番外編 ラバー奴隷の日常
Added 2022-05-05 07:38:35 +0000 UTCブブブ…… 朝、僕たちはお尻のバイブと乳首のローターが動き出して目を覚ます。 「朝です」 「お、おはようございます」 寝室(というよりは倉庫のような部屋だが)に調教師がやってきて、一人ひとりの奴隷の手枷と首枷を外し、口枷を壁の金具から外していく。 そして僕らはペアになっている相手と一緒に食堂へと向かう。 「お、おはようございます」 「おはようございます」 挨拶をすると向こうも少し疲れた様子で挨拶を返してくる。こんな日々を送っていればそうなるのも無理はない。ペアの相手は名前も知らないが、僕より若い女の子であることは確かなようだった。一応お互いに番号が決まっているが、相手を番号で呼ぶのは憚られるので、呼ばないようにして会話している。 基本的に毎日は彼女と一緒に過ごすので、愛着というか妙な連帯感のようなものが生まれている。 そのまま僕たちは食堂に向かい、まずは相手の子が僕の手枷をつなぎ、僕は椅子に座る。 「んんっ」 椅子に座るとバイブがお尻に食い込む。最近はそれが快感になってしまった。そのため相手がさし出してくる食べ物を口にするたびに感じてしまう。ちなみに一度立ってご飯を食べようとしたら注意されてしまった。 「こうやってお尻に刺激を受けながら食べることで、ごはんを食べるだけで感じる体になるらしいです」 「そ、そうなんだ……」 最初は何を馬鹿な、と思ったが最近はその成果が出つつあった。 とはいえイけるほどの刺激はなく、悶々とした気持ちで食べ終えると腕を解放され、今度は立場が逆になる。 相手の子は女の子なので尻ではなくマンコにバイブが入っているらしく、座ると僕よりも分かりやすく顔を赤くしてしまう。 「んんっ♡」 「じゃ、じゃあ行くよ」 顔を赤らめて感じている相手にご飯を食べさせるのも何か良くない気持ちになるが、僕は朝食を口に持っていく。彼女は「あっ♡」「んっ♡」と色っぽい声を出しながら食べ物を咀嚼した。周囲からも似たような声がたくさん聞こえてくるのでいっそう僕は劣情を催してしまい、閉じ込められた男性器が貞操帯に押し付けられて痛む。 そして僕らはそれぞれの仕事場に向かう。僕らは日が浅いため家事をさせられていた。まずはこの屋敷に普通に暮らしている人々が使っているであろう洗濯物を手洗いし、部屋の中に干していく。 窮屈な全身ラバーにコルセットを身につけているため、最初は全然動けなかったが、そのせいで一度相方の子がお風呂を許可された時に僕だけ洗う係にされてしまった。湯気がたちこめ熱気がこもった浴室でこの服を着て彼女の体を洗うのはかなりの拷問で、それ以来歯を食いしばってでも仕事をちゃんとやるようになってしまった。 それは皆も同じなのだろう、部屋にはラバーがこすれるきゅっきゅっという音、それからラバー奴隷たちがかいた汗のにおいが充満する。 そんな中僕と彼女は洗濯を終える。 「きりがいいしトイレ行かない?」 「うん」 トイレは申告すれば自由に行っていい。もちろん、何度もトイレに行って仕事が進んでいないと後でそれが返ってくるわけだが。 「じゃあ先どうぞ」 そういって、彼女は僕の手を後ろで拘束するとラバーメイドのスカートをめくって貞操帯の鍵を開ける。僕たちは相方の拘束具の鍵を預かっているが、もし相手の服装や拘束具が乱れていれば、それは連帯責任となるので甘やかすことは出来ない。 カチャン、と貞操帯が外れるとむわっとしたオスのにおいがあたりに漂う。そして圧迫されていた男性器がつかの間の自由を得る。僕が男であることを実感する数少ない瞬間だ。 しかし小便が終わるとすぐに「カチャリ」と貞操帯を戻され、僕はまたメス奴隷にされてしまうのだった。 それから同じことを彼女にもしてやり、僕らは仕事場に戻り今度は食事を作る。 そして昼に自分たちで作った食事の一部を食べる。 「はぁ、はぁ……もう我慢できない……」 食事中、彼女が色っぽい声をあげ、僕に媚びるような視線を向けてくる。言いたいことを察した僕はポケットに手を入れる。僕たちについている玩具のスイッチは相方にも渡されており、オフにすることは出来ないけど振動の強弱を調整することはできる。 常に性器を刺激されて生活しているので、大体お昼ごろにはお互い我慢出来なくなってくる。 