XaiJu
さつま
さつま

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二度あることは 2/3

「昨日はごめんなさい。見苦しいところを見せちゃって……」  翌朝、アパートの廊下ですれ違った彼女は私を見ると顔を赤らめてうつむきがちにそう言った。頼まれてもいないのに出歯亀をしていたのは私の方なのだから、こうして謝られてしまうとこっちが恐縮してしまう。申し訳なかったと私が言うと彼女は首を左右に振って、 「貴方は悪くないわ。お外であんなことしてたわたしが悪いの。でも、どうしても我慢できなかったのよ。買い物帰りに急に催して、仕方なく橋の下で……」  高架下での自分の痴態を思い出したらしい、大家さんの顔が更に赤く染まった。 「本当はあんなにいっぱいするつもりじゃなかったんだけど、始めたら止まらなくなっちゃって……。お願いだから早く忘れてね。恥ずかしいから……」  それだけ言うと彼女は私の返事を聞くこともなくそそくさと廊下の奥に消えていった。管理人室に向かったらしい。彼女はいつも朝から管理人室で事務処理をしている。  大家さんには悪いが、忘れてという彼女の希望には応えられそうもなかった。昨日見た彼女の脱糞シーンは私の脳にしっかりと焼き付いている。それどころか放屁の音や出した糞の臭いすら容易に思い出すことができた。忘れるどころかなんとかしてもう一度彼女の脱糞する姿を見られないだろうかと、そんなことばかり考えてしまう。  追い出されなかっただけ、ありがたく思わなければ。  そう自分に言い聞かせつつ、一週間が過ぎたある日のことだった。  久々に日が沈む前に帰宅した私の自室のインターホンを鳴らす者があった。  こんな時間に誰だろうと不思議に思ってドアを開けると、そこには大家さんの姿があった。 「突然来てしまってごめんなさい。あ、あの……ちょっとお願いがあるんだけど、聞いてくれる……?」  彼女は顔を赤らめてもじもじと太腿を擦り合せていた。驚きながらも私がうなずくと彼女はほっとしたように、しかし言いにくそうに視線をそらしながら言った。 「その……実は、トイレを貸してほしいのよ。管理人室のトイレの鍵が壊れて開かなくなっちゃって中に入れないの。お昼に行ったときはちゃんと開いたのに、さっき行こうとしたら急にノブが回らなくなってたのよ。家に帰ってしようと思ったけど、もう我慢できそうになくて、どうしようと思ってたらあなたの部屋に明かりがついてるのが見えたから……」  私の部屋のトイレを借りられたら、と思ったらしい。  何にせよこちらには断る理由もない。快く頷くと彼女は「ありがとう」と微笑んで、それから少し迷ったように視線を泳がせた。 「お、大きい方も出そうなんだけど……、本当にいい……?」  願ってもないチャンスに私の心は躍った。ぜひ、と言いたいところだったがそれも妙な話なので構わないと答えて彼女を廊下に上げた。 「ありがとう。本当に助かるわ。あなたが優しい人で本当によかった」  丁寧に礼をすると大家さんは速足でトイレへ向かった。当然ながら間取りは把握しているらしい。  彼女がトイレのカギをかけるのを確認してから、私はドアの前で耳を澄ました。  向こうからかすかに布擦れの音が聞こえる。今日の彼女は黒いタイトなパンツをはいていた。それを少し慌てた様子で下ろして用を足そうとしている。  便座がガタッと音を立てた後すぐに放尿が始まった。シャーッという勢いのよい水音が個室に響いている。音に混じって「ふぅ……」と息を吐く声が聞こえてきた。我慢していたものをようやく出すことができてほっとしたようだ。彼女はそのままずいぶんと長い時間放尿していた。高架下で野糞をしていたときも大量に出していたが、小便の量も負けず劣らず多いらしい。  