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穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1

■試合内容

下記でお伝えした通り、今月はアリサVSメイサの闘いをお送りします!

今月の対戦カード(アリサVSメイサ)

ナッツが主食です。 先月は凛香VSソフィアを楽しんで頂きありがとうございました!! 今月はアリサVSメイサの試合を予定しているのですが、下記に選手紹介と試合に関するアンケート欄を設置してありますので、もし良ければ是非見ていって下さいませ~。 アリサ リングネーム:アリサ 二つ名:闘技場の妖精(リング・フェ...


「アンタ、弱い癖にビジュだけは良いし……またこの前みたいな撮れ高よろしくね、クソザコおねーさん♡」

「随分言ってくれるわね……私、アンタみたいな煩い女は嫌いなの」


といった感じで可愛らしい見た目に反してバチバチやりあう回となっており、今回は試合開始~中盤戦までをお送りします。


挿絵は全5枚+α、SSは約9900文字です(pixiv換算で読了まで約20分)。

それでは対戦よろしくお願いします~。


■Content of the match

As reported below, this month we will be sending you the Alisa vs. Meisa fight!

今月の対戦カード(アリサVSメイサ)

ナッツが主食です。 先月は凛香VSソフィアを楽しんで頂きありがとうございました!! 今月はアリサVSメイサの試合を予定しているのですが、下記に選手紹介と試合に関するアンケート欄を設置してありますので、もし良ければ是非見ていって下さいませ~。 アリサ リングネーム:アリサ 二つ名:闘技場の妖精(リング・フェ...


"You, you're weak, but you're just a good visual and ....... Please give me another shot like the last one, Zako-onee-san ♡."


"I'm not a big fan of your loud mouth .......

I don't like noisy women like you."


As shown above, this is the time when the girls are fighting with sparks flying in spite of their cute appearance.

In this issue, we will show you how they fight each other from the start of the match to the middle stage of the game.


Please enjoy the game!


There are a total of 5+α illustrations including standing pictures and differences.


■まえがき

いつもご支援、いいね、コメント、アンケ等々ありがとうございます!!


前回のアンケに関して、「身長体重も記載した方が良いのでは?」といったご意見を複数頂いたのですが、諸々の事情から身長体重だけは載せない方針を取っているので、ご理解頂けますと幸いです。



また既にご覧になった方も多いかもですが、下記の記事に簡単なキャラ紹介が載っているので、軽く目を通してからの方がより試合を楽しめるかもです。

今月の対戦カード(アリサVSメイサ)

ナッツが主食です。 先月は凛香VSソフィアを楽しんで頂きありがとうございました!! 今月はアリサVSメイサの試合を予定しているのですが、下記に選手紹介と試合に関するアンケート欄を設置してありますので、もし良ければ是非見ていって下さいませ~。 アリサ リングネーム:アリサ 二つ名:闘技場の妖精(リング・フェ...

それでは是非お楽しみ下さいませ~。


■preface

Thank you for your support, likes, comments, surveys, etc.!


Regarding the previous survey, we received several comments asking us to include the height and weight of the characters. However, for various reasons, we have a policy of not listing height and weight, and we hope you will understand.


Also, as many of you may have already seen, the following article contains a brief introduction of the characters, so you may enjoy the matches more if you read through it first.

今月の対戦カード(アリサVSメイサ)

ナッツが主食です。 先月は凛香VSソフィアを楽しんで頂きありがとうございました!! 今月はアリサVSメイサの試合を予定しているのですが、下記に選手紹介と試合に関するアンケート欄を設置してありますので、もし良ければ是非見ていって下さいませ~。 アリサ リングネーム:アリサ 二つ名:闘技場の妖精(リング・フェ...


We hope you enjoy it!



★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。

There is a survey at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so. (Japanese)


★For non-Japanese users★

Please take a moment to translate and read this short story on sites such as https://www.deepl.com/translator m(_ _)m


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穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1

Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1



都内一等地に存在している、欲望と酒精の匂いが入り混じった地下リング。

そこでは大勢の観客達が抑えきれない熱気と共に、極上の美女達による殴り合いの時を静かに待ち望んでいた。


「大変長らくお待たせしました!! それでは本日のメインイベント……女子リーグ対ふたなりボクシングリーグのエキシビジョンマッチを開始いたします!!」


これまでの静けさを吹き飛ばす様な歓声の中、リング上で佇んでいる一輪の白百合へとスポットライトが当てられていった。



「まずは青コーナー……UBC女子ボクシングリーグ現在4位。

 果たして今日の相手は彼女を捕まえる事が出来るのか!??

