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TSっ娘育成アプリver2.0 番外編

「ただいま~」 「お、お帰りなさいませ、ご主人様」  香奈が学校から帰宅すると、裕奈がスカートの端をつまんで本物のメイドのように丁寧に頭を下げる。  とはいえ、その恰好は本物のメイドとは似ても似つかない淫靡なものだった。元々露出の多いメイド服だったが、今は胸元をはだけて洗濯ばさみでふくらんだ乳首をはさんでいて、スカートからピンクのコードがニーソックスにはさんだ機械に向かって伸びていて、なぜか太ももには時折液体がつたっていく。そしてスカートの中からはかすかな振動音がした。 「ふふっ、ちゃんと言いつけ通りの恰好が出来てえらいね」 「は、はいっ、ドMメイドの裕奈にはぴったりの服装ですので……っ♡」  そう言いつつも時折裕奈は快楽で声を震わせる。  そんな彼女を見て香奈はうっとりとした表情を浮かべる。ついこの前までは学校が終わって家に帰ってくるのが嫌だったのに、今ではすっかり楽しみになってしまっていた。 「でも今日はお仕事中に五回もイってしまいました、こんなはしたないメイドにお仕置きしてください……♡」  いつものように裕奈がお仕置きをせがんでくる。  が、今日の香奈は一つ思いついたことがあった。実はこのアプリ、パラメーターを上昇させるのにはポイントが必要だが、下げるのは0ポイントで出来るのだ。 「ねぇねぇ、裕奈はドMで淫乱な女の子だよね?」 「な、何ですか急に……はぁ、はぁ……」 「いいから答えて」 「はい、私はドMで淫乱な女の子です……」  昔はこういうことを言わせようとするとためらいがあったのに、最近ではすっかり恥じらいもなくなってしまった。調教が進んでいる証拠ではあるけど、少し寂しい。  香奈は裕奈の言葉を聞くと無言で「精神女性度」を30%ぐらいまで下げる。ついでに好感度も0%にした。  すると突然裕奈ははっとした表情になる。 「あ、あれ? お、俺は一体……?」 「ちょっと自己紹介してみてよ」 「お、俺はすずき……あれ、名前が思い出せないっ……んんっ♡」  が、何かを思い出しかけたところで乳首とローターの刺激で感じてしまう。 (苗字を思い出しかけたってことは、女性度と元の記憶はある程度紐づいてるのかな? だったら……)  香奈は「精神女性度」を0にする。  その途端、裕奈の表情が変わり、全く顔は違うのにどこか見覚えのあるものになった。 「おいかな……じゃなくてご主人様っ! よくもこんなことをしやがって!」  そう言って裕奈は香奈に近寄ろうとする。  その瞬間、香奈はアプリを操作して手錠を装備させた。 「うわっ!? おい、離せ!」    あれから色々試してみたところ、この手錠は物理的な手錠の効果だけでなく、物理的な抵抗全般を封じるアプリ内の効果があるらしい。  そのためその場で裕奈は動けなくなってしまう。 「や、やめろ……ああああんっ♡」  しかもドMの属性と調教された体はそのままであるため、洗濯ばさみとローターで感じるのは変わらないようだ。 「あれれぇ、もしかしてメイドなのに変な記憶が入っちゃったかな?」 「ち、違うっ、俺はメイドなんかじゃなかったっ、んんっ♡ はずなのにっ♡」  話している間も裕奈はひっきりなしに感じてしまい、そのたびに女性度が上がっていくのを香奈はいちいち手動で0%に戻す。  関係性をメイドにした時女性度が10%になったため、それ以上になるとメイドとしての自我になるのだろう。  だが今の香奈にとっては実の兄に恨みを晴らすことの方が重要だった。 「お、俺は、お前の兄なのにっ、んんっ♡ こ、こんなことっ、よくもっ!」 「今まで使用人みたいに使ってた妹に女の子にされちゃって、しかもこんな風に道具で感じさせられちゃって、どんな気分?」 「ゆ、許さな……あああんっ♡」 「そんなかわいい声で喘ぎながら言っても全然怖くないよ」 「くそっ」  裕奈はそう言ってにらみつけようとするが、その目は快楽に染まっていて全然怖くない。  香奈はしばらくそんな裕奈を見てどうしてあげようか考えるが、ふと思いつく。 