勢いある放水音がちょろちょろという細い音に変わった頃だ。  突然ブゥッと大きな破裂音がドアの向こうで響き渡った。 「やだっ……」  大家さんが小さく悲鳴のような声を上げる。思いがけない放屁だったようだ。トイレの中で一人赤面する彼女を想像して私は思わず声を殺して笑った。  小便の音は完全に止んでいる。 「……んっ……」  静まり返ったトイレの個室に、小さく呻く声が響く。よくよく耳を澄ましてみると、かすかにプスゥーッとガスの漏れる音が聞こえた。音が響くことに羞恥を感じてはいても、放屁を我慢することはできなかったらしい。少しでも気を抜くと音が鳴ってしまうようで、ときおりブゥッと音を立てては「あっ……」と恥ずかしそうな声を上げた。私は玄関先で見た彼女がもじもじと膝を擦り合せていたのを思い出した。思えばあのときから既に彼女は必死で尿意を堪えつつ、ガスが漏れないように肛門を引き締めていたのだ。そう考えるとなんだかいじらしいような気さえした。 「ふぅ……ん……」  放屁しながら気持ち良さそうに鼻にかかった声を漏らす大家さん。音が出ないように気を付けながらとはいえ、ようやく肛門を緩めることができて安心しているらしい。  やがてガスの漏れ出す音の中にブッ、ブッ、と濁った音が混じり始めた。ガスではないものが肛門まで下りてきたようだ。 「う、うぅん……!」  大家さんが少し大きな声で息んだ。声に合わせて聞こえたのは放屁よりも更に汚い音だった。ガスではない、確かな質量のあるものが彼女の肛門から飛び出す音だ。 「あぁ……ん……!」  ブリブリと脱糞する音に混じって大家さんの喘ぐ声が聞こえる。とても気持ちよさそうだ。  自身が経営するアパートとはいえ他人の部屋ではあるのだから気兼ねなく思いきりとはいかないだろうが、それでも空き地で野糞をするよりマシだろう。大家さんは個室の中で誰にも邪魔されることなく安心して肛門をゆるめている。  私はトイレに座った彼女の姿を頭の中に思い描いた。脱糞シーンじたい一度見たことがあるから想像は容易だった。洋式トイレに座ってうんこをする大家さん。備え付けの洋式便器は大家さんの尻には少し小さいかもしれない。彼女はその大きなお尻で便座を塞いで、開いた肛門から太い糞をモリモリ捻り出している。今も聞こえるブリブリという音がその証拠だ。ドア一枚隔てたところに広がる光景に私は強い憧れを抱き、思わず唾をのみ込んだ。  と、そのとき大家さんが不意に「ううん」と力強く息んだ。ブリュリュッ、ボチャンと、糞が途切れる音がした。  どうやら脱糞は終わったらしい。  大家さんは何度か深呼吸をした後「あっ」と小さく声を上げ、大きな声で私を呼んだ。  一瞬ドキッとしたがどうも盗み聞きを咎めるようではない。  私は彼女に怪しまれないよう時間を置いてから返事をした。少し白々しいかとも思ったが彼女は何も気づかなかったようだ。 「ああ、よかった。聞こえたのね。色々とお願いして悪いんだけど、トイレットペーパーを持ってきてほしいのよ。紙が切れてるみたいで、探したんだけどどこにもないの」  彼女に言われて私はようやくその事実を思い出した。確かに個室にあったトイレットペーパーは今朝の時点でずいぶん少なくなっていたのだ。後から補充しようと思ってそのままになっていた。  私は急いでトイレットペーパーのストックを取って戻った。  トイレの前に立ち、はたと気づく。  紙を持ってきたはいいが、ドアを開けないことには渡すこともできない。  そのことを伝えると、彼女は少しあわてた様子で、 「そ、そうよね。ちょっと待ってて。すぐに開けるから」  ドアの向こうで水を流す音が聞こえる。程なくして扉が開き、その隙間から彼女の白い手が伸びた。 「ありがとう。