落た出で立ちだが、太い首に続く異様に隆起する僧帽筋と鎖骨下から爆発的に隆起する樽のような胸板、分厚く広い肩幅と周りを圧する雄のオーラを強烈に発散していた。 「あ、あぁ.......」 鼻筋の通ったキリッとした顔立ちに正面から見つめられ、気圧されした直斗がこくりと頷く。 「そうですか、よかった」 雄司は爽やかに笑うとすと、と直斗を下ろすと軽く頭を下げて去って行った。 初めて遭遇するレベルのガタイの男にあっせられた直斗は言い返せずその大きな後ろ姿を見送ることしかできなかった。 直斗は作古を吊し上げたままにやっと笑った。 「ふん。良いぜこいつ呼べよ、作古」 締め上げられて必死に息をしようとしている作古の唇が、怪しく歪むんだことに直斗は気付かなかった。 雄司は出演を快諾した。 だが多忙らしく収録はTV局帰りの深夜0時から行われることになった。 売れっ子であることをアピールされているようで面白くなく、直斗は意図的に30分遅れてジムに着いた。 「金平さん!!もうとっくに立川さん着いてますよ!」 普段はおどおどしている作古も流石に焦ったのか直斗に詰め寄った。 「うっせえよ。あんなやつ待たせても.......」 直斗の言葉が途切れる。 殺風景なジムの真ん中のリングに立つ強烈な存在感を放つ男の姿が眼に入ったからだった。 黒いビルパンにボクシングブーツを履いた雄司が直斗を見下ろしていた。 2メートル近い長身に広い肩幅、あらゆる筋肉が猛々しく盛り上がる雄々しい肉体は部屋を狭く感じさせるような迫力があった。 逆行で表情が読めない。 雄司が太いロープを易々と、引き千切れるのではないかと思うほど大きく押し上げて身を潜らせ、その分厚い肉体の重量を感じさせない鮮やかさで飛び降りた。 ドンッッッ!!と30cmはある人並み外れた足でずっしりと着地すると、床にクレーターができたのではないかと思うほど重く地面が揺れた。 凄まじい重量感だった。 1人の男の出す音ではない。 「やぁ、待ってましたよ」 雄司がにこやかに笑いながら直斗に近づいてくる。 直斗は初めて間近で見る雄司の裸体に圧倒されていた。 直斗の3倍の厚さはある、皮膚が引き千切れるのではないかと心配になるほどパンッパンに肉の詰まった大胸筋。 脇へはみ出す程の筋肉量と規格外のサイズで、雄司が脚を踏み出すたびにドムンッ!と激しく上下に揺れる。 ぼっこりとした肩の筋肉から続く腕は極太で、岩のような上腕筋が伸ばした状態でもくっきりと隆起していた。 直斗の大腿部より太い。 腹筋はレンガのように分厚く割れ、逆三角形にぎっしり締まった腰から伸びる脚は大樹のようだった。 直斗のウエストほどもあるぶっとい脚は並の男丸々1人分を凌駕するような肉感で、ラグビー選手が怖じ気つくような迫力だった。 直斗は雄司の言葉に、あぁ...と意味のない声を漏らすことしかできず、目の前にそびえ立つどころか迫ってくるような厚い筋肉の壁に覆われるような錯覚に襲われた。 デオドラントの向こうに微かに汗の匂いがする。 オフシーズンらしく毛の処理をしていないのか、脇からはボーボーの繁茂が除く。 あまりにも逞しい雄のフェロモンに当てられまともに思考できない直斗の目は、眼前の完熟筋肉体ではなく、自分の腹に触れそうな雄司の股間の盛り上がりに吸い寄せられた。 その持ち物の人並み外れた大きさを無理矢理覆い隠すように股座が異様に深いビルダーパンツは漆黒で、雄司のトレードマークになっていた。 派手な色のものを身につけるビルダーたちの中では逆に目立っていたが、それは他の色だとあまりにもその巨根が目立ち過ぎるためだとほぼ公然と言われていた。 無理矢理下に収納されているそれは平常時にも関わらず指が回りきらない程太く、竿は20cm程もありそうだった。 くっきりとした雁首、丸々と膨れ上がった亀頭は直斗が起った時のサイズの2倍はありそうだった。 ギチギチに詰まったそれがゆっさりと大きく揺れ、直斗の服を撫ぜた。 雄司がテレビに出だしたころは深夜番組で今より明け透けな話をしていた。 2人組のお笑い芸人が雄司の筋肉と逸物の大きさについてかなりぶっちゃけた話をしていた。 「楽屋が一緒で!着替えに遭遇したんですがもうね!」 「服脱ぐと更に体がデカくなるんスよ間違いなく!」 「ストリートファイター参戦できる。むしろ殲滅できる。あの腕で殴られたら首飛ぶ」 「あとね、チンコが.......」 「ビビったね」 「もう.......ズローンって」 「腕かと思った」 「ズル剥けなんすよ.......当然のように」 「カリがね、もうヤバいくらい張ってて。あれでゴリゴリやられたら女潮吹くでしょwww」 「いやまず入んないですよね?平常時でペットボトルくらいあったもんな.......」 興奮してまくし立てる若手に雄司は苦笑し、まぁ.......とさり気なく言った。 「完起ちはさせないで、めちゃくちゃ丁寧に準備してなんとかねじ込んでますけどね」 「ねじ込む!なんかエロい気分になってきた.......」 「でもすぐ奥に当たるし。