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237_「 コンマツケワタシノニキビ 」 ( A4・350dpi_+Selected difference ver. 2 sheets )+Self Liner Notes




Final report of work in progress


イラストの進行状況最終報告


前回の報告からまた間が空いてしまい申し訳有りません。

やはり、どうしても毛深い体毛の裸体を描くのは時間が掛かりますね。

逆に服を着ていたら着ていたで、それはまた時間が掛かるのですが(笑)。


というわけで、こちらが完成イラストとなります。


今回のイラストも以前からいつか描こうと温めていたパターンのイラストであり、

この「 コンマツケワタシノニキビ 」というタイトルありきで何かを描こうと考えていました。


一応、日本語にあまり馴染みがないと思われる海外の支援者さんの為に今回のタイトルの意味や言葉遊びの概念をご説明させて貰いますね。このままだと訳が分からないと思うので・・・。


この「 コンマツケワタシノニキビ 」という言葉はいわゆる「逆さ言葉」であり、英語圏で言う所の「アナグラム_anagram」的手法を用いて作成された文章となります。


まず、この「 コンマツケワタシノニキビ 」を逆から読むと「 ビキニノシタハケツマンコ 」となります。そしてさらにこの文をひらがなとカタカナや漢字で書くと、

「ビキニの下はケツマンコ」となりますね。この「ケツマンコ」とは日本における所謂ゲイ用語的な俗語で、男性の肛門を女性器に見立てた呼び名であります。

これらを踏まえてこのイラストタイトルを無理やり英語に翻訳すると、

となるのでしょうか・・・。


最初のイラスト自体の構図としては、脇毛フェチである自分の為に(笑)両脇毛が描写出来るように水中メガネを持ち上げた構図を考えていたのですが、それだと鑑賞者さんに望む肛門へ流れる視線の誘導が散漫になり今回のタイトルの命である「ビキニの下のケツマンコ」の存在意義が相殺されてしまうな、と考えて今回の乙女チックな「マンコくぱぁ」ポーズに落ち着きました。


因みにこの「 コンマツケワタシノニキビ 」という言葉遊びには元ネタがあり、それは「 コンマケワタシノニキビ_ビキニの下は毛マンコ 」という有名な回文です。こちらの文章の方が「 コンマケワタシノニキビ」を普通に読んだ文章も「根負け私のニキビ」と、きちんと意味を成しているので、そう考えると今回の私の回文は役割としては予め破綻していると言えなくもありません(苦笑)。


この名文がいつどこで生まれたのか・・・・後に80年代の某深夜ラジオの1コーナーから派生した回文だと誰かに説明を聞いた記憶があるのですが定かではありません。

ただ、その説明を聞いたのはこちらのバンドのこの曲の歌詞に含まれた「 コンマケワタシノニキビ」の一文がきっかけだった事は覚えています。


THE COMES - Wa-Ka-Me



このバンドに関しては思い入れが強すぎて、解説の振りをした「中年の自分語り」が相当長くなるので説明を割愛しようかとも考えたのですが、少しだけ語らせてください(苦笑)。

なので、ここから以下の文章とリンク先は音楽的なバックグラウンドに興味の無い方は読み飛ばして貰っても全然大丈夫です(笑)。


THE COMESは1980年代初期から中期にかけて日本の東京を拠点として活動していたハードコアパンクバンドです。

バンドの略歴はウィキペディアに詳しく解説されているのでこちらをご覧ください。

(frame embed)



世代的に言うと私は所謂「後追い」の世代であり、私がまだ小学生だった頃の1980年代初めに勃興した国内外の第一次期ハードコアパンクシーンをリアルタイムに体験することは出来ませんでした。なので、私が初めてTHE COMESを聴いたのは1990年代に入ったばかり頃、当時私は高校生で、友人の友人を通じて日本のハードコアパンク界隈にとてつもなく詳しい同級生のX君からカセットテープにダビングして貰ったのがV.A.< OUTSIDER >に収録されていたTHE COMESのこの3曲の音源でした。


THE COMES


1. KANE

2. I LOVE YOU

3. DEAD BOADY




勿論他に収録されていたG.I.S.M.やGAUZEも良かったのですが、このTHE COMESの

体感的なスピード感にヤラれてこの3曲をもう本当に繰り返し聴いていましたね。


その後、先述の楽曲「Wa-Ka-Me」が含まれたTHE COMESの12インチの

ミニアルバムである< NO SIDE>のオリジナル盤と地元の中古レコード屋さんで遭遇する事になり、確か4800円で購入した記憶があります。


The Comes - No Side (FULL ALBUM)