手間を取らせてごめんなさいね」  できることならそのまま個室に押し入ってしまいたかったがなんとか堪えた。まだ下着をはいていないであろう大家さんを見てしまわないように顔を背けたままペーパーを渡す。  彼女の手がペーパーを握ったそのときだった。  ブウゥーと高らかなラッパ音が彼女のいるトイレ中に鳴り響いた。 「あっ、やだ……!」  意図せぬ放屁に動揺したらしい、小さな悲鳴と共にペーパーが床に落ちた。  思わぬことに視線がぶつかる。彼女は顔を真っ赤にしてうつむいてから、はっと気づいて太腿の間を手で覆った。 「ご、ごめんなさい……おなら出ちゃった」  私は構わないという意味を込めてかぶりを振った。実際は構わないどころか放屁した瞬間の表情を見られなかったことを残念に思ったくらいだが口には出さなかった。  開いたドアから彼女が出した大便や屁の臭いが立ち込めている。  興奮を悟られないよう冷静なふりをしてペーパーを拾い上げているときに、ふと大家さんが小刻みに膝を揺らしていることに気づいた。どうやらまだ放屁を我慢しているらしい。  このままペーパーを手渡してドアを閉めるのは名残惜しいが仕方ない。  私の手から大家さんの手へ今度はしっかりとペーパーを渡す。渡した瞬間、指先がかすかに触れ合った。 「ありがとう。本当に助かったわ」  そう言って微笑む大家さんは本当に美しかった。  その直後、個室中に響く大音量でブリブリブリッと脱糞するまでは。 「アッ……」  とっさのことに混乱したらしい、大家さんは叫ぶと同時にペーパーを投げ出し助けを求めるかのように私の腕を掴んだ。  汚い音をバックに、彼女の端正な顔がみるみる内に羞恥にゆがんでいく。  私は今度こそ我慢できずに彼女をまじまじと見つめた。  大家さんは洋式トイレの便座に腰かけている。パンツを下ろし、下着を脱ぎ、下半身を露わにしてトイレに座っている。  空き地で野糞をするときと違って尻は便器の上だから決定的なものが見えるわけではない。しかしそのとき彼女は明らかに脱糞していた。私の目の前で、顔を真っ赤にして恥じながらもブリブリと音を立てながら糞を垂れていた。 「あっ、や、やだ……わたし……」  私の視線に気付いたのか、大家さんは慌てて手を離し自らの股を覆い隠した。 「ち、違うの。こんなつもりじゃなかったの……。ペーパーをもらって安心したらお尻の穴がゆるんで、つい……うんこが……ああ……」  泣きそうな声で弁解する間にも糞は止まることなくブリブリと彼女の肛門から捻り出されていく。  良心に従うならすぐにドアを閉めて外に出るべきだとは思ったが、私はそうはしなかった。  この一週間近く繰り返し思い描いていた大家さんの脱糞シーンが思いもよらぬ形で再現されている。少なくとも彼女に出ていけと言われるまではこの場に留まりたい。  幸いなことに大家さんは私を追い出すつもりはないようだった。 「ああもう、なんでこんなにいっぱい出ちゃうのかしら……。さっき一回出したのに止まらないわ……」  目に涙を溜めて大家さんが呟く。 「あなたには前にも一度見られちゃったから言うけど……。わたし、うんこがいっぱい出る体質なの……。今日だって朝はちゃんと出してきたのよ。それなのにこんなにモリモリ出ちゃうの」  さすがに少し驚いた。ずいぶんたくさん出しているようなのできっと便秘をしていたのだろうと思っていたのだ。 「便秘どころか快便すぎるのよ。そのせいであなたには見苦しいところばかり見せちゃって申し訳ないわ。……この前お外でしたとき、わたしの出したうんこ、見ちゃったわよね? 最後にしたすっごく長いうんこ見たでしょう?」  見たどころか目に焼き付いて離れないくらいだ、とは流石に言えない。 「お家でうんこをするときはいつもあれくらいのが一度に何本も出るの。昔からそうなのよ。