※ここに使用されているイラストはエイシンフラッシュを除き、
すべてAIで制作されたものです。
ここ最近、イラスト界隈で話題のイラスト生成AI【novelAI】を触ってみました。
海外のサイトなのでサブスクの権利の購入も含め、全て英文でのやりとりでしたが、少し調べるとそのあたりの処理も含めて説明してくれているサイトがあったので、その通りにすればなにも問題なく進めることができました。
課金方法はサブスクを契約すると、一ヶ月ごとにアンラスという単位の仮想通貨みたいなものが一定額付与され、それを支払うことでAIにイラストを生成させることができる、という感じです。
価格の違う3つの契約プランがありましたが、お試しのつもりなので一番安い10ドルのものを契約。
今1ドル140円後半くらいなので、1500円ほどのお支払いになりました。
前にドルでネットショッピングしたときは120円くらいだったんだけどなぁ……と、思わぬところで円安を実感することになってしまいました(笑)。
さて、まずやってみたのは自分のイラストをAIにリライトしてもらうことです。
イラストの生成方法はタグに描いてほしいシチュエーションを英語で打ち込み、生成ボタンをクリックするだけ(例・黒髪ロング ツリ目 メガネ 巨乳など。もちろん私はこんな英単語は分かりませんので、翻訳サイトに英訳してもらいました)。
生成する際、参考画像があればそれをアップロードすることも可能で、その場合はアップしたイラストをAIがリライトするみたいな感じになります。
早速自作の【エロ絵】をアップロードし、タグにichinoseshiki と入れて生成ボタンを押すと……なんか誰だか分からない、制服姿の女の子が生成されてきました。
なんでだろ……タグ打ちがよくなかったのかなと思いつつ少し調べてみると、どうやらエッチなイラストは生成できない模様。
少し考えれば分かりそうなものですが、(いろんな意味で)私にとってはエロ絵が身近すぎて、男性向けのイラストが生成できないかも、という疑問すら湧いてきませんでした。
気を取り直して、今度は以前描いた水着のエイシンフラッシュのイラストをリライトさせてみます。
水着くらいはさすがに大丈夫のようで、こんな感じにリライトされました。
かわいいんですけど、なんだかウォッカとエイシンフラッシュをミックスさせたような感じですよね。
これはAIが悪いわけでなく、学習元になっているエイシンフラッシュのイラストが【うますぎる】ため、私のイラストをフラッシュと認識できなかったために起こった現象と考えられます。
少し苦笑しつつ、背景だけを生成してみたり、参考画像をアップロードせず、思いついたままにタグ打ちして、いろんなイラストを描いてもらいました。
私的には夏祭りのイラストがすごく気に入って、こういうイラストが描けたら季節のイベントイラストも積極的に描くんだけどなぁ、なんて思ってしまいました。
使ってみた感じ、背景は参考資料があれば自分のイメージしたものに近いものが手に入りそうですし、キャラに関しても、参考画像を用意し、シチュエーションをしっかりタグ打ちしてあげれば、かなり理想に近いイラストを描かせることができると思います。
ここからはあくまで私の個人的見解ですが……このままAIの技術が進んでいくと、その絵がイラストビジネスに大きな波紋を起こすのではないか、という意見に関しては、私は結構懐疑的です。
なぜならイラストには著作権があり、そのイラストを学習元にして生成されたイラストの著作権がどうなるか、現段階ではまったくの不透明だからです。
少し調べてみたところ、AIが生成した創作物には著作権はないそうですが、じゃあそれは一体誰が著作権を持っているのか?というと、その創作物が作られた状況によって異なるらしく、このあたりの法解釈はかなり複雑です。
将棋や囲碁、それにバックギャモンなどのいくつかのボードゲームは、AIが人間よりはるかに強くなってしまいましたが……。
これらのゲームの【戦法】や【手筋】には著作権というものがなく、AIに学習させる際、そのあたりを気にせずプロや強い人の戦法や手筋をガンガン【喰わせて】成長させることができました。
しかし、イラストにはきちんと著作権があり、AIの学習元に使うことが果たして著作権的にどうなのか、現状はこの辺もかなりグレーです。
極端な話、AIで生成されたイラストが原因で裁判が起こった場合、『このイラストはAIが学習する過程において著作権を侵害しているため、これの商用利用は盗作と同様である』という判決が出る可能性すらあります。
ここまでのことがなくとも、プロやハイアマチュアの方々がネットなどにイラストをアップする際、【このイラストをAIの学習元にすることを禁じます】と一言添えるのが当たり前になれば、プログラマー自身が神絵師でない限り、AIを成長させることができない、なんて事態もあり得るでしょう。
ありきたりな所感になってしまいますが、AIとイラストを描く人間がうまく共存して、より良い創作環境が形成されているような未来がくるといいな、と思っています。