当時の高校生にしてみればかなりの大金で相当迷いましたが・・・今から考えるとあの頃はまだ比較的安価で購入出来たほうだったんだな、と現在の市場プレミア価格と照らし合わせて感慨深く思ってしまいます。

このレコードは私が初めて購入した「日本のハードコアパンク」のアナログレコードということもあり、サルのように毎日ターンテーブルに乗せて聴きまくりました。

けれど、最初に聴いたTHE COMESの音が先述のV.A.< OUTSIDER >のライブ生録り音源だったということもあり、スタジオ録音である< NO SIDE>は楽曲としては素晴らしいのですが何処かこじんまりと綺麗に整っている音像というか熱気や迫力に欠けていて、「この当時のTHE COMESのライブ盤とか発売される事は無いんかなぁ・・聴いてみたいんやけんど・・」と、常に渇望していた記憶があります。


これをイラストの作画プロセスに例えると、ラフや鉛筆で描いた下描きを元にペン入れして清書した後、消しゴムをかけてみると元の下描きにあった勢いや微妙な表情の良い所が消えて無くなってしまうあの現象に近いというか・・・・。


それから自分の人生にも紆余曲折あり、20代の半ば頃にそんなTHE COMESのレコードを含む貴重な国内外のハードコアパンク関係にまつわるレコードやCDの大部分をかなり処分してしまったんですよね・・・。特にお金に困っていたという訳でもなかったのに、今から考えると精神的にどうかしていたとしか思えないんですけれど(笑)、こういう若かりし頃の破壊衝動と紙一重の意味不明な成長願望って誰にでも経験があるような気もするんですけれどね・・。そうして結局自分が30代になった頃に当時手放したレコードや欲しくても買えなかったレコードがCDになって再発される度にノスタルジーではなくて一周巡って逆に新鮮な気持ちで買い求めたりしました。


そんな中、2008年に突如としてこの< NO SIDE>がCDで再発されたんですね。

とある事情で「あそこ(音楽雑誌DOLL系列のCITYROCKER/DOGMA)のレーベルから発売されたレコード群は絶対に公式では再発できない」という暗黙の了解を蹴破る形でメンバーであるDrのMATUMURAさんの(おそらく)個人レーベルから氏のセルフライナーノーツと歌詞付きステッカー付きで前触れも無く発売された事はちょっとした事件でした。

当然私も即購入したのですが、あのオリジナル盤のジャケットの独特な紙の質感や、A面の最後の曲(6曲目の「究極」)が終わっても針が上がらずにループして音の余韻が鳴り続けるアナログレコードならではの仕掛けなどは(当たり前なんですけれど)再現されていませんでした。Discogsを参照してみると、あれからアナログ形式でも海外から何度か再発されているらしいのですが、このあたりのニュアンスも今は忠実にリイシューされているのかな・・・。


そして、この時の再発と同時期にさらに他のレーベル(SS Recordings)からこちらのライブ音源の2枚組CDが発売されたんですよね。


The Comes Live 1982-1984 (full album)



内容的にはこちらの音源の方が自分が十代の頃に夢想していた全盛期のTHE COMESのライブ音源が生々しい録音状態で網羅されていて本当に何十年越しに夢が叶ったという感じで、またあの頃のように聴きまくりました。


あれからさらに月日は経ち、今ではこれらの音源もYouTubeやサブスク(!!)で気軽に触れる事が可能になった訳ですが、私は今の若い子たちを取り巻く音楽環境が本当に羨ましいです(泣)。しかし、それとは反する形で、あのように自分が十代の頃に買ったフィジカルな物質であるレコードの音や匂い(ともすれば買ったレコード店の内装の様子まで)に対する情念に近い感覚で忘れられない記憶は今の若い子たちにとってはどういったものになるのかな?と、批判や嫌味ではなくて純粋な好奇心から興味があります。


あ〜結局、おっさんの長い長い回顧録になってしまった。すみません。


一晩掛けてこんな長文書く暇があったら早く次のイラストに取り掛かれよ、と言われそうなのでこの辺でペンを置きます。



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今回のイラストも全体バージョンは無料のSNS等で公開の予定はありません。


皆様からの金銭的なご支援に感謝しており本当に助けられています。

ありがとうございます。


As for the open plan, this illustration does not have the whole version in free SNS, too.


I appreciate the financial support from all of you and am really helped.

Thank you!

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それではまた後ほど・・・。

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