だからなるべく家のトイレ以外でうんこはしないようにしてるの。でも今日はどうしても我慢できなくて……とにかく一本だけでも出せば少しスッキリするから、残りをお家で出せば何とかなると思ったんだけど、こんなことになるなんて。自分で自分が嫌になるわ……。あなたも笑ってくれていいのよ。所構わずブリブリうんこを垂れる汚い女だって」  とんでもない、と私は答えた。  笑うことなど何もない。私は大家さんの排便が見たいのだ。大家さんがここで便意を堪えきれなくなってしまったのは私にとって幸運以外の何物でもなかった。  そんな薄汚い魂胆があるとは知らずに、彼女は頬を赤らめて「本当に優しいのね」と言ってうつむいた。 「ちょっと待っててね。もうすぐ……もうすぐだから……」  大家さんが膝の上でこぶしを作って「んっ」と力んだ。  ブリュブリュッ、ボチャン、と糞が途切れる音がした。大家さんがほっと息を吐いて水を流した。 「ふう、やっと切れた……。まだ出そうだけど、あとはお家に帰ってするわ。これくらい出せばお家までなんとか我慢できるから……」  言ってペーパーに手を伸ばした瞬間、ブゥッとガスが噴き出した。 「お、オナラは我慢できないかも……」  先程まで放屁以上に恥ずかしい音をさんざん聞かれていたせいか取り乱すことはなかったが、それでも大家さんは少し顔を赤らめて恥ずかしそうにした。  尻を拭って身支度を整えようとした彼女を私は慌てて引き留めた。まだ彼女の便意は収まっていない。できることなら最後までぞんぶんに彼女の排泄シーンを見ていたい。  我慢をする必要はないから遠慮なくここで出してしまってほしい。私が言うと、彼女は驚いたように目を円くした。 「ええっ……。ありがたいけど、でも、いいの……? 本当にまだまだたくさん出そうなのよ。分けて流せば詰まることはないと思うけど申し訳ないわ……」   戸惑いながらも彼女の肛門からはブッ、ブッ、と濁った音の屁が漏れていた。先ほど糞を垂れる直前に繰り返していた屁と同じ音だ。本当は彼女も脱糞したくてたまらないはずだ。  私は意を決して大家さんに正直な気持ちを打ち明けることにした。  私の願いはただ一つ、大家さんの排泄が見たいということだ。もし大家さんがいいというのなら、腹の中に溜まったものを全て出し終えるまでここで見届けたい。 「み、見たいって……わたしがうんこしてるところを?」  うなずく私を見て大家さんが「うう」と悩ましげに呻く。 「あなたにはもう恥ずかしいところいっぱい見られちゃってるし、今更いやと言っても仕方ないけど……それでも恥ずかしいものは恥ずかしいわ……」  言いながらもじもじと膝を擦り合わせる。恥じらっているせいなのか、便意を堪えているせいなのかはわからない。  トイレに座ったまま葛藤している彼女を私はじっと見つめた。脱糞をしたいと考えているのはもはや隠しようのない事実だが、それを見られるのは当然恥ずかしい。  無理にとは言わない、と私は彼女にそう告げた。  別に諦めたわけではない。押して駄目なら引いてみるのも手かもしれないと考えただけだ。実際のところ、彼女が家まで我慢できるというのなら、それでも事は終わる。 「う……そんなこと……」  彼女は目に涙を溜めて首を振った。 「……もう無理だわ。実はさっきオナラしたときにお尻の穴からうんこの先っぽが出ちゃったの……。引っ込めようと頑張ってたけど全然ダメで……あなたはわたしのうんこしてるところが見たいって言ったけど、本当は今も見てるのよ……。さっきからずっとお尻の穴からうんこはみ出ちゃってるんだもの……洋式トイレだからわからなかっただけで、わたし、今もうんこ出しちゃってるの……」  言葉の途中でブリブリという音が聞こえ始めた。  私は改めて彼女をまじまじと見た。  うつむきがちに頬を染め、膝の上でこぶしを握りかすかに息む。