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週末の仔猫『初デート』(オムツ×♂♂退行プレイ5月~全体公開先行)

既に、上司と部下との一線は越えてたんだと思う。 性的な目というより、甘やかすコトが好きなゴロウに甘える週末を一緒に過ごす。 それだけで、今までピリピリと他人に対して、ついキツイ言葉を発してしまう。 完璧を求めて泣かせたり、敵対してしまう。 そんな状況も随分減ったと思う。 けれど、六には、改善した社内生活とは別に一つの迷いが生じ始める。 自身は特に、女性に惹かれるわけでも男性に惹かれるわけでも。 恋愛という物自体には疎いが、少し年を食ったとはいえ、男は生涯現役なんて言葉も使われるくらいに。 恋愛に旺盛な人が多い。それならゴロウの私生活で甘えてしまってる分。 彼のきっかけをつぶしてるのではないかと。 ため息が増えていた。 「むっちゃん、どうした?元気ないな。」 休憩室で。弁当を食べながらため息を付いていた六の後ろにゴロウが立っており。 熱を測るように手を当てられる。 「ちがっ、だいじょうぶですから!」 キョロキョロと周囲を見るが、他の社員たちは外食で出払っているらしく。 自分と二人きりだという事に安心する。 「で、今日は何悩んでたの?」 なんでもないといっても引き下がる気のない彼に、白状するように。 彼の恋路を邪魔しているのではないかと言った自分を本当に呪うことになる。 終業時刻。 他の社員が帰って、 待ち合わせの場所で。 バクバクと口から飛び出そうな心臓を、どうにか胸に収め。息を潜める。 コンコン ココン 「……ゴロゥさん?」 へんな口調になったが小さな声で尋ねると。 「正解。開けてくれる?」 言われるまま、トイレの個室の鍵を開く。 会議室なんかでの密会は何度かした事があるが、トイレという、なんとなく、学生時代の不良や、いかがわしいたまり場を連想する。


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