XaiJu
刃太
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ヴィランのおしごと

まだ少し肌寒い風が頬を撫でる夜、俺は連勤明けで夜の街を歩いていた。

明日からは連勤と引き換えにもぎ取った連休だ。このままさっさと帰って泥のように眠るのもいいし、逆にこのままどこかによって夜更かしするのもいいだろう。

そんなことをぼんやり考えながら歩いていると、ふとある雑居ビルが目についた。


ああ、そうだ。そうしよう。

俺は吸い込まれるようにビルへと入っていく。エレベーターに乗り、とある階数のボタンを押す。そしてエレベーターを降りて目的の扉の前まで来た。

ここに来るのも久しぶりだな、と軽く息を整えてから扉に手をかける。


扉を開けた瞬間に感じるむせ返る様な雄の匂い。

ここは飢えた男たちがその欲望を吐き出す為の場所。

俺は慣れた手つきで受付を済ませ、更衣室で全裸になりシャワー室へと向かう。場の雰囲気に当てられ半勃ちになっている自分のムスコを見ながら、疲れていてもお前は元気だな、と呆れたような笑みが僅かに零れた。


シャワーを浴びてさっぱりした俺は早速奥へと進んでいく。至る所から喘ぎ声や肌と肌がぶつかる音が聞こえてくる。なかなか賑わっているようだ。

さて、良い相手が見つかるといいんだが。

休憩室を抜け薄暗い通路を進んでいるとジロジロと遠慮のない視線を感じる。俺を品定めをしているんだろう。

まあ自分で言うのもなんだが俺の見た目は悪くないと思う。体もそこそこ鍛えているしムスコもそれなりに大きい。顔も凄くイケメンという程ではないが褒められたりすることもある。

まあ何が言いたいかと言うと比較的選べる側だということだ。今日は連勤明けで疲れがある、何回戦もというわけにはいかないので相手はじっくり決めたい。途中の数人の男たちからのアプローチをさらりと交わしながら一旦1番奥の大部屋まで行ってみる事にした。


雄臭い湿った空気が強くなった気がした。なんだかクラッとくるような甘ったるい匂いもする。大部屋は特に盛り上がっているようだ。

1人の男を中心に6、7人の男が取り囲んでいる。そこまで魅力的な男がいるのか気になった俺はもう少しその集団に近づいてみる。

…ああ、確かに。マスクはしているが整った目元や男らしく太い眉は十分男前に見える。そして鍛えられて筋肉の盛り上がったバランスの良い身体に浅黒い綺麗な肌、その股間からそそり立つモノもデカイときた。これは群がるはずだ。

俺はその男から目が離せなくなっていた。

……何かがおかしい。

俺は今までに感じた事のない興奮を覚えている。初めてAVを見た中〇生かというくらいガチガチになったムスコからガマン汁が止まらない。確かにこの男は魅力的だ。しかしいくら魅力的とはいえこの状況はおかしい。

よく見ると周りの男たちの目の焦点が合っていない。全員口が半開きで涎を垂れ流している。やはりおかしい。何か非合法な物を使っ


_____目が、合った。甘い。

男が何かを言ったわけではないが何故かわかった。俺の事を誘っている。俺も加わっていいのか。こんなイイ男とエロいことが出来るとはなんて幸せなんだ。


そこからは夢中だった。俺を含め囲んでいた男達と代わる代わるその男を犯し、その男に犯される。この男に触れられるだけで達しそうな程気持ちいい。

俺たちは次々に絶頂を迎える。男に突かれ、男の中で吸い上げられて精を吐き出す。順番を我慢できず男の腋や背中、腹筋、胸筋、太腿など至る所でしごいて快感を得てそのまま達する者もいた。

最初より人数が増えている気がするがそんなことはどうでもいい。今はこの場にいる全員がこの目の前の1人の男に無我夢中で縋っている。ああ、クラクラする。ただただ気持ちがいい。

その中心の男だけが何人分かわからないくらいたくさんの精に塗れながら、声も出さずに涼しい顔をしている。そんな姿も俺を興奮させるのだった。

もう一回。もう一回だけ…。



______目が覚めたら俺は病院のベッドで寝ていた。

家に帰る途中の道で倒れていたらしい。かなり衰弱しているらしく暫く入院だそうだ。

昨日のあのビルに入ってからの記憶がどうもはっきりしない。ただ、あのとんでもなく魅力的な男の事は鮮明に覚えている。もう一度会いたい。もう一度あの身体に触れたい。もう一度ヤりたい。下半身に血液が集まってくる。

そんなことを考えながら弱り切っている俺は起きていることが出来ず、また意識を手放した。




_____その夜、俺は病院を抜け出した。




いつもご支援ありがとうございます!

今回は志向を変えて文章付きにしてみました~

素人文章なので拙い部分があるかもしれないんですがイラストの雰囲気作りの+αになったらいいなと思っております…!

全部漫画とかに出来たらいいんですけど流石に時間がないので、こんな感じで文章で捕捉しつつヒーロー達の世界を広げていけたらなーと思います。

ではでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

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Comments

ありがとうございます~! 確かに戦闘員として取り込まれるとかはありそうですね!

刃太

ヴィランさんに搾り取られてしまった者の末路… 牡丹灯籠のようですが、彼の場合はこのまま眷属か戦闘員にされそうですね。 こうやって雄達からパワーを吸収してるんですなぁ…眼福です!

テオ


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