――ぐにゅ、ぐち、ぐじゅるるる、るろぉっ。
「く、ぅ……! 入り口に、こんなに触手が潜んで……っ」
強力な淫魔との戦闘後。”領域”から脱出し人間態へと戻ったルミアは、待ってましたとばかりに降り注いだ触手たちに襲われていた。
長くしなやかな触手に手足を絡め捕られ、着衣からはだけさせられた乳房へとヒトデ型の触手に深く食いつかれる。体に巻き付く触手に不自由な姿勢を強制され、苦し気な息を漏らし屈辱に歯噛みする。少なからず快感を与えられ消耗した体が、肌に吸い付くヒトデ触手の感触に甘い悦びを覚えてしまう。
黒色のドレスに大人びた漆黒のショーツ、レース柄のガーターベルトに彩られた、健康的で艶やかな天使の肢体。汗の玉を浮かべた肌はいまだ醒めぬ快感の残滓に上気し、粘液を塗り付けられる刺激にぶるりとわななき反応する。下腹部には苛烈な戦闘の余韻に淫紋が輝き、呪いにより生やされた弱点が下着から突き出して反り返っていた。
「……いいでしょう。すぐに片付けて差し上げます」
いくら消耗していようとも、戦闘形態であれば簡単になぎ払える程度の雑魚触手。引き千切り、払い除け、魔力を放って討ち滅ぼす。全身に絡みつかれていようとも、ほんの数秒あれば殲滅できる程度の相手、淡々と対処すればいいだけの状況にすぎない。甘い官能への餓えを抑え込み、どう対処すべきかを見定めていく。
魔力で構成された身体に天使の衣を纏った本来の姿、いわば天使態へと移るため、魔力を集中させて深く息を吸い込んで――
「――ぅ、ああああぁぁぁっ!?」
――制御下にあった魔力が、一瞬でコントロールを失った。
陰茎を、ふたなりペニスを、じゅるじゅると何かが舐め上げている。股間へ取りついた壺状触手の中、あらゆる向きから、あらゆる角度から、柔らかで温かい舌のような器官に舐られている。根本を、竿を、カリ首を、亀頭を。部位ごとに加える刺激の強さを変え、反応を伺いながら刺激の種類を変え、効率的な搾精を求めて最も弱い場所を探り当てようとしてきていた。
ぐるりと一週させた触手舌で根元を軽く締め付け圧迫しながら這い回って刺激してくる。粘液を唾液がわりにまぶし擦り込みながらその身を食い込ませてくる。柔らかな触手舌が這い回るたび全身を支配する、軟体動物のようにおぞましく、それでいて体の内側を舐め上げられるような甘美な刺激。ぞくぞくと震えた肉茎の先端を、歪な返しのついたシルエットを優しく撫で上げられ、全身が甘く痺れる切ない快感に思わず腰を浮かして感じ入ってしまう。
「はぁ、ぁ、ぅ……っ!」
快楽に呑まれまいと、こんな触手などに屈してなるものかと、湧き上がる射精感と淫欲を必死に抑え込む。ふたなりペニスへと与えられる刺激に必死に耐え、なんとかして態勢を整えようと乱れかけた息を整えようとして、
「んう、ううぅぅ――っ!!」
その我慢ごと強引に押し流される。
オナホール型触手の壺部分がぐぽんと音を立てて収縮し、内部の触手を膣襞に見立てて肉槍を勢いよく愛撫する。先端の穴に張っていた薄膜でペニスを捕らえ、亀頭と触手たちの姿を浮かび上がらせながらぴっちりと張り付き覆い圧迫する。
たっぷりの愛液に満たされた膣襞をかき分け最奥を突き上げるような、疑似蜜壺への強制ピストン運動。人の手では到底作り得ない淫らすぎる触手オナホールの構造に、それらがもたらす触手でしか実現し得ない複雑な快感に、色事を不得手とする天使は抵抗もできないままいいように喘がされてしまった。
たったの一度、根本に向けて吸い付きながら舐め降ろされただけで、びりびりと背筋に電流のごとき快感が迸っていた。感じていないと取り繕うことすらままならない。湿り切った吐息を漏らさぬよう、情けない喘ぎ声を聞かせぬよう、必死に歯を食いしばるので精一杯だった。
「やめ、離し――はぁ、ぅ、ぁあ、あっ、んあぁ……っ!!」
じゅぽん、ぐちゅん、と粘ついた水音を立て、薄膜触手オナホールによる往復運動が始まった。
