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一日目~ある少年の手記~【胸糞注意】

一日目~ある少年の手記~【胸糞注意】 ※先月執筆した男の手記の対のものとなります。短めの少年視点※ いつもどおりの帰り道のはずだった。 ただ、少しばかり入れ違いがあり。 友達と口げんかをしてしまい。 一人ぼっちの帰り道というだけ。 自分は悪くないというキモチと、早く謝って仲直りしてしまいたい。 そんなキモチでぼんやり歩いていた。 ふと、自身を覆う影に視線を上げると。 そこには、いつも挨拶をしてくれる。「挨拶おじさん」の姿。 「こんにちわ。」 いつもは遠巻きでの挨拶しかしないので、至近距離につめているおじさんに驚きながらも。 いつもどおり挨拶をしたはずだった。 次の瞬間体にズンッと響く痛みと、目の前がぐらりと揺れ、底なし沼に落ちるような鈍い感覚が体を襲う。 いしきを失ったせいだと気づくのは次に目を覚ますときだった。 悪い夢でも見ていた気分で目を覚すと視界は真っ暗。 どことなく息苦しい空間にパニックを起こすが、口は何か、布で縛るように塞がれていて。 むぐむぐと苦悶の声しか漏れない。 何分くらいか、自分では何時間も抵抗したような疲労感を考えながら。 不安と恐怖にのたうつ事を。だんだんと諦め。 溢れる涙を吸い取る目隠しに覆われたまま。 暗い棺のような場所で息を殺す。 友達にひどいことを言ったバチが当たったのだろうか? それとも給食を残したから? 先生の言う事を聞かなかったから? 予習をちゃんとしなかったから? 喉元からこみ上げる後悔という熱がぐっと呼吸を苦しくする。 助けて助けて助けて。 自分の状況がどういった状況かも判らず。 ただただ、神様におねがいする。 自分が、道徳的に道を踏み外した。 変質者に愛されるとも知らず。

一日目~ある少年の手記~【胸糞注意】

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