年越しJK
Added 2021-01-01 01:22:13 +0000 UTC12月31日
紅白でKPOPアイドルのパフォーマンスを見終えた私は
一年の最後に待ち合わせに遅刻、なんて残念なことにならないように急いでチマチョゴリに着替える。
「それじゃオンマ、行ってきまーす!」
待ち合わせ場所では同じ朝鮮学校に通う友人たちが既に集合していた。
みんなチマチョゴリで可愛く着飾っている。
「ごめん待った?」
「ううん私たちも今来たばっかだから大丈夫だよ」
よかった~ギリギリセーフ!
集合した私たちは紅白の感想を語らいながら多くの日本人が向かう方向とは反対にある神社へ向かう。
道中すれ違う人の中には振袖を着ている人もいた。
よくあんな着るの面倒くさい服着るなぁ、柄もダサいし。
同じ日本人だけどちょっとセンスを疑っちゃう。
それにすれ違うたびに私たちの方をチラチラ見てきて嫌な感じ。
陰湿な島国のチョッパリ根性丸出しって感じ。
そうこうしてる内に私たちは神社に到着。
この神社には遠い昔朝鮮から日本の文字や技術を伝えた人たちの一族が眠っている。
昔から私たち日本人は朝鮮の人たちにお世話になりっぱなしだったんだよね。
境内には私服の人だけでなく私たちの様にチマチョゴリを着ている人も目立つ。
韓流ブームの影響で私たちのように朝鮮学校に通ってない人にも浸透しつつあるらしい。
「あ~トッポギの屋台あるじゃん!寒いから食べよ!」
友達が屋台の列に並ぶ
ハングル文字と朝鮮語が飛び交う境内は初めて来た人にはまるで日本じゃないみたいに感じるだろうな
「ん~辛くてあったまる~!」
友達の買ったトッポギをみんなでシェアしながら参拝客の列へ
「あ、あそこにいる巫女さんもしかして先輩じゃない?」
友達が指をさした方向に目をやると巫女服風にアレンジされたチマチョゴリを着てお守りを売っている学校の先輩たちがいた。
来年は私も巫女のバイト応募しようかなぁ・・・。
「あそろそろカウントダウン始まるよ!」
スマホのワンセグからはKPOPアイドルの年越しコンサートが聞こえる。
アイドルのカウントダウンコールに合わせて私たちも声を合わせる。
5・・・4・・・3・・・2・・・1
「セヘボンマニパダ~!(明けましておめでと~!)」