XaiJu
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モチベーション。

この前ふとpixivの投稿履歴を見返していると初投稿からすでに十年以上の月日が流れていました。


十年前といえばスマホが普及しはじめたくらいでしょうか。


まぁこれくらい長くやっていると山あり谷あり、いろんなことがあるわけですけど、ここ数日のモチベーションの低下はヤバかったです。


まず、もう描きかけの自分のラフを見るのがイヤになりました。


ここ二、三年ほとんど画力が伸びてないのには確かにへきれきとしていましたが、まぁまたどこかで伸びるだろうと楽観的に考える余裕が残っていました。


ただ、今回は『もうどんなにやってもこの絵柄から変わらないんじゃないか』という呪縛からなかなか離れることができなかったんですね。


こうなるともう、今まで培ってきたどんな心理学の手段を使っても描く気になれず、私にできたことはペンを投げ出してスマホを見ることぐらいでした。


というか、とりあえずイラストに向き合うのがイヤで、イラスト以外のことを考えて時間を潰すしかなかったのです。


このままだと本当にイラストを投げ出してしまいそうだったので、私は心理学最後の切り札を切ることにしました。


それは【人の感情は必ずニュートラルな状態に戻っていく】ということを思い出す、という手法です。


例えば何年か前に大失恋をしていたとしましょう。


今そのことを思い出しても、辛いことは辛いでしょうが、恋人に『別れましょう』と言われた瞬間とまったく同じ絶望感を抱く、ということはほとんどの人にとって不可能なはずです。


良くも悪くも、人は感情を持続させておくことができないのですね。


この特性を利用して『今は確かにイラストをやめたいかもしれない。でも、1年後も同じ感情を抱いているだろうか?』と自問自答します。


一年前どころか、三日前の感情もほとんど覚えてないのですから、その問いの答えは明らかにノーです。


しかし今イラストと向き合うのがキツイ、というのも紛れもなく自分の正直な感情ではあるので、『それなら性急な答えは出さず、少しイラストを休もうぜ』というところに落ち着きました。


まぁ結局【描きたくない時は無理に描かずに休め】というよくあるアドバイスに従っただけという話なんですが、感情の特性にスポットを当て、自分なりの工夫ができたのはよかったと言えるでしょう。


まだ完全に立ち直ったわけでもないのですが、いつもの半分くらいの時間はなんとか描けるようになってきたので、少しずつ元に戻していきたいなぁ、と思っています。


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