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対韓諜報員ゆきかぜ学校潜入 前編

「はじめまして、水城ゆきかぜです。立派な大和撫子にみんなと一緒に学んでいきたいです。よろしくお願いします。」


ゆきかぜは制服であるなれない着物姿でクラスメイト達に自己紹介をする。

彼女が山奥にある全寮制女学校【橘花女学園】に転校をしたのは潜入調査のためだった。

歴史があり政財界の要人の子女が多く通うこの学園が韓国の反日活動家養成に使われている可能性があるとの情報の真偽を調査せよ、というのがゆきかぜに与えられた指令だ。


1時間目2時間目は普通に授業が行われ、韓国の影など微塵も感じさせなかった。

3時間目は語学の授業。

ゆきかぜは普通の学校と同じく英語の授業かと思っていたが級友たちが取り出したのは英語ではなく朝鮮語のテキスト。


「えっ、語学って英語じゃないの?なんで朝鮮語なんて・・・」

「何を仰っていますの水城さん、隣国であり結びつきの強い韓国の言葉を学ばないと将来韓国の方たちをおもてなしすることが出来ないじゃない。韓日友好の為には朝鮮語は必須ですわ。水城さんはまだ教科書が揃ってないのでしょう?私が見せてあげますわ。」

「そ、そうね・・・」


日韓ではなく韓日という表現にいささかおかしさを感じたが、ズキッとした一瞬の片頭痛によりゆきかぜの感じた疑問はかき消されてしまう。

内容は1年生の始まったばかりの授業という事で朝鮮語での挨拶だった。

和服姿の少女たちが立ち上がり教師に挨拶をしていく。

ゆきかぜも例外ではない。


「アンニョンハシムニカ。チェ イルムン ミズキ ユキカゼ イムニダ。」


丁寧に頭を下げて挨拶の口上を述べる。

水城さんいい発音でした──そう韓国人教師に褒められると

ジュンッ

ゆきかぜの下腹部が疼く。


「かっ、カムサハムニダぁ❤」


甘い声を上げ着席する。

周りの席を見渡してもゆきかぜと同じ様に快感でぷるぷると身体をふるわせている生徒だらけだ。

どうしてこんな反応をしてしまうのか、それは入学時にされる注射に秘密があった。

感染症が流行り授業が滞るのを防止するためにあらかじめ予防接種をする、という名目だが実際はマイクロチップを体内に注入するための方便なのだ。

血流に乗り脳まで達したマイクロチップは宿主の脳に細工を施し、韓国に対する忠誠心、愛国心を増長させる。

そうして要人の令嬢たちを韓国に都合のいい存在に調教するのがこの学園の真の姿。

本来ならそれを暴くのが任務のゆきかぜもマイクロチップを注入され、自身の知らない所で徐々に浸食されていた。


「皆さんよくできました。私たち韓国人に挨拶するときは今日の授業のようにやれば完璧ですよ。それじゃあ今日の授業の最後に素敵な韓国語を教えてあげます。」


そう言うと教師はプリントを渡していく。

プリントにはいくつかの朝鮮語のフレーズとその日本語訳が載っていた。

プリントが全員に生き渡ったのを確認すると教師は黒板に向き直り、鞄から取り出した日本国旗を張り付けていく。

ゆきかぜは渡されたプリントに目を通すが、その言葉の数々を見て驚愕する。


(なによ、これ・・・。こんなの学校で教えるような事じゃないじゃない・・・!)


そこに載っていたのは日本を貶めるフレーズばかり。

ゆきかぜを立ち上がり声を上げ問い詰めようとするも口を開いた瞬間、ズキンッ!

っと再び頭痛がする。

脳内のマイクロチップが作用しているのだ。

教師が振り返りゆきかぜを見つめる。


「あらどうしたのかしら水城さん、もしかして率先して読んでくれるの?意欲があって素晴らしいわぁ♪皆さん、大和撫子たるもの水城さんのように勉強熱心じゃないといけませんよ。さあ水城さん声に出して読んでみなさい。」

「あ・・・ぃゃ・・・。」


ゆきかぜは抵抗しようとするがマイクロチップによって思考が誘導されていく。

(読みなさい、声に出しなさい、韓国に服従しなさい)

まるでもう一人のゆきかぜが脳内で語りかけるように脳内に声が響く。

そうしてゆきかぜは印刷された日本への呪詛のような言葉を、黒板に張り付けられた日の丸へ向かって大声で、唾が飛ぶのも構わず叫ぶ。


【イルボンチュゴラ(日本死ね!)】

【イルボヌンハングゲピョンセンサヂュハムニダ!(日本は韓国に一生謝罪します】

【トクトヌンハググヨントイムニダ!(独島は韓国の領土です!】

【ハングゲピョンハッツェヌンコシウリイルボンィヘンボギムニダぁぁぁぁ❤(韓国に併合されるのが私たち日本人の幸せです!】


ハァハァと肩で息をするゆきかぜ。

(なによこれっ身体あついっ・・・❤きもちいいっ❤)

大声を発したからだけではない、マイクロチップからまるでご褒美だというように媚薬物質が発生しているからだ。

じゅわぁぁぁ・・・❤

(いやぁ・・・おまんこ濡れちゃう❤こんなの日本人として言っちゃダメなのに・・・❤韓国なんかの言いなりになっちゃダメなのに・・・っ❤あんっ❤もっと・・・言いたくなってきちゃうっ❤)


「ふふっ、よくできました水城さん。それじゃあ今度は皆でやりましょう。水城さん

もう一度、できるわよね?」

「は、はいっ・・・❤」


今度はゆきかぜだけでなくクラス全員で。

和服姿の女学生たちが日の丸へ向かって大声で日本を罵倒する言葉を放つ。

異常な授業だがマイクロチップに寄生された今のゆきかぜには甘美で楽しい授業としか感じられないようになっていた。


キーンコーンカーンコーン

終業のベルが鳴る。


「皆さん今日はたいへんよくできました。次の授業からは初めに今日渡したプリントの言葉を暗唱しましょう。お疲れ様。」

「「「ソンセニム カムサハムニダ!(先生ありごとうございました!)」」」


朝鮮語で挨拶をし、語学の授業は終了した。

教室に残された生徒達は休み時間どこに行くわけでもなく自分の席でピクピクと身体を震わせながらマイクロチップから与えられたご褒美という名の快楽を甘受していた。





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