ただでさえ無数の舌触手に愛撫される複雑な刺激を与えられていた陰茎に、疑似膣への疑似挿入運動という快感の奥行きを与えられる。根本を吸い上げ、先端までを嫐り抜き、局部を吸着しながら圧迫し、緊張を解きほぐすように絡みつく。ルミアの反応に合わせ、不規則に、容赦のないリズムで繰り返される、叩きつけるような激しい伸縮運動。
ただ機械的に往復させるのではない、ひとつひとつの刺激の味を覚えさせるような緩慢さを孕んだリズム。蠢き這い回る触手舌の柔らかさを、ペニスを薄膜で捕らえられる感触を、根本で感じる壺型部分のきつい吸い付きを。触手オナホールの気持ちよさをゆっくりと丁寧に心身へと刻み込むような陰湿で執拗な責めに、植え付けられた陰茎が、キュンと締め付けられるように悦んでしまう下腹部が、快感に咽び蕩けだしているのがわかってしまう。
「む、胸っ、噛まなっ……はぁ、ぁ、ぁああぁああぁぁ……~~~~~っ!!」
胸を舐めまわすばかりだったヒトデ型触手の、その硬く膨らんだ先端へと甘く噛み付く責めがトリガーとなった。
我慢の戒めから解き放たれた快感が瞬く間に全身を支配していく。背筋をしならせ、腰を浮かせ、舌を突き出して絶頂に酔い痴れる。母乳を、精液を吐き出しながらの濃厚な法悦に、甘い甘い蕩け声を腹の底から絞り出されてしまう。
迸った精液がコンドーム代わりの薄膜を膨らませていく。溢れたミルクが乳肌を濡らしていく。絡みついた触手に崩れ落ちることも許されず、力の入らない膝を情けなく震わせながら屈辱の敗北絶頂に浸らされる。
「っひ、あ、あぁぁぁっ!? 魔力、吸い上げられっ――うあ、ああぁぁ……っ……」
胸を、股間を覆う触手たちが、青白い魔力の光に包まれる。排泄の心地よさに似た放出感と、力を抜いて横たわった時のような僅かばかりの脱力感。絶頂の快感に混ざる魔力吸収の淡い虐悦が、天使の全身へとゆっくりと広がっていく。
ごくり、と呑み下すようにヒトデ触手が脈打つたび、活力を得たすべての触手たちが力強さを得ていく。体液とともに力を削り取られ、奪われた分だけ敵を活性化させてしまう、天使としての使命に反する背徳。エナジードレインに伴う破滅的な被虐が、ルミアの心を惑わし敗辱の悦楽に狂わせていく。
抗うための力を、天使の体を構成する魔力を、低俗で脆弱な低級淫魔に貪られる屈辱。指のひと振りで滅ぼせるはずの相手に手も足も出ないまま、弱点を嬲られる快感で、無防備な体を貪られるエナジードレインで、天使という存在を冒涜される恥辱。数多の淫魔たちを、名だたる魔族をも滅ぼしてきた高位天使のプライドが踏みにじられる屈辱感に、淫魔たちとの戦いの中で目覚めさせられてしまったマゾヒズムが共鳴してしまう。
「も、やめ……離し、なさ……んぅぅ、ぁぁ……っ」
「こんな相手に」。「知能もない触手ごときに」。「変身できさえすれば」――。屈辱が積み重なれば積み重なるほどにゾクゾクと心が昂り、拒まなければならないはずの快感で抵抗の意思まで蕩けさせてしまいそうになる。
取るに足らない雑魚触手の、高位淫魔とは比べるべくもない稚拙な愛撫。だからこそそれは、強力な淫魔との戦闘で昂らされた現在のルミアにとって、ひどく効果的な無力化手段となっていた。
再びの変身を許さず陰茎へと喰らいつくオナホール型触手の、無数の舌が這い回るようなおぞましく濃密な快感。知能すらない低位淫魔のもたらす腰が砕けるほど甘美な悦楽に翻弄され、天使は抗う力を舐め溶かされていく……。
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「――はぁ、っ……!」
オナホール型触手が魔力精液のたっぷり詰まったコンドームを地面に落とし膜の張り直しを行っている僅かな時間。その間に快楽を振り払い、天使態へと変身を果たす。
白銀の髪、頭上に輝く天使の輪。神々しい光に包まれながらも、股間に起立したままの剛直、火照った肌は変わらずルミアの発情を示している。青白い光の中から現れたスーツはぐっしょりと汗に濡れ、全身にぴっちりと張り付いて柔らかな起伏を強調する煽情的な衣装と化していた。
「っ……早く、どきなさ……っ」