「ねぇ、じゃあゲームをしよう」 「げーむ?」 「うん。裕奈が勝ったら元の姿に戻してあげる」 「お、俺はそんな名前じゃ……んっ♡」 「じゃあやらないんだ?」 「い、いや、やるっ! どんなゲームだっ!?」 「簡単だよ。もしドMメイドの裕奈じゃなくて、私の兄だって言うなら十分間お尻を叩かれてもイっちゃだめ。十分間イくのを我慢出来たら戻してあげる」 「そ、そんなんでいいのか? 誰がお尻を叩かれて感じると思ってるんだ……んんっ♡」  すでに十分出来上がっている裕奈が気丈に言うのを見て、香奈は懸命に笑いをこらえる。 「じゃあ早速床に手をついてね?」 「ああ、だが、俺が勝ったらっ、絶対、約束を守れよっ?」 「もちろん」  そう言って香奈は裕奈の短いスカートをまくると、すでにびしょびしょになった下着を下げる。すると、クリトリスに固定されたローターも一緒にとれてしまった。 (まあいっか、つけっぱなしだったらすぐ終わっちゃうし) 「じゃあ行くよ?」  そう言って香奈は少し手加減して手を振り下ろす。  パシンッ! 「ひぎゃああああああああっ!?」  その瞬間、裕奈は信じられないような声をあげる。  香奈にとっては聞き慣れた声だったが、叫んだ裕奈が自身の悲鳴に驚いた。 「な、何だこれっ!? か、軽くたたかれただけなのに全身に電気が走ったみたいで、しかも体の奥から熱くなってくるぅ!」 「そりゃそうだよ、裕奈ちゃんは一日に何回もお仕置きをおねだりしてくる変態だから。もう何百回もたたいたから、手錠とか洗濯ばさみつけてお尻を叩かれるのは気持ちいいことだって、体の奥まで理解しちゃってるの」  それを聞いて裕奈の表情がさっと曇った。 「そ、そんな……嫌だぁ、こんな体……」 「じゃあ十分間、頑張って耐えてね。そしたら体も全部、戻してあげる」 「ほ、本当か? 絶対言ったことはまもれ……いったあああああああああああっ♡」  再びお尻を叩くと、裕奈は悲鳴……というよりはもはや嬌声をあげる。 「あれ、言った傍からそんなんで大丈夫?」 「だって、だって体が勝手に……」 「私にはあんな強気な態度だったのに、結局妹にお尻叩かれて興奮しちゃうんだね」 「ご、ごめん香奈! 俺が悪かった! 謝る、謝るから手加減してくれ!」  先ほどまでの強気はどこへやら、裕奈が必死で頭を下げる。 「これからは香奈をパシったり、ストレスのはけ口にしたりしないから……」 「どうしよっかな~」  パシンッ! 「ああああああああああああっ♡」 「でも、思わない? 今までみたいにストレスためて妹に当たり散らすような生活するよりも、こんな気持ちいいお仕置きを毎日受けた方が絶対幸せだって」  そう言われて一瞬裕奈は口ごもる。 「そんな、そんなことは……ああああんっ♡ 嫌だ、それでも俺は、そんなの……」 「そっか。まあでも裕奈の意思は関係ないんだけどね。じゃあそろそろ本気出すから」 「え、いやっ、今までの本気じゃなかった……?」   裕奈の表情がさらなる絶望へと染まる。  が、そんな彼女に香奈は容赦なく手を振り下ろした。  パシィィィィィィィィィィィィン! 「いやだっ、今までだって、全身びりびりしてきゅんきゅんしてたのに、これ以上強くたたかれたら、俺は、俺は……ぎゃああああああああああああああああああああああああああっ♡」  ひときわ大きな音とともに、裕奈の口から今日一番の悦びの声が上がる。  それと同時に彼女の股間から愛液があふれ出し、精神女性度がどんどん元に戻っていく。 「はっ!? すみません、気を失っていました……」  いつの間にか裕奈の意識が戻り、彼女は驚いたように言った。  満足した香奈は、そんな裕奈にいつもより心なしか優しめに声をかける。 「さ、昼間勝手にイった分のお仕置きは終わったから、夕飯をお願いね」 「はい、ご主人様」  こうして二人はいつもの日常に戻ったのだが…… 「なかなか良かったな。また気が向いたら裕也に戻そうっと」  ひそかに香奈はそんなことを企むのだった。


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