才能と練習とIQと
Added 2021-04-23 10:02:51 +0000 UTC私の将棋仲間に、医師をしている人がいます。
お医者さんをしているぐらいですから、地頭の性能でいうと、私とは比べ物にならないくらい優秀です。
ただ不思議なのは、そんな彼と私の棋力があまり変わらないこと。
確かにあちらの方が少し強いのですが、10局戦って7・3や8・2になるほど、力の差があるわけではないんですね。
ちなみにチェスはIQが高い方がかなり成長スピードが早いことが海外の大学の研究で分かっており、同じようなゲーム性の将棋もおそらくそういう結果になる、と想像できます。
じゃあなんでそんなことになってるんだ?というと、これはたぶん練習量の違いでしょう。
彼が毎日病院で残業も含めて忙しく働いてるのに対し、まあ私は自営なので繁忙期と暇なときとの差はありますが、お医者さんほどハードワークであるはずもないので、その分将棋に練習時間が割けるわけですね。
同じように一日一時間ぐらい勉強されたら、たぶんすぐに手の届かない位置まで行かれてしまうと思います。
まあでもそれはあくまでそうなったらの話で、彼が医師を辞めない限り、勝ったり負けたりの好勝負を繰り広げることになるでしょう。
つまり頭のいい人の方が圧倒的に有利なゲームでも強くなるには練習が必要であり、凡人以下でもある程度は努力で太刀打ちできる、ということですね。
そう考えると、才能なんて言葉は専業プロを目指すのでもない限り、意識しても意味がないのかも知れませんね。