暗がりの広い部屋に妖しい色の光が放たれ、中央にしつらえられた大きなベッドを照らし出す。明らかな非日常を彩るその空間に、熱気と興奮、そして劣情が渦巻く。
知性ある淫魔たちが集い、”ステージ”と名付けられた中央のベッドで繰り広げられる、趣向を凝らした淫らなショーを愉しむ催し。一様にその中心へと視線を向けるその先、絡み合う二つの女体。かたや兎の耳を頭頂部付近に伸ばした桃色の少女。そしてその足元、白いボディスーツの天使が、首に魔力の枷を嵌められて自由を奪われた姿で今まさに組み伏せられていた。
「っ、ぐぅっ!」
『はぁい、そこまで! お姉さんのお仕事は鬼ごっこじゃないよね?』
『高位天使ルミアと発情兎ラビエの性闘ショー』――今日のメインイベントと銘打たれたそれは、ルミアが兎娘とイかせ合いをし、先に力尽きたほうが負けだとするものだった。
”神の尖兵”と恐れられた高位天使が淫らな戯れに身を委ね、発情した兎の小娘と互いに求めあいながら快楽に翻弄され、高潔さを失いながら辱められ敗北していく――そういった筋書きが用意された、闘いとは名ばかりの凌辱ショー。
ルミアを捕らえた高位淫魔の目論見通り、そして集ったオーディエンスの期待通り、天使は情事において全くの無垢だった。組み合っては太刀打ちできないとわかりきっている以上、時間を稼いで逃げ切るしかない――そうベッド上を逃げ回っていたルミアを、兎娘はほんのひと跳びで捉えてみせた。
兎のもつ脚力、そして跳躍力。首枷で絶対的な魔力の行使を封じられたルミアなど、ただの獲物にすぎなかった。
『天使のお姉さんが踊るダンス、たぁっぷり見せてちょうだい? ほらいくよっ、ワン、ツー、スリーっ♥』
兎娘は華奢で小柄な体に不釣り合いなほど発達した太腿を躍動させ、スプリングの軋む音を引き出しながら繰り返し激しく跳ね、抜け出そうともがくルミアを”ステージ”に縫い留める。
下半身に何度となく尻を、股間を打ち付けられ、浮かせかけた天使の腰がベッドへ落ちると同時に。
「くっ、ふ、ん、んんっ……!」
『どうしたのお姉さん? そんな甘い声を出して、まるで誘ってるみたいだね……♥』
股間に生えたモノを陰埠に擦られ、打ち据えられ、押し潰され――抑え切れない甘い感覚が、尻を落とされるたび下半身に広がっていく。
発情兎が跳ねるたび振りまかれる牝のフェロモンがゆるやかに広がり、だんだんと思考を甘く痺れさせてくる。
『もっと欲しい? いいよ? ちゃんとおねだりしてくれたらどこだって使わせてあげる。お口? おてて? 胸? 脚? やっぱりおまんこ? それとも、この腋のえっちな匂いとかかなぁ……♥』
獲物がゆっくりと官能に呑まれつつあることを、淫魔の兎が見逃すはずはない。手で、指で、動きで、全身で。腰と脚だけを激しく跳ねさせながら、淫らな言葉とともに妖しく体をくねらせて誘ってくる。
怒張を口に含み、指を複雑に絡ませてシゴき上げるジェスチャー。胸や脚を指でつつき、その張りと柔らかさを見せつけるデモンストレーション。時折跳躍を休んでは愛蜜を塗りたくるようにねっとりと秘裂を陰茎に絡ませ、また時には濃厚な牝の匂いを漂わせる腋の下を見せつけてその媚肉とフェロモンの淫らさをアピールする。
『このカラダに抱かれれば、このような快楽でもてなしを受けることができる』――横たわる天使に、遠巻きに眺める観客たちに向けた、強く劣情へ訴えかける艶めかしい動き。
この空間に満ちた発情を誘う”葉っぱ”の煙に包まれ、催しの前からずっと発情させられていたルミアの身体では、小さな淫魔の誘惑に耐えられない。
「ふっ、ふぅっ――ん、くっ、うぅ……!」
『――あは、あははっ♥ こんなので出しちゃったね~♥ 天使のお姉さんでも、こんな女の子の誘惑で昂奮したりするんだ? あはっ、ちょっとサカりすぎじゃないかな~?』
びくり、と天使が体を強張らせ、唇を噛み締めて身を震わせる。汗に濡れたスーツを伝い、精液が溢れるように吐き出されていた。
兎娘にふたなりペニスを押し潰されるたび、とぷ、とぷ、と、ひとしずくずつ順番に腹を伝ってベッドへと垂れ落ちていく。兎娘の誘惑に屈した証が、淫魔の前では到底隠しきれない精臭が、天使の中から産み出された穢れが、煮え滾る熱を伴って、二度、三度と吐き出される。
『この程度じゃ満足できないしょ? ラビも全然満足できてないんだ。だからもっと気持ちいいことしようね――ウサギよりも欲しがりの、発情天使のお姉さん……♥』
腰をくねらせ迫る兎娘。せせら笑う観客のさざめき。淫魔の言葉と瞳に射抜かれ、ルミアの心が被虐で絡め捕られていく……。
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レズバトル強制される要素を入れたかったり、濡れ透けスーツの塗りがいい感じになって嬉しかったりしたやつです。
ロケーションはでかいステージがあってポールダンスとかストリップショーとかするショーパブやナイトクラブ的なのをイメージしてますが、世界観的にナイトクラブは存在しないので、淫魔が魔法とかでライティングしてるなんかそういう感じのところです多分。