全身に残る甘い絶頂の残滓。保有魔力の総量からすれば微々たるものではあるものの、体から魔力を抜き取られた脱力感も残る。
簡単に御せる相手とはいえ、少なからず追い込まれた状況。一刻も早く抜け出し、安全な場所で休息を取りたい――初めよりも深くきつく拘束された四肢を自由にするため手足に力を込めようと、した瞬間。
「うあ、あぁあ――っ!?」
にゅぢり、と音を立て、張り詰めた怒張全体が何かに覆われる感覚が走った。
陰茎全体に感じる圧迫。ぬめりを帯びた得も言われぬ質感。痛みを覚えない程度の締め付けで敏感な肉茎を責め立てる、避妊具のような薄い膜の感触。先程までは限定的に味わわされていた搾精器官の一部分、オナホール触手の先端部へ張られていた薄膜部分が、まるでコンドームのようにルミアのふたなりペニスへと装着させられていた。
体の芯まで浸るような濃厚な快感を与えられ続け、たっぷりと目覚めさせられてしまった天使の悦楽神経。その中でもひときわ弱く敏感なペニスに与えられた未体験の刺激は、他のどの感覚よりも速く、認識できる限界まで高い解像度で脳の髄に届けられる。
根本を閉じる形で引き延ばされた薄膜コンドームのフェティッシュな装着感は、ただ触手で嬲られる時とは一線を画す異質な官能があった。怒張の力強い突き上げにシルエットを変えていくゴムのような伸縮性。壺型触手の触手襞までの距離を人の皮膚ほども感じられない薄さ。スーツ越しに亀頭を滑らせるたび思わず声を漏らしてしまうほどに淫靡な、ぬめり気と汚辱感に満ちた妖しく艶やかな質感。そのどれもが昂りきった天使の心身に覿面に突き刺さり、なけなしの理性ごと抵抗力を舐め溶かしていく。
「あぐ、うぁ、あ、ああっ――あ、ああ、ああああぁぁぁ……っ!!」
――ぎゅっ、ぎゅち、にぢゅっ……ぎゅちゅ、にゅぢ、ぐちぐちぐちっ♥ どぷ、どくっ、びゅぐるるるぅっ♥♥
薄膜越しに加えられた触手舌の愛撫と、乳肉を乱暴に揉みしだくヒトデ触手の乳虐吸着が重なった瞬間、天使の体はあっけなく快楽の沼に沈められていった。
薄膜コンドーム越しでぬめりを増した疑似舌愛撫の感触。ヒトデ触手の柔らかな牙でスーツ越しに乳房の先端突起へと甘く噛み付かれる刺激。薄膜を、布を隔てて受ける感覚のフェティッシュな手触り。天使態への変身を果たしてなお知能さえ持たないはずの低級淫魔ごときに弄ばれてしまっているという、どうしようもない被虐と背徳の悦び。
穢れたマゾヒズムが顔を出す。体が、心が、雑魚触手に嬲られる快感に陶酔してしまう。痛切すぎる快感が瞬く間にルミアの全身を支配し、冷静さを取り戻しかけた意識ごと官能の坩堝へと引きずり込んでいく。
「は、ぁ、あぁ、ぅぁ、ああぁっ……! や、めっ……す、吸わな――ぁ、ぅ、ぁぁ、っ……~~~~~っっ」
触手に呑まれた四肢が指の先までいっぱいに強張る。仰け反った体が繰り返し跳ねる。スーツを張り付かせフェティッシュな膨らみをさらけ出す乳房が震え、ヒトデ触手にねだられるままに乳白の雫を溢れさせる。股間に生やされたふたなりペニスが、オナホール型触手ごと逞しく持ち上がってわななき、体の底から魔力精液を放出して悦ぶ。
人間態の時よりも色濃い青白い光が、天使の体から溢れ出した上質な魔力が、触手たちのシルエットから溢れてなお神々しい輝きを放って天使の肢体を彩っていく。煽情的によじられた体、艶めかしく濡れ光る肌とスーツ、官能的な痙攣を見せる柔肉。高位天使の力を低級淫魔の糧とされるエナジードレインの屈辱と、芳醇な魔力ごと精を放つ瞬間の自分の中身ごと漏らしているかのような絶頂感と、その中にあってなお貪欲に敗北天使の肢体を貪り続ける触手たちの愛撫の快感と。
ほんの僅かな自由さえあれば滅ぼせるはずの相手に、反撃の機会すら奪われたまま嬲り抜かれている――心に刻み込まれた致命的な敗北願望が、ありえてはいけない、受け入れてなどいいはずがない恥辱に昂り陶酔してしまう。
「――うぁ、ぁ、ぁぁっ……く、ぅ、んん、っ……♥」
甘い声が漏れる。芳しい匂いが溢れる。精を、魔力を搾り取られ、全身を甘美な倦怠感が満たしていく。