もう無理に我慢をする気はないようだ。便意に従って糞を出そうと踏ん張っている。 「ああ……、はしたない音が響いちゃう……。うんこしてるの丸わかりね……恥ずかしい……」  もじもじと太ももをこすり合わせるが、彼女の肛門は容赦なく汚い音を鳴らし続けた。  私は大家さんが高架下の草むらに残して去った巨大な一本糞を思い出していた。目の前の美女は今、あれと同じものを尻からひり出している。信じられないような気がするが事実だった。私は初めて自宅のトイレが洋式であることを残念に思った。これが和式なら、糞を垂れる彼女の肛門を見ることもできたはずだ。 「ん……まだまだ止まらない……。このままだとおトイレが詰まっちゃうから、一度、流すわね」  私は大家さんに代わってトイレの水を流した。大家さんは「ありがとう」と言って微笑み、再び「ううん」と力み始めた。流れる水の音に安心したのか、先程よりも気兼ねなく声を漏らしている。 「うう、ん……うううぅん……」  顔を真っ赤にして一生懸命に糞を息む姿はいじらしくすらあった。  水の流れは止まったが、大家さんの便意は収まらない。人前で脱糞することへの抵抗もずいぶん薄れてきたようだ。肩の力が抜けたせいか、ブリブリという音も一段と大きくなっている。もしかしたらひり出している糞の太さも増しているのかもしれない。彼女の変化は表情にも表れている。なんとかして音を小さくしよう、早く終わらせようとしていたときの大家さんは、いかにも苦しそうに顔をしかめていた。しかし今、我慢を解いて思い切り糞を垂れ始めた彼女にその様子は見られない。それどころか口元に薄らと微笑みすら浮かべている。ふっくらした頬は羞恥からではなく解放感で赤らんでいた。 「はぁ……気持ちいい……」  呟くように言ってから、大家さんはハッとして私を見上げた。 「ご、ごめんなさい。よそのおトイレだってこと、忘れちゃってたわ」  一向に構わなかった。大家さんが気持ちよさそうに糞を垂れている姿は美しい。ここで思う存分脱糞してもらうために、私はトイレを貸したのだ。 「ありがとう……ン……おかげで……うぅん……すっかり出してしまえるわ……ふうぅうん……」  色っぽい声で喘ぐようにして大家さんは更に糞をひり出していく。  これといった根拠があるわけではないが、脱糞している彼女の姿を見ていると、彼女は元々この行為が好きなのではないかと思ってしまう。はしたない、恥ずかしいといった思いが邪魔をしているだけで、こうして思い切り踏ん張りブリブリと糞を垂れることは彼女にとってこれ以上ない快感をもたらしている様子だ。 「うぅうん……最後……すっごく太いのが……あぁん……!」  思わずといった調子で大家さんが私のシャツの裾を掴んだ。指先にぎゅっと力がこもる。シャツ越しに必死の踏ん張りが伝わった。  ブリブリィッと一際大きな脱糞音が彼女の尻から響く。そこでようやく糞は途切れたようだが、水に落ちる音はしなかった。 「は、ぁああ……。やっと、ぜんぶ出た……」  大家さんは恍惚として溜息を吐いている。  長い排泄だった。トイレじゅうに臭いが充満している。出した糞の量も尋常ではないだろう。  私はトイレットペーパーを手渡し、彼女が丁寧に尻を拭く様子をじっと見ていた。  立ち上がって下着をはき、パンツを上げてベルトを締める。身支度は整えたが、便器の中にはまだ長い時間をかけて放り出した彼女の糞が残っている。 「……流す前に見てみる? わたしのうんこ……。臭いし、汚いし、恥ずかしいけど……あなたが見たいって言うなら……」  モジモジと恥じらう大家さんの肩越しに便器を覗いて驚いた。小ぶりの洋式トイレの中で、丸々と肥った大蛇のような艶のある茶色い糞がとぐろを巻いてる。あまりに大きいため、とりわけ太い最後の一巻きは水に浸かっていない。