「お願い、私のおマンコの中、ぐちゃぐちゃにしてぇ♡」 「分かった」 カチッ 「んんんんんんんんっ♡」 スイッチを強くした瞬間、ラバースーツごしに聞こえるかすかな振動音とともに彼女は快感に顔を悶えさせ、腰を震わせながらイってしまう。 とはいえそんな光景は周囲のペアの間でも広がっているので、誰も注目はしてこない。 イったところで振動を元に戻すと彼女は荒い息でこちらを見る。 「はぁ、はぁ……ありがとう、お礼にあなたにもシてあげるね?」 「う、うん」 最初は頑張って我慢しようとしていたが、毎日お尻と乳首を調教されているため、最近はこの時間が待ち遠しくなってきてしまっていた。おそらく彼女もそれを察しているのだろう。 ブブブブブ! 「んんんっ!」 途端に乳首とお尻の振動が強くなり、体を揺らしてしまう。思わず腰を浮かせようとすると、彼女に肩に手を置かれてしまった。 「ちゃんと座って食べないと怒られちゃいますよ」 手によって体が椅子に押し付けられるともう快感から逃げられない。 お尻の奥へと振動が直接伝わってくる。 「ご、ごめん……んんんんっ♡」 そして僕はそのままイかされてしまった。こんなになってももはや男性器はたいして反応せず、アナルでイかされるだけだった。 もしかすると、そのうち朝食の時もイかせてもらわないとお昼まで我慢できなくなってしまうかもしれない。 それから午後の仕事も終わり、ようやく夕食の時間になる。 そのころには純粋な疲労と、ラバースーツによる密閉感で疲れ果てていた。 「それでは本日お風呂に入っていい者を発表するわ」 食堂に調教師の方が入ってくると、それまで話していた私たちは急に静まり返る。 もし今日お風呂に入らなければ、汗でびしょびしょのスーツでもう一日過ごさなければならない。 「7番、8番……25番、26番」 やった! 自分の番号を呼ばれて内心舞い上がってしまう。 おとといも入れていただいたので二日に一回ペース。当初の三日に一回よりはいい評価を受けている。同じく番号を呼ばれた彼女もほっとしている様子だ。 何せ昨日からずっと密閉されたスーツを着て働いているのだから汗は凄まじいことになっているし、それに入浴中しかスーツの拘束から解き放たれることはないのであの解放感は病みつきになってしまう。 「以上。それでは」 「ありがとうございます」 歩いて退出する方に思わずお礼を言ってしまう。 「これに浮かれることなく今後も励むように」 そういって彼女は去っていった。 「良かったね、今度は一緒で」 「うん」 食事を終えると僕らは浮かれた気分で浴場に向かう。 そしてそこにいるお風呂係のメイドさんに鍵を渡し、拘束を外してもらう。おそらく彼女らは何か粗相をしてしまったのだろう、その苦しみを知っているだけに申し訳ない気分にはなるが仕方ない。 ラバーの服や拘束具が一つ外れていくたびに解放感が増していく。この快感は何事にも代えがたかった。 やがて全裸になると、改めて手錠だけをつけられて浴場へと入っていく。そして手錠を天井に固定されてメイドさんに体を洗ってもらう。二日間ずっと密閉されていた体は最初は洗っても泡が出ないぐらいだったが、徐々に汚れが落ちていく感覚が気持ちいい。 そして…… 「ひゃんっ♡」 時折スポンジが乳首やお尻に触れると、すっかり敏感になっていたせいで体が反応してしまう。とはいえメイドはそんな僕の反応は気にすることなく淡々と全身を洗っていく。 そして一通りきれいにされると改めて、新しいスーツと拘束具を装着されていく。自由が奪われていくさみしさとともに、どこかほっとするような気持ちを覚えてしまう。 スーツのぴっちりした肌触り、コルセットの息苦しさ、ブーツの歩きづらさ、そしてアナルバイブと乳首ローターの快感。 「あれ、これもしかして……」 ふと僕は気づく。お尻に入ってくるバイブが前より大きくなってる。 もしかしてお風呂に入れてもらえたのもこのせいだったのか? そう気づいても後の祭りだし、第一それを知っていたとしても入浴はしていただろう。 そ、それにいつもよりもちょっと苦しいけど、気持ちいいかも……。 そしていつもの服装になると、僕らは“寝室”に向かう。そして他の奴隷たちと同じように、寝室に繋がれて眠りにつくのだった。