前にも書いた「京都ボルテクス」の話で、メガテンのパロディみたいなことをやってみたいということを思ってるんですが、男神や男性の英雄や悪魔を「女体化」じゃないですけど、女性として女神としてキャラデザしたら面白いかなと、一瞬思ったんです。ただ、FGOとかでもうやってるし、昔は男尊女卑の考え方が強いと思うので(ケガレ思想とかもありますし)女性化して描いたら怒られるというか、バチが当たりそうな気がし出したんですよね。一瞬で企画倒れしましたよ(笑)。ですが、せっかく思いついたので、男の神様を女神化して描いてみました。
ところで、お好きな神様や悪魔とかってありますか? 僕は基本、神仏も悪魔も全く信じてはいないですが、世界各地の神話や伝承とかにはすごい興味があって、なのでメガテンも昔から好きです。
て、今回の神様ですが、なんの神様かわかります? 男の神様として伝わってますが、今回は女神として描いてみました。マイナーっちゃマイナーかもですね。でも、ライドウには出たことあるんじゃないかな。記紀に記された日本神話の神、っていうか古事記には記述がなく、日本書紀にしか登場しない謎の神です。好きな神様ってなにかな?って考えたとき思いついたんで今回これにしましたよ。
正解は、アマツミカボシ、またの名をアメノカカセオ(天の香香背男)でした。曰く「悪しき星神」、いわゆる「まつろわぬ神」で、フツヌシ神とタケミカヅチ神の高天原最強コンビをして彼を平伏できず、タケハヅチという神を遣わしてようやく懐柔したという、そのエピソードが好きでして。金星あるいは北極星の神ともいわれますが、はたしてどうでしょうか。古事記には全く登場しないのに、日本書紀にはなんの脈絡もなく唐突に登場する謎さ加減も魅力的な神であります。高天原の天津神勢に敵対したのにも関わらず「天津」「天の」の名を冠するというのもなぜゆえかと。もしかしたら、朝鮮半島経由で日本列島に流入したと言われるヤマトの勢力と同じようなルーツの、また別の集団の指導者だったのかもしれませんね。国譲りに最後まで抵抗したとされるタケミナカタ神と同一とする考え方もあるそうですが、それぞれの記述があまりにもかけ離れすぎていて、さてどうでしょうか。ロマンは尽きません。
さて、今回の女神化に際して、キャラのイメージを固めていくのは楽しい作業でした。フツヌシ神とタケミカヅチ神をも退けたというなら、さぞかし強かったんでしょうし、駆け引きに長けていて頭も切れたに違いありません。高天原とタフに渡り合った老獪さ・狡猾さを出すのに丸メガネにしたんですが、このメガネで一気に意地悪そうな感じになりました(笑)。髪型をみづら結いにしてるのは、ヤマトの神はみづら結いで、まつろわぬ神・出雲神はボサボサの総髪ってイメージが勝手にあって、カカセオ神はまつろわぬ神ではあるが出雲神ではなく高天原系の神であるという推測を前提にしてるので、みづら結いのこの髪型でいいのかなと。オオクニヌシ神は出雲を代表する神様ですが、絵本などにはみづら結いの男性で描かれることが多いんですが、オオクニヌシ神は国譲りに応じた神でもあるので、ヤマトの髪型であるみづら結いにさせられたと考えればつじつまも合うのかなと。これは、金子一馬先生のファンなのでキャラデザの考証もちゃんとしたいぜっていう、アピールですね(笑)。
今回のキャラの性格とか設定的には、圧倒的な軍勢で押し寄せるヤマトの神々には勝てないことは最初からわかっていて、ただ無条件で降伏すれば自分の領民の暮らしや権利が保障されないので、できるだけ自分たちの力を認めさせ恐れさせた上で軍門に降り吸収されるプランを最初から決めており、自分の命をかけて最強のフツヌシ神とタケミカヅチ神に再起不能のダメージを負わせ道連れにするという。頭脳明晰の策略家でありながら、頑強な戦士でもあり自己犠牲の君主っていう。僕の好みのガン盛りですね(笑)。
全部の神々・悪魔を女神化・女体化は無理かもしれませんが、FGOみたいに部分的にならば、ありなのかもしれませんね。どうでしょうか。
オマンガール 拝
オマンガール
2021-05-15 01:31:07 +0000 UTCgirou2
2021-05-14 14:13:25 +0000 UTCオマンガール
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2021-05-14 12:21:41 +0000 UTC