本当に若いころから取り組んだ方が有利なのか?
Added 2022-08-12 10:06:02 +0000 UTC物事は小さいころ、若いころから取り組んだ方が有利、とよく言われます。
確かに、なにかのプロを目指すならそうかもしれません。
ジャンルによっては幼少期から始めないとスタートラインにも立てない、なんてものもあったりしますよね。
ですが興味を持ってなにかを始め、上達を目指していこう、というだけなら、私の経験を鑑みるに、一概にそうもいえないのではないかなぁ、と考えたりします。
私の若いころというのは絵に描いたようなアホンダラ若人で、大口を叩くわりになにか努力するでもなく、自分の人生が思ったようにいかないことを親や環境のせいにする、控えめに言ってロクデナシの類の男でした。
ロクデナシなのは今もあんまり変わらないのですが(笑)、当時の私は『まぁ若いから仕方ないな』で済まされないほど言動がメチャクチャだったので、どんどん周りから人が離れていき、それによってますますクサる、の負のスパイラルの中を生きていました。
もし当時の私が『いっちょイラストでも描いてみるか』と描き始め、ダテナオト先生の指導を受けていても……きっと3ヶ月も続かなかったと思います。
なんせ【なにかの成果を手に入れるためにコツコツ努力する】というマインド自体がなかったことからです。
なにかを始めてみて、少しうまくいかなかったら『才能がない、向いてない』と言い訳し、かといって上達のための努力をするわけでもなく、うまくなっている周りをみては『才能のあるやつはいいよなー』とふて腐れては周りの空気を悪くする、みたいなことを繰り返していました。
そんな割とどうしようもない奴でも、多少の社会経験を積み、いくばくかの知識を頭に入れると、『あ、やっぱりデキル奴はそれ相応の努力や苦労をしてるものなんだな』ということにさすがに気づきます。
いや、おそらくソースケ青年もそのことに薄々気づいてはいたのでしょうが、【不都合な真実】に気づかないフリをしていたのでしょう。
そうしておけばいつまでも、練習や努力といった【苦行】とは無縁でいられるのですから。
遅れ馳せながらそのことに気づいた年齢のあとに、イラストに取り組めたのは本当に幸運でした。
多少は人間的にマシになった、晩学といって差し支えない年齢になってからイラストを始めたからこそ、少しずつ上達しながら、今まで続けられてきたと思います。
まあでも正直、あまりにゆるやかな上達曲線を年齢のせいにしたくなることはありますが……そんな時は『多少は【大人】になったいまだからこそ、できること、できる考え方があるんじゃない?』と自分に問いかけて、その答えを探すためにも、とりあえずイラストを描きはじめることにしています。