雑魚触手たちのエナジードレインで奪われる魔力量など、ルミアの保有魔力に対して見れば微々たるものでしかない。それでも、ほんの僅かな魔力を喰われただけでも、身動きが取れなくなるほどに昂奮し、屈辱の絶頂に感じ入り、こうして全身を蕩けさせて惨めな敗北絶頂姿を晒してしまっている。
体の底から白濁を放つ吐精の快楽と、家畜のごとく乱暴に乳房を扱われ屈服する射乳の悦楽、それらに心身を屈服させられる被虐の恍惚。受け入れてはならないとわかっているからこそ、それらの冒涜を、屈辱極まりない辱めを受けて、植え付けられたマゾ嗜好は天使の心をどうしようもなく魅了してやまない。
ルミアの保有する、極上の、それも膨大な魔力を触手たちが吸い尽くすには、途方もない時間が必要となる。それゆえに、忘我の彼方にいる彼女に安息は与えられない。この淫虐の檻から抜け出すか、強靭な精神力ゆえに気が狂うことも許されないままエナジードレインの快楽に曝され続けるか――マゾヒズムに惑わされる心が破滅への期待に誘われ、ぞくりと倒錯的な悦びに震え上がる。
心と意識が冷たいゾクゾクに満たされる。思考が冷静さと破滅願望で二分化する。感覚が限界まで鋭敏化していく。触手の蠢きが、性感帯を責め立てる瞬間のほんの僅かな予備動作まで、詳細に綿密に感じられる。
突きつけられた選択を前に逡巡している間も、触手たちの活動は止まらない。捕らえた天使を肉悦に堕とすため、極上の餌から一切の抵抗力を奪うため、触手たちは蠢き快感を注ぎ込み続ける……。
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Skebでご依頼いただいた「戦闘後、人間態に戻ったタイミングで触手に絡まれ搾精搾乳エナドレ敗北してしまうルミア」から一歩踏み込んで「変身しようとして快楽によって変身失敗してしまう」「辛くも天使態に戻ることに成功したけれど快楽に流されて連敗エナドレ絶頂してしまう」をやりたいな~~~~~~~~~ってなってやった! やつです!!!1
ご依頼内容めちゃめちゃしっかりと設定を踏まえた上で欲望を注ぎ込んだ文面となっていて、リクエストをいただいた瞬間ウワア~~~~~~~~~となりながら前後の予定とか「今このドレス描けるのかな」とかそういうの飛ばして後先考えずに承諾してしまいました。本当に感謝していますありがとうございます。
続きのリクエストとかされてないけど描いちゃった。てへ。変身できずそのまま完全敗北したifシチュエーションとかは現状あんまり考えてないので思いついたらどこかしらに投げ込んでみてください。
本来だったら絶対負けない相手に負けるやつとか、ひとつひとつは簡単に対処できる触手が束になって襲ってきて対処が難しくなるやつとか、なんかそういうの……めちゃめちゃ……すきです!!!!
ここからもっと発展するネタをやりたいところではあるんですが、さまざまな理由で11月に入ってしまう前にひと段落つけたかったので、いったんここで形にしました。
こういうオナホ触手めちゃくちゃよくないですか!? 薄膜コンドームつき、内部で触手舌が襞のごとくみっしり詰まっていてあらゆる弱点を嬲り抜いてくれるオナホール触手。人間の作るオナホールでは絶対に実現できない、淫魔が生み出したものであるからこそえげつない搾精機構がついている性玩具、めちゃめちゃいいな~と思います。
あと薄膜拘束をふたなりペニスに限定してかけてみました。コンドーム装着させられて魔力精液まるっと収集されるみたいなのが大好きなので、その延長線上でやりたくなりました。以前やったスライム薄膜拘束のやつと概ね似た感じのアレです。
それと今回、濡れ透け表現がまた一歩先に進んだ……気がします! ぬるてか感とか、ぴっちり部分と谷間部分の違いとか、揉まれた乳房のスーツ越しの形状の違いとか、なんかそういうのが伝わっているといいなのきもち……!
ズィー
2023-11-21 12:36:37 +0000 UTC