持ち上げたり、ちょっとデカくしたら泡吹かれるし。そんな良いことないですよ」 「かっけぇ.......言ってみたいわそんなこと.......」 「いくら出せば見られます?雄司さんのセックス」 直斗が雄司が気に食わない原因はここにもあった。 直斗はハーフだった。 そのせいか筋肉も付きやすく、アソコのデカさも自慢していた。 実際リアルで自分よりデカい男に出くわしたことがなかった。 だがコイツは.......。 「ん?あぁ、すみません。気にしないでください」 自分の規格外の巨根が直斗に当たったことを、特に気にする様子もなく、白い歯を見せて爽やかに雄司がいう。 ブチッ、と直斗の中で何かがキレる音がした。 ドムッ! と両腕で目の前の嫌味なほど盛り上がった大胸筋を突き飛ばす。 撮影などどうでも良かった。 こいつをボコボコにしてやりたい。 地べたに這いつくばらせたい。 突き飛ばしてその装甲のような腹筋をぶっ潰すために距離を詰める! と、体は反射的に動こうとしていたが、現実は何もかもが違っていた。 気付けば床に派手に尻餅をついていた。 巨象のようにビクともしない雄司の全身の筋肉を猛々しく隆起させた身体に、込めた力を全て跳ね返され、足が浮くほど激しく跳ね飛ばされたのだった。 雄司の脚はぴくりともせず、ただその樽のような大胸筋をグワッ!と隆起させただけだった。 ただ、それだけで鍛えた直斗を吹っ飛ばす。 一瞬呆気にとられた直斗が雄司の聳え立つ肉体を見上げる。 逆光で表情は見えず、凶悪な太腿、パンツを引き千切らんばかりに隆々とした膨らみを見せつける股間、ボコボコに割れた腹筋、顔を隠すほどせり出した胸の筋肉と、普通の男の胴回りほどもありそうな腕。 濃厚な腋毛を囲う恐ろしいほど張り出した広背筋。 「大丈夫ですか?」 いつぞやと同じように、あくまでも真摯に雄司が声をかけ、直斗を持ち上げようと腕を伸ばした。 直斗はハッ!として力任せにその腕を払った。 「舐めんな!!!」 勢いよく立ちあがり白い歯の光るムカつく顔面に叩き込む。 が、驚くほどの俊敏さで雄司は体を返し、直斗の背後に回り込んだ。 背中にその分厚く巨大な筋肉の壁を感じ、ぞくりとする間もなく極太の腕が首に周り、締め上げられた。 「ゴフゥ!?」 自分の腿より太い筋肉の塊のような腕に顔が埋もれ、ひしゃげる。 あっさりと吊り上げられ、足がバタバタと宙を蹴る。 雄大なカーブを描く大胸筋に背中を押し上げられ、体が反対側に大きく反らされる。 ぐぶぅ…と凶悪な筋肉量の腕と胸に挟まれミシミシと顔が軋んだ。 バンバンと雄司の血管が太く浮き上がる太い前腕を叩くが、びくともしない。 「気が早いなぁ.......どうしますか、もうここで始めちゃいますか?」 直斗を片腕でぶら下げるとは思えない平常の声で雄司がマネージャーの作古に言う。 「いや、すみませんがリングに上げていただいて良いですか」 作古の楽しむような声がした。 いつもの卑屈さが感じられない声音に強烈な違和感が走る。 なんだ?こいつが図ったのか? 「了解です」 そう言うと雄司が直斗を吊したまま大股で歩き出した。一歩毎に体が雄司の厚い体に押し出され跳ね上がる。 その度に豪腕が首と顔を更に締め付け、直斗は気道を潰され視界が揺らいだ。 直斗など歯牙にもかけない圧倒的な雄司の後ろ姿、見上げるような背筋を見ながら作古は興奮に目を輝かせた。
Comments
8/15! 謝謝!
hage
2021-07-26 16:46:53 +0000 UTC下一章什么时候更新呢!超期待!!
6g7
2021-07-26 16:13:36 +0000 UTCクソデカ筋肉男いいですよね。 雄司は紳士なのであくまで紳士的に相手するんですがスペックが違いすぎて.......というのを表現したいと思ってます。
hage
2021-07-16 19:05:15 +0000 UTCありがとうございます! 期待にお答えできるかわかりませんが、自分の趣味全開でいきます。
hage
2021-07-16 19:01:01 +0000 UTC格闘家でそれなりにいいガタイのはずの直斗がぶつかろうが突き飛ばそうとしようが まったく動じない雄司さん・・でかい筋肉男最高ですね・・! めちゃくちゃな怪力にすさまじい筋肉で、それこそ直斗のように暴虐にふるまってもいいはずなのに すっごいさわやかで紳士的なところがツボです。それも力あるものの余裕というやつなんですかね・・ 雄司さんのリアルな筋肉の描写と、それにおののく直斗の心情にすごいいろいろ掻き立てられました。 「太い直斗の腕を~簡単に握り潰すことができそうだった。」 「雄司が太いロープを易々と、~1人の男の出す音ではない。」あたりが好きです。 次回多分めちゃくちゃぼっこぼこにされるんでしょうね・・・
ichiya
2021-07-16 15:20:55 +0000 UTCめちゃくちゃ好きです。 続きが気になる。
まーく
2021-07-16 14:53:45 +0000 UTC