しかもこれは数度に分けて脱糞した内の一回分の糞だ。全て集めたらどんな量になるか想像もつかない。 「何度か先に流しておいて本当によかったわ。この調子じゃ便器から溢れちゃうもの」  ほっとしたように言って大家さんは水を流した。水圧を強く設定してあるため、詰まることはなかったが全て流れるまでには時間がかかった。  大家さんほどの美人が、腹の中にあんな大量の糞をたっぷりと溜め込んでいるとは驚きだ。体質とは言っていたが、にわかには信じがたい。  本当に毎日この量の糞を出しているのだろうか。トイレから出た後、私は大家さんに尋ねてみた。彼女は顔を赤くしたが、素直にうなずいた。 「そうよ。うんこがしたいなと思ってトイレに座る度に、あんな感じの太くて長いうんこがモリモリ出るの。便秘なんて一度もしたことないもの。小さい頃はあまり気にしていなかったけど、小学生になった頃から自分がおかしいんだって気づいて、それ以来他人にバレないようにしなきゃと思い始めたの。なるべく朝にいっぱい出して、どうしてもお昼に行きたくなったら人に見られないよう隠れてトイレに行って……。最近は一人で仕事をすることが多かったから、気がゆるんでたみたい。はしたないところを見せちゃってごめんなさいね」  謝る必要はないというと、彼女は安心したように息を吐いた。 「こんなこと、恥ずかしくて誰にも言えなかったけど……あなたに話してなんだかスッキリしたわ。ありがとうね」  感謝するのは私の方だ。偶然ながら今回の出来事で私はずいぶんといい思いをさせてもらった。見たい見たいと願っていた彼女の脱糞する姿を再び拝むことが叶ったのだ。大家さんが優しいから穏便に事が済んだようなものの、本来なら変態と罵られて訴えられても仕方がない。 「そんな……だってぜんぶわたしが悪いんだもの。トイレを借りたのも、我慢できずに人前でうんこをしちゃったのもわたしの方よ。あなたこそ、わたしのこと汚い女って思わないの? うんこもオナラもあんなにたくさんブリブリしちゃったのに……」  私は強くかぶりを振って否定した。  汚いだなんてとんでもない話だった。世の中には多くの美人がいるが、脱糞する姿すら美しい女はそうそういないだろう。尻から放り出したものがどんなに汚くても、それを体の外に排出しようと一生懸命に息む大家さんは変わらず美しかったし、それどころか出した糞の汚さは彼女の清らかさを引き立てていた。 「やだ、もう、変なこと言って……。でも、ありがとう。そう言ってもらえると気が楽だわ」  大家さんは晴れやかに笑って私の部屋を去った。腹に溜めていたものをすっかり出してしまったせいだろう、彼女はいつも以上に輝いて見えた。  去り際、閉まるドアの隙間から見えた彼女の尻に私の目は釘付けになった。パンツに浮き出たラインからもわかる、大きくて引き締まった形のよい尻だ。  もう一度、この尻が糞を垂れている瞬間を見たい。高架下で野糞をしていたときのように、尻を出して屈みこみ露わになった肛門から糞を放り出す彼女の姿をじっくりと見つめたい。  二度あることは三度あるという言葉がある。ただの諺をこれほどまでに信じたくなったのは、生まれて初めてのことだった。

Comments

ありがとうございます。今回は全部で3話あります。今週中にアップする予定ですので少々お待ちくださいませ。

さつま

やはり美人の大家さんが太いうんこを頑張ってブリブリ出しているシーンがなんともいえないです。 まだ、続きがあるなら読んで見たいです。

jk

やはり信じて見るさつまさんの小説です!!なぜ私の隣近所にはあんなおばさんがいないんでしょうか😭😭

랑랑


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