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伊8と夏の昼下がり

ある暑い夏の午後、俺は海の浅瀬で仰向けになって伊8にひざ枕をされていた。

ちゃぷちゃぷと水に浸りながらも、どうしても意識してしまう目の前の柔肌。

おおらかな性格の彼女には羞恥の気持ちはないようだ。


いったいなぜこんなことになったのかというと…。

うだるような暑さに朦朧としながら、執務室で書類と格闘しているところに伊8が演習結果の報告にやってきたところから全ては始まった。

暑さにやられて元気のない俺を見て、少しでも涼しくなる手助けになればと今の状況を提案してくれたのだ。

提案はとてもありがたかったし、提督という立場をしている身からすると身を案じてくれる部下の存在ほど嬉しいものはない。


だが、どうにもこの状況は落ち着かない。

他の艦娘に見られたら、どんな風に思われてしまうことか…。

しかしそんな俺の心境をよそに、くつろいでいる伊8。

いつも結っている髪をほどき、そよ風に身を任せている。


不意に、目が合う。

頬を染める伊8。

穏やかな風に吹かれ、しばし時間を忘れて見つめ合う二人だった。


伊8と夏の昼下がり 伊8と夏の昼下がり

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