Final report of work in progress
イラストの進行状況最終報告
先月の締め切りに間に合わず、月を跨いでしまい大変申し訳ありません。
一応、今回のこのイラストが完成版になります。
個人的には「二人の良い表情が描けてよかったな」と思っているのですが、作者自身による思い入れのバイアスが掛かった感想なので、もしかしたら間違っているのかも知れません。
今回のイラストを描いた動機は、以前にというタイトルでこの作品に似ていながらも少し猟奇的な(笑)作品を描いたのですが、今回それをもう一度ポップに描き直してみようかな、となんとなく思ったというのが理由です。
前回と前々回で小物の描き込み量が多かったエロいイラストが続いていたので、箸休め的に全年齢対象用イラストを描いて少し気持ちを整理したいというのもありました。
両タイトルに<sandpaper>という単語が入っているのも特に意味はなく、当時、iTuneに取り込んでいたこのDurutti Columnのアルバムを聴きながら他のイラストを作画していて・・・
The Durutti Column - The Return of the Durutti Column
「 そういえば確かDurutti Columnのファーストアルバムって内容的にはこんなに透明で緩やかな音像なのに初回生産のレコードって紙ヤスリで出来たレコードジャケットやったんよねぇ〜持ってないけど・・・」という心の中の独り言がきっかけとなり、「紙ヤスリといえば無精髭の感触・・・じゃあ次はそれで何か描こうか」と、またいつものように「風が吹けば桶屋が儲かる」的にイメージが膨らんでいって描き出したような記憶があります。
この度、久しぶりにこのアルバムを聴き直して妙に心地いいのはやっぱり色々と精神的に疲れているのかも(笑)。
今回はイラストの差分が少なくて申し訳ないのですが、自分なりに少し作画に対する考え方や姿勢を見直そうかなと思っていて、今までのように最初から細かく区分された大量の差分を作ることを前提に複雑にレイヤーを階層化させたイラスト制作を進めていくと、一枚のイラストが完成するまでに差分作画プロセスの検証行為と再修正に費やす為の膨大な時間がかかってしまい、精神力と体力が疲弊して結果的に「一枚の完成版イラスト」の月間総生産数が落ちていく、とこれまでのFANBOXにおける自分の作画工程を振り返ってみて思ったんですよね・・。なんだかそれって映画の二枚組のDVDで、メイキング映像のDVDの収録時間が長編映画なみに長くて、本編の映画のDVDの収録時間が短編映画なみに短い、といった本末転倒な結果なのではないかと。
まだTumblrがエロOKだった頃、差分や全年齢対象用のバージョン違いなど考えずに無邪気にエロい一枚のイラストを描いて投稿した後にはもう次のエロいイラストを一枚完成させることに夢中になっていたあの頃が懐かしい・・・。
つまり初心に帰ってまずは「渾身の一枚のイラスト」を完成させることを主題として、そこに付随する差分の量は、結果として多いときもあれば少ないときもあります、とした方が作画のモチベーションや制作のペースを保つためにも健康的なのではないか、と考えています。
まぁそうですね・・・、とりあえず次回作は今回の登場人物二人によるエロいイラストを描く予定にしています。
それではまた後ほど・・・・。