 闘技場の妖精(リング・フェアリー)ことアリサ~~~~~~!!!」




肌は雪のように透き通り、ライトブルーの瞳には冷たい光が宿っている。


グローブを嵌めてはいるものの、その華奢な体躯はとても闘うためのものとは思えない。

だが一度でも彼女の闘いを目にした者ならば、誰もが理解していた───この少女が紛れもない実力者であることを。




「続きまして赤コーナー……ふたなりボクシングリーグ現在4位!!

 今宵の対戦相手の腹筋はどこまで持ちこたえる事が出来るのか!?

 ”腹筋崩壊系配信者”こと、メイサ~~~~~!!!!!!」




少女は鮮やかな桃色のグローブをひらひらと振りながら、客席にいるファンや画面越しの視聴者へとアピールしていく。


一見すると可愛らしい笑顔を浮かべてはいるものの、彼女を推している者であれば誰もが知っていた───その裏には、可憐な容姿からは想像も出来ない程の嗜虐心が潜んでいる事を。




「共にランキング4位同士の闘い……賭けのオッズではメイサ選手が優勢となっておりますが、果たしてどの様な試合になるのでしょうか!!?」




ランキングや実力的にほぼ同格であると考えられている二人だが、今回はふたなり化薬も媚薬も使用しない通常の地下ボクシングルールでの試合である為、レギュレーション的にはふたなりリーグに所属しているメイサがやや不利であると言われている。


だが、メイサを熱心に推しているファンが多額の金額を賭けている為、オッズ的にはこの様な結果となっていた。






リング中央で睨み合う中、相手を小馬鹿にした様な笑みを浮かべてメイサは愉しげに口を開いていく。


「どこかで見た顔だと思ったら…………ウチのチャンプにボコられてた雑魚女じゃん♪」



「……………………」


ふたなりリーグの王者であるサクラに手も足も出ず惨敗を喫してしまったのは事実であるため、アリサは何も言い返せないでいる。



それを見て気を良くしたメイサは更に饒舌に言葉を続けていった。


「アンタ、弱い癖にビジュだけは良いし…………またこの前みたいな撮れ高よろしくね、クソザコおねーさん♡」


甘えた様な声色で挑発を繰り返していくメイサ。

視聴者ウケを意識して過度に強い言葉を使っている事もあり、現在も生配信されている彼女のチャンネルでは多くのコメントがリアルタイムで書き込まれていた。




「随分言ってくれるわね…………私、アンタみたいな煩い女は嫌いなの」


冷静さは保ちつつも、抑えきれない怒気を声に滲ませながらアリサは対戦相手の生意気な女を睨みつけていく。



「へぇ…………だったらどうしてくれるの?」


より一層笑みを深めたメイサは一歩前へと進むと、ただでさえ近かった距離が更に狭まり、今やお互いの身体が密着し合っている。


「そのムカつく顔、ボッコボコにしてあげるわ」


「「へぇ……なら、メイサはその可愛いお口から、情けなくゲロをぶちまけさせてあげるね♪」


両者とも相手の瞳を見つめたまま視線は外さず、身長もほぼ変わらないため形の整った乳房同士がぴたりと重なり合い、お互いを押し潰して、まるで無言の前哨戦を繰り広げているかの様だった。






カーン!!!


甲高い鐘の音と共に、両者はゆっくりと間合いを詰めていく。

先に手を出したのは桃色の少女。


相手を小馬鹿にした笑みを崩さず、だがその表情とは裏腹に疾く鋭い左ジャブを連続で放っていく。


「しっ、やっ、それっ!!!」


配信業だけでなく、ボクシングの方も手を抜かずに取り組んでいる事が一目で分かる洗練された拳だが─────リングの妖精を捕まえる事は叶わず、その全てが虚しく空を切ってしまっていた。



「どこ狙ってんのよ……ほら、お返しよ!!」


「ぶっ、んぶっっ、ぶひゅっっ!!!」


左腕を戻す僅かな隙を狙って放たれたアリサの高速の拳はメイサの顔を面白い様に弾いていき、リングに少女の情けない声が木霊していく。



「ファーストヒットはアリサ選手です!!

 流石のメイサ選手でも妖精を相手に左の差し合いは分が悪いか!!?」



「ちっ……」

(コイツ、実際に対峙してみると想像以上に疾いわね)


相手を侮っていた事を瞬時に理解し、思わず舌打ちをしてしまうメイサ。

アウトレンジでは勝ち目がないと判断した彼女は、自らの距離に持ち込むべく素早い踏み込みで距離を詰めようとするものの─────



「ぶひゅっっっっ!!!」


「強烈なストレートが炸裂~~~~~!!

 メイサ、前に出た所を狙い打たれてしまいました!!!」



カウンター気味に顔面へと突き刺さった右ストレートは桃色の少女の体幹をグラつかせていき、前に出たかった筈のメイサは思わずたたらを踏まされてしまっている。


「んがぁっっ、ぁ…………」

(やばっ、コイツ……疾いだけじゃなくて見た目以上に拳が”重い”)


女子リーグ随一のハンドスピードを誇るアリサ。

腕力こそ他の選手に劣るものの、その圧倒的な速度で放たれた拳にはそれを補って余りある威力が込められていた。



「人のことクソ雑魚とか言ってた割には…………アンタ、大した事ないのね」


勝ち誇った様な表情を浮かべながら、リングの妖精が口を開いていく。

憎まれ口を叩いてはいるもののその動きに一切油断はなく、隙のない華麗なステップでリングを舞い踊っていた。



「チッ、調子に乗ってられるのも今の内だから…………」

(リーチはほぼ互角……なら、向こうが来た時にカウンターを叩き込んでやる!!)


リングを広く使って絶えず動き回るアリサに対して、メイサは動かずにどっしりと構えて迎撃体勢を取る。



「っっ……そこぉっ!!!」


そして妖精が間合いを詰めて踏み込んで来た瞬間、辛うじて目で追うことが出来ていたメイサは渾身の右拳を振り抜いていく。


(完璧っ…………これは当たるっ!!)


距離、タイミング共にうまくハマったその一撃は、反撃の狼煙になるであろうとメイサは確信していたのだが────桃色の拳は相手の顔面の僅か数センチ手前で動きを停止してしまい、拳による風圧で薄水色の髪を揺らすだけに留まってしまっていた。



「んなっ…………」


驚愕の表情を浮かべて動きが固まってしまったメイサ。

それを見たアリサはすかさず右腕を大きく振りかぶり─────配信者の商売道具である、その整った顔面を盛大に弾き飛ばしていった。


「ぶひゅぅぅぅっっっ…………」


「そんなの当たる訳ないじゃない…………この雑魚女が」


唇から白いマウスピースを覗かせ、大きく頬肉を歪めながら数歩ほど後退させられてしまったメイサ。


一瞬ではあるものの桃色の瞳はその焦点がブレてしまっており、彼女の負ったダメージが決して軽くはない事を物語っている。


「メイサ、アリサのスピードに全くついていけておりません!!!

 このまま一方的な展開となってしまうのかぁ!!?」



(なによコイツ…………雑魚どころか、とんでもなく強いじゃない!!)


追撃が来る前に再びファイティングポーズを構えていくメイサ。


だがその表情からは試合前に浮かべていた人を小馬鹿にした様な色はすっかり消え去っており、対戦相手の女が強敵である事を身体で理解させられてしまっていた。






カーン!!!


「ここで第一ラウンド終了です!!

 メイサ、全く良い所がないままアリサの手のひらで踊らされてしまいました!!」


その後もメイサの拳は全て空を切り、ただ一方的に殴られ続ける中でゴングを聞かされてしまう。




「ぜぇっ………はぁっ…………」


赤コーナーのスツールに座り暫く休んで息を整えたメイサは、苦しげな表情を浮かべつつも、セコンド兼マネージャーが手に持っている配信用のカメラに向かって媚びた声を出していく。


「アイツ速すぎぃ~…………うぅ……メイサのパンチ、全然当たんないよぉ~♡」


庇護欲を唆る潤んだ瞳と、頬を膨らませる小動物のような仕草。


戦況は芳しくないものの、こうやってリスナーへのファンサービスが出来ているという事はまだ余裕のある証拠であり、それを理解しているファンを含めて、赤コーナーの雰囲気は和気藹々としたものだった。



【メイサちゃんお疲れ! 苦しい展開だけど頑張ってね!!】

【アリサちゃん強いよね、ランキング2位のエリカさんと実力は互角だし…………実質2位といっても過言じゃないかも】


配信のコメント欄には絶えず多くのコメントが流れていたのだが、その内の一つを目にしたメイサは思わず笑顔を引きつらせながらも、配信者らしく軽口を叩いていく。


「実質ランキング2位って……なにそれ、ランク詐欺じゃん!!

 道理であんなに強い訳ね…………絶望的な情報をありがとっ、ちゅっ♡」



(とはいえ、冗談じゃなく割と本気でマズイわね…………

 搦手を使おうにも、あの女早すぎてそんな隙すら見当たらないし)


試合前は同格だと思っていた相手。

だが蓋を開けてみれば打ち合いではまるで歯が立たず、実はランキング2位相当の実力者だという。



状況はかなり悪いが、それでも彼女の闘志はいささかも衰えてはおらず、瞳を閉じて集中を高めていく。


(泣き言いっても始まらない…………とりあえず、今は出来る事をしないとね)


まずは自分の距離に持ち込まないと何も始まらないと思い、次のラウンドは更に積極的に前へ出ることを少女は心に決めたのだった。






余裕の笑みを浮かべた妖精から放たれるのは、目にも止まらぬ速射砲。


可憐な見た目とは裏腹に凶悪な性能を秘めたそれは、恐るべき速度で相手の顔面を射抜き、対戦相手の喉を使って無様な悲鳴を奏でていく。


「ぶふぇっ、ごふぅっ、がびゅっ、んぶぅぅぅっっ!!!」


「あ~っとこれは酷い!!

 メイサ、またしてもリング中央でタコ殴りにされてしまっております!!!」


試合は既に第3ラウンドの終盤を迎えており、ここまでひたすら殴られ続けてしまった少女の顔や身体にはいたる所に紅い痣が刻まれてしまっている。



「お゙えっっ、んぶぅっっ、ごひゅっっ…………」

(コイツっ……止まらなっ…………)


高速ラッシュの”圧”に対抗する術を持たないメイサは必死にガードを固めるものの、その健気な守りを嘲笑うかの如く妖精の拳は次々と少女の肉体を犯していく。



「おぶぅぅぅっっ!!!」


「ボディが鳩尾に突き刺さり…………あ~っとメイサ選手、完全に動きが止まってしまいました!!!」


「ゔっ……あ゙あ゙っ…………」


連打の中に紛れ込んだ腰の入ったボディアッパーをモロに貰ってしまい、思わず身体をくの字に折り曲げ悶絶してしまうメイサ。


目は大きく見開かれ舌を突き出し口の端から涎を垂れ流しているその顔は、普段の配信ではとても見せられない様な情けない表情を晒してしまっていた。



「ふふっ……その顔、とっても似合ってるわよ♪」


目を細めて微笑んだ妖精は、殴ってくださいとばかりに差し出されている相手の顎へ大振りのアッパーカットを放っていく。


「ぐぴゅっっっっ…………」


そして強烈な勢いで顎を弾かれた少女は、重力に逆らって一瞬ふんわりと浮き上がった後、力なくキャンバスへと沈んでいってしまっていた。




「メイサ選手、またしてもダウンですっ!!

 これでこのラウンド3度目のダウン…………もはや実力の差は歴然かぁ!!?」


「ぁ…………んお゙ッ……………………」



大粒の涙を流しながら虚ろな瞳を浮かべてしまっている少女。

雌としての魅力に溢れてる肢体は小刻みに震えてしまっており、至る所に刻まれている拳の痕が、彼女の苦戦ぶりを物語っている。



「がっ…………んぁぁっ……………………」


「弱々しく痙攣を繰り返すばかりで動く気配を見せません…………もしや、既に失神してしまっているのか!!?」


カウントが進む中、情けなく殴り飛ばされた体勢のまま動けないでいるメイサだったが──────カウント9で立ち上がり、辛うじてファイティングポーズを構えていった。


「ぜぇっ……はぁっ…………ま、まだやれるわよ…………」


「メイサ、何とか立ち上がる事に成功しました!!

 試合続行です!!」



覚束ない足取りではあるものの、自らの腕で闘う為の構えをとった少女を見てレフェリーが試合再開の合図を出そうとした瞬間───リングに甲高い鐘の音が響いていく。


カーン!!!


「あ~っとここでゴング!!

 メイサ、完全にゴングに救われました!!」






「はぁっ…………ぜぇっ……………………」


荒い息を繰り返しながら、桃色の髪の女はスツールに座り込み項垂れている。


(最後のはヤバかったわね……軽く意識トんでたわ)


合計9分もの間痛めつけられてしまった身体は徐々に限界が近づきつつあり、傷だらけになってしまった汗塗れの肉体はリングライトに照らされて独特の色香を醸し出していた。



「アンタらさぁ~」


疲労困憊といった様子の中、メイサは気怠げに口を開くと配信画面へ向かって喋りかけていく。


「愛しの推しがボコられてるんですがぁ~……何か言う事ないワケ?」



【殴られて腫れた顔も世界一可愛いよ!!】

【ボコられてるメイサちゃん、滅茶苦茶えっちで可愛い!!】

【骨は拾ってあげるね!!】


普段の配信であれば叫び声を上げたくなる様なコメントが次々に流れるものの、今の彼女にそんな余裕はない為、力なく言葉を返していった。


「いやそうじゃなくて……アイツの弱点とか作戦とか…………何かいい案ない?」






カーン!!!


「さぁ始まりました第4ラウンド!! メイサ、下馬評に反してこれまで全く良い所がありませんが、果たして反撃なるか!?」



ゆっくりと距離を詰めていた両者だが、メイサは徐ろに構えを解いていく。

そしていつもの人を小馬鹿にした様な笑みを浮かべていき、愉しげに口を開いていった。


「アンタのパンチ、全然効いてないんだけど……いつになったら本気出してくれるのぉ?」


それが明らかな痩せ我慢だという事は、観客達は元よりアリサ本人も重々承知している。


その為、この程度の安い挑発に乗せられる事はないと、会場の誰もが考えていたのだが──────次の台詞で事態は一変する。



「アンタのセコンドにいるエリカさん、だっけ?

 もしあの人にこれだけ殴られたら、流石のアタシでもKOされちゃってただろうなぁ~♪」




【アリサちゃんはああ見えて意外とキレやすいし、特にエリカさんが絡むとすぐ冷静さを失う傾向があるから……その辺煽ってみれば?】


上記は先程のインターバル中に寄せられた、リスナーからのアドバイスの一部である。


一万人を超える視聴者が彼女の配信を見守っており、”第二のセコンド”である彼らの中には、当然ながら女子リーグ所属であるアリサについて詳しい者も多数いる。


事情通のリスナー達から”アリサはプライドが高い上にエリカを過度にライバル視しているから、そこを突くべき”だというコメントが多数寄せられていた為、メイサは半信半疑で煽ってみた訳であるのだが────その効果は予想以上だった。




「このっ…………雑魚の癖にっっ!!!」


妖精という二つ名とはかけ離れた怒りの形相を浮かべていくアリサ。

自身が圧倒的優勢ということもあり、何故相手があの様な発言をしたのかは深く考えないまま、ただ衝動に身を任せて勢いよく拳を振るっていった。



「アリサ、怒りの形相で猛ラ~~ッシュ!!

 これは地雷を踏み抜いてしまったかぁ!!?」


「ぶふっっ、がひゅっっ、あべぇっっ、おぶぅっっ!!!」


先程よりも明らかに苛烈さを増している空色の嵐。

鋭く、疾く、激しく───だがその連撃には、僅かではあるものの粗さが混じってしまっていた。



「んぶぅっっ…………このっ、痛いわねっ!!」


右フックで殴りぬかれた頬肉を醜く歪めながらも、メイサは僅かに生じた隙を狙って拳を繰り出していく。



「んなっっ!!」


やや体勢が崩れていた所での予想外の反撃。

これは並のボクサーであれば当然回避が不可能なタイミングである。


遂に反撃の一打が炸裂するのかと彼女のファン達は歓声を上げたのだが─────妖精は爆発的な飛翔でもって、その弾丸をひらりと躱していった。


「アリサ、驚異的なバックステップで辛くも回避!!

 メイサの決死の反撃も無駄に終わり、いや、これは…………」


そこで漸く実況が気付いていく。

彼女の行動が無駄ではなかった事を。


「あ~っとアリサ、回避先が悪かったのか、ロープを背負ってしまいました!!

 この試合初めてのピンチです!!」



「…………チッ」


自分が嵌められた事に気付き、思わず舌打ちをするアリサ。

エリカの事を引き合いに出され冷静さを失った結果、攻撃も回避も雑になっており、試合巧者であるメイサによってまんまとロープ際へ誘導されてしまったのだった。




「ふんっ……この程度、ピンチでも何でもないわ」

(右でも左でも、打ち込んだ瞬間にカウンターを叩き込んでやるんだから!)


アウトレンジを主戦場とするアリサだが、持