こんにちは。
今回の作品も以前に各SNS上で発表したイラストを高解像度版に再出力してのアーカイブ的な投稿になります。
初投稿時のこのイラストは着色なしの線画のみのイラストでした。
このイラストを描いていた頃(記録を見直すと2020年の2月となっていますね)はキャラクターに着色する為に要する時間を省略して、その分の作画エネルギーを次の新作キャラクターの線画を正確に描く為の作画時間に分配するという、画力向上の為の強化月間と捉えて、線画のみで何枚かのキャラクターを短期間の内に連作で描いていました(以前にも着色して再投稿した<146_Mustache and heavy bollocks>のキャラクターを描いていた頃と同時期ですね)。
今、再びその頃に描かれたイラストを見ても、己の未熟さゆえのデッサンの狂いばかりが目につき、とても恥ずかしくて全てを初めから描き直したい衝動にかられるのですが、今回あらためて見直したこのキャラクターは、そんなに違和感も感じられず個人的に気に入ってるキャラクターですね。
だからといって、その線画のみで描かれたイラストを、今回そのまま高解像度版で再出力しても自分としてはあまり面白くないし、支援者さんにも申し訳ないので着色したバージョンも作成しました。
細かい部分の線画修正は前述した通り、際限なく描き直したくなるのであえて(ほぼ)そのまま無修正で着色しました。
作成時のエピソードとして思い出しましたが、当時私はTumblrにしかこれらのイラストを投稿する場所を確保しておらず、その2020年2月の時点でTumblrのガイドラインがR18のイラストは投稿禁止という急展開の大騒動の後だったので、この「ノーパンの親父さんが勃起したチンポをタンクトップで恥ずかしそうな表情で隠している」という描写のイラストをいかにTumblr側の検閲AIに引っかからずにパス出来るか、という事にゲーム感覚で取り組み、タンクトップのシワの描き方だけでなんとか勃起した性器を描写しようと努力した記憶があります。結果的にAIをすり抜けてbanされる事なく投稿出来たのですが、今回のようにカラーイラストだったら難かしかったかも知れません。リンクは貼っていませんが、一応今も私のTumblrのアカウントは全年齢対象イラスト投稿用として平行運用しているので、今回も再びスリルを求めてこのカラーバージョンのイラストを再投稿してみようかな(笑)?
イラストタイトルを説明させていただきますとこのを
日本語に訳すと、「私の下着はどこへ行ったの?」といった意味になります。
そしてそのとは、ジャーマンロックといえば代表格とも言えるこちらのバンドのこの曲名からの引用となります。
CAN - Doko E
この曲の歌詞自体はVo.のダモ鈴木がドイツから久しぶりに母国の日本に一時帰国した際にすっかり公害に毒された日本を目の当たりにして、ヨーロッパの方がまだマシだ、はやくドイツに帰りたいといった内容の歌詞なので、今回の私のイラストの内容とはまったく関係がありません。といってもその言葉尻を捕まえてバチ当たりとも言える異次元意訳を基底とした私の創作方法は何時もの事なので何も問題はありません。
私が初めて他のジャーマンロック勢と共にCANを聴き出したのは私の年齢が20代中頃だったのですが、実はこのという曲自体を初めて聴いたのは私がまだ10代の頃で、この日本のバンドによるカバー曲でした。
HIJOKAIDAN - Doko E
こちらはKING OF NOISEの非常階段ならではの異次元意訳カバーバージョンとなっていて原曲とは似ても似つかぬ仕上がりになっていますね(笑)。
私が聴いたときはアナログLPレコードのというタイトルで発売されていて、そのアルバム名自体もCANの同名タイトルのアルバムに対するオマージュとなっていています。
そしてCANのがと名を変えてCD化されたのに合わせて非常階段側もというタイトルでボーナストラックを加えてCD化した、という経緯だったように記憶しています。
私がこのレコードを聴いたのは、当時ハードコアパンク好きだった高校の同級生がCONFUSEやGAIみたいなノイズコアやSOB階段を期待してこの非常階段のレコードを買ってみたけれど全然期待していたような音像ではなかったとの事で「お前、ノイズ好きなんやろ?このレコード買わん?1500円でええわ」と言われて購入しました。
かくゆう私もその頃はTHE GEROGERIGEGEGEを聴いたのをきっかけとしてスピードとエネルギーの放出が有り余って結果的にノイズになってしまったような音像を求めていたので、私自身もこのアルバムを含む他の非常階段のアルバムを聴いてもあまりピンとこなかったんですよね。(その頃はまだ後期John ColtraneのFREE JAZZやこれまたドイツのPeter BrötzmannといったFREE MUSICの存在にも出会っていない子供だったので理解出来なかったのも仕方が無いのですが・・・)なのであまりターンテーブルに乗せることもなく数年後にこのレコードも手放してしまいました。尤も後からこのレコードが444枚限定のプレスだったと知って、少しだけ後悔しましたが(笑)。
私が二十歳を過ぎて、好奇心からハードコアパンクやノイズ以外にも色々な音楽に触手を伸ばし始めていた頃、先輩に「CANとか聴いてみたら?気にいると思うよ」とお勧めされても心の中で「えぇ〜・・CANって非常階段がカバーしていたあの曲のバンドやろ・・・」と、まるで酢豚に混じったパインの存在を箸で避けるように敬遠してしまい、結局聴かず嫌いのまま時が過ぎていったんですよね・・。嗚呼、もう少し早く聴いておけばよかった・・・。
なので、私の中でという曲はなんともほろ苦い思い出として脳の奥の方に
埋没している曰く付きの一曲でもあるのです。もちろん非常階段には何の罪もないのですが(笑)。
何だか(毎度のことですが)イラストより私の音楽体験の反芻的記録になってしまいましたが、実はこのライナーノーツは次回の過去イラストのアーカイブの内容と連動しています。
誰も興味が無いかも知れませんがご期待ください(笑)。
それではまた後ほど・・・。