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今回は、なろう企画の主要キャラで、なんとなくイメージがあるキャラ、勇者のキャラデザのラフと、設定の話をできたらと思います。ただ最初に申し上げるんですが、キャラデザは失敗じゃないけど、全然完成も成功もしてません。方向性だけ出せたかなという感じです。しかも、これからのなんやかんやで180℃変える可能性も余裕であります。あくまで僕の好きな感じで雰囲気を出してみただけで、完成には程遠いです。その点、愛田れいたはキャラデザとして一応は完結してるから、そこだけは偉い。まあ人気もないし、僕的にもそんな好みのタイプというわけではないのに、描きやすいし、やっぱキャラデザとして一応は完成してるから(僕の中で)。まあ自己満足のようなものなのでしょうが、そういう小さいことの積み重ねがいつか何かの形になるかもしれませんしね。いえ、経験上、僕はそのように思っています。それこそ自己満足の世界ですが(笑)。自画自賛はしたくないし、しないようにと思ってますが、どうなんでしょうか。ってそういう話じゃなくて!
勇者のキャラ設定の話でした。もしよければお付き合いください。たたき台なので、叩いて叩いて、洗練されたものになっていけばいいなあと思います。
概要
今回の企画の核になるキャラで、一番大事なところかもしれません。このキャラ作りが成功すれば、物語もほぼ成功するはずといっても過言ではないでしょう。
コンセプトとしては、前の投稿でもちょっと触れましたが、「制御不能の最強キャラ」です。女神が管理するアニマリアの世界には「戦いの申し子」と呼ばれる超人的な人間が存在しますが、「原初にして最強の申し子」、最古の転生者で、唯一赤ちゃんの時代からアニマリアで勇者教育を受け純粋培養で育てられた、異世界歴も最も長い18年、バケモノじみたスキルを嫌というほどガン積みし、チート級の強さを誇る地球勢力の切り札、ただし極めてアウトオブコントロールな存在という、それが勇者です。勇者があまりにも制御不可能なので、女神は勇者以降の「完全転生者」を召喚していないほど。完全転生とは、才能ある異世界人を赤ちゃんの状態でアニマリアに召喚して1から育てること。勇者以降は「中途転生」というカタチで、目星をつけた異世界人を分別のつく年齢のアニマリア人・現界人として召喚し、「申し子」として世界の守護に協力させています。それくらい唯一の完全転生者はヤバかったということです。まず人の話を一切聞かないし、そもそもほとんど話が通じない。これまでレベル100勇者とかも書きましたが、この勇者はレベル1000前後と推定されていて、これは魔王サタンとほぼ同等。女神が育てた渾身の傑作ですが、同時に失敗作でもある。勇者の帝王学がマズかったのか、人格形成に著しく失敗し、もうほとんど精神障害者です。一般市民がレベル一桁台とかなので、そもそも言うこと聞かせるのが無理なのです。さらに悪いことに、じっとしていると徐々にストレスを溜め、欲求不満を爆発させるために戦闘や冒険、いるはずもない好敵手を求めて暴れだします。なので、この暴走勇者を言いくるめて、鎮め、手綱を握ってうまく操ることがこの話のセントラルドグマになります。また、アニマリアの世界では攻撃力のパワーバランスがブッ壊れてますので、勇者も魔王も攻撃力は異常に高く、それこそ宇宙人の王「神なるもの」をも打ち倒せるほどに強いのですが、防御力は意外なほど弱く、狙撃や強襲を受け暗殺されるリスクは常にあります。なので、勇者は欠くことのできない秘密兵器でありながらも、敵から隠しながら、かつ守らねばならないという、しかもいつ暴走を始めるかわからず、手をつけられないほど強いという、非常にデリケートで扱いが難しいのです。
どれくらい強いのか・スキルの特異性など
「ドラゴンつってもよ、おれたちはクエストのつもりでやってるのによぉ、勇者、あいつだけはボールのほうだからな…!」
勇者の絶対強者ぶりを決定づけているのは主に二つのパッシブスキル(常に自動的に発動している潜在的な能力)です。一つは「超絶」。おもにこのスキルのせいで勇者は最強になってます。ステータスを爆発的に強化させていると言われますが、勇者の力を計測する手段がないので、どれくらい上昇させてるか等の詳細は不明。二つ目は「龍玉」。これは、地上では最強の呼び声高い龍族、その七大支族の首長を一騎打ちですべて打ち破った勇者が与えられた、龍族の至宝にして驚異的な生命力の源です。「命のかがやきシステム」の話を以前の投稿でしましたが、あれは天使族の異常な力の源っていう話でしたが、それの龍版みたいな感じです。龍の力なので、かがやきシステムより強いですね。それが七つあるので、もう全然強いです。しかもそれぞれの龍の特徴も受け継いでますので、勇者は口から火を吹いたり毒を吹いたり、絶対零度の凍気を吐いたりできます。あと普通に空を飛びます。スキル「舞空」があるので。
で、アクティブスキル(使用者が使いたい時に発動できる特技)もいくつかご紹介します。
・「蛮勇波」
かめは○波みたいなやつです。
・「蛮勇砲」
ギャリッ○砲みたいの。
・「蛮勇斬」
斬撃技。
・「蛮勇弾」
超すごい弾丸みたいの。
・「勇気玉」
みんなの勇気を少しづつ分けてもらい、超おっきい太陽みたいな弾を作る。
・「蛮勇コレダー」
電撃技。勇者は無属性の勇者力の技以外では、電撃属性技が比較的得意。
・「蛮勇ゲイザー」
勇者力を間欠泉のように地面から噴出させるから危ない。
・「ジオデイン」
・「ライダイン」
ともに雷撃魔法。地球そのものを破壊しかねないので、空に向かって撃つ。
・「ベホマラハン」
自分や周囲の仲間を含めて完全回復する魔法。
・「ザオリカーム」
死者を復活させる魔法。
・「バイキルカジャ」
物理攻撃力が2倍になる魔法。重ねがけできる。勇者はこれを多用する。メンヘラの独り言みたいに早口で高速でつぶやく。
などなど。ほか多数。まさにZな感じの戦士です。乙です。疲れてきたでしょう(笑)?
こんなヒロインは嫌だ(笑)
なので、この勇者の相手をするのが主人公パーティーの役目になるかもしれません。この勇者はヒロインにはなりえないと個人的には思っていますが、物語の構造上
、ストーリーの要求としては、この勇者がヒロインになるしかないですよね。だってそれで話が一つできますから。でも、う〜ん、こんな破壊神みたいなヒロイン嫌ですけどね(笑)。話のやりとりが成立しませんから。すぐ独自の「勇者論」を展開し出しますからね。「勇気」や「正義」についての禅問答とか、まったく独自の「勇者観」みたいなものがあって、普通の人間では全然ついていけませんから。ただ、いい子なのはいい子なんです。正義感も強いし、世界を守る使命に燃えている。ただ、何がマズかったのか、頭がおかしいんですね(笑)。
このイカれキャラの手綱を握る可能性があるのが、やはり主人公のポンコツパーティーになるでしょう。ラブロマンスに、なるかぁ〜?って思うんですが、遊び人のチャラ男が勇者の恋愛感情を目覚めさせるかもですし、まあこの構造で物語を成立させるなら、そっちの路線しかないですもんねえ。。あるいは、料理人がグルメの切り口からも勇者の心を徐々につかんでいくかもです。盗賊が勇者の大事なものをスティールして、決死の逃亡劇を演じて、まあ追いつかれたら一発でやられますからね、勇者を目的地まで誘導して到達させる話もできそうです。化物には化物をぶつけりゃいいんだよってタイプの話ですね。ただ吟遊詩人、商人、踊り子では、勇者に食い込む余地はないっぽいですよね。あります? パッと思いつかないです。ただ、戦闘には向いてない、たいして役に立たないへっぽこ職が、思いがけず勇者の操縦に成功するという、恐竜勇者と彼らのやりとりが物語の肉になっていくでしょう。ポンコツ職が暴走勇者を篭絡していく話です。彼らのやり取り、関わりを描いて、次第に勇者が人の心を獲得していくみたいな、そんな話になるかもしれません。まあ似たような話はゴロゴロしてるでしょうが、どこかで独自性を出せたらいいなと思います。ちなみに勇者の一人称は「僕」です。ボクっ娘です(笑)。
キャラデザインの話
キャラデザの上でも、勇者には目のハイライトを入れていません。精神状態がまともではないことを表現するためです。もう逆に、神仏のそれと近い領域に達している可能性もあると、劇中で形容されます。まゆ毛は太くて濃く、意志の強さ・頑なさを、ボブカットは、おしゃれ・女性らしさへの頓着のなさを表しています。コスは、異世界の体操着で、同じく装備への無頓着を、というより、勇者の動きに耐えられる装備が存在せず、勇者が想定している敵の攻撃に対して有効な防具もまた存在しないという理由もあり、だったら普通の服でいいし武器もいらないという実際的な事情になってます。勇者の名札は、原初にして最強の申し子であり、最強職である「勇者」への強いこだわりを、ハチマキは同じく強い意志を表現しています。
体操着の対案はあって、水法被にふんどし姿も考えでます。前の襟に「勇気」「正義」と刺しゅうがあって、背中には大きく「愛」と染め抜かれています。ただ、その衣装はクセが強いですから。威勢がいい・切符がいいみたいな余計なイメージがついちゃうので。
下敷きにしたキャラは何人かいて、まずマッハブレイカーズのマコトです。大好きなので(笑)。あとはエアマスターの黒正義連合のボスの人。性格が真っ直ぐな感じとか。あと旅団のクロロがかっこよすぎて、目が黒くてハイライトがないのはここから。ただ、この勇者は闇っていうか、病んでるとも違うんだよな。ただ、頭はおかしい。光が強すぎて、あまりに強すぎて、それはもう闇とおんなじじゃね? 区別つかなくね?って感じというか。。
今回の設定では、身長は180cm前後のアスリート体型です。もっとチビで、小中高のクラスに一人はいたスポーツ万能の女の子、ボーイッシュで元気が良くてかわいくて、男子にはメスゴリラって呼ばれてるけど実はみんなその子でシコってるという、そういう女の子っているじゃないですか。日に焼けててね。そういうタイプも考えてます。ただ、頭がおかしいイメージとはちょっと相性が悪いですもんね。
この勇者のキャラデザはほんと大事で、物語全体の趨勢を決めるというか、肝心かなめの部分なので、慎重に作っていきたいですね。今回のたたき台はあくまで僕が好きなタイプとおぼろげなイメージをラフにしただけなので。黒髪ロングとかポニーテールとか普通に考えられますから。ハチマキやブルマも熱血っぽく「赤」とか。ただ「熱血」ともちょっと違いますからね。鬼龍院皐月っぽい感じでもないですから。かつてないヒロイン像には、やはりかつてないデザインが要求されます。ドンピシャなやつを模索していきたいです。
そうですねえ、超勇者ハルヒみたいな感じ、あれも神デザインですから真似しようったって無理なんですが、あんな感じを目指したほうがいいのかもしれませんね。萌っぽく、万人受けを目指すじゃないですけど。その考え方の方がいいかもしれません。ガンダムみたいなトリコロールカラー入れたり。もっとマッハブレイカーズのマコトそのものに寄せて、銃夢のガリィっぽい要素も入れてみたり。考えるのは楽しくも実に悩みどころです。あとは、キャラの性質上どうしたって嫌われてしまいそうなポジションになりそうなんで、なんとかしてそうならないような感じにしたいです。ハードル高いかな。
最後に、最近ハンターハンターの絵を描かせていただいたので、御大の画風を意識した感じのやつを。目のクマというか、涙袋っていうんですかね、先生は描かれると思うので。それっぽいやつ。
今回のキャラメイクも、実はハンターハンターに引っ張られてる部分もあって。幻影旅団のキャラデザなんかメチャクチャかっこいいですよね。旅団は悪いから闇ですが、「申し子」は光でいきたいなって。ただ、光も悪いというか怖いよねって感じも出せたら出すのかな。「最初の申し子」、プリミティブな基本職、戦士・僧侶・武闘家・魔法使い・賢者は、劇中では勇者についで超人的な存在ですが、旅団っぽさを狙えたらとも思ってます。具体的にはまだ全然考えてないけど。
僕は基本的にデッサン大好き人間なのですが、最近グラデーションでシェイド(陰影の陰)の話をしたり回り込みを表現することに飽きてきてるんですよね。自分なりの漫画絵の表現をいつか完成させたいと常々詐欺のように言ってきましたが、ハンターハンターの取材を通じて、冨樫先生の作画のかっこよさに引っ張られて、余計にそれが加速してます。その意味でも、上の絵は気に入ってます。ただ、ウケは悪いかもですが(笑)。
次回は「女神」のキャラデザと設定の話をしようと思います。ここまでお付き合い頂きありがとうございました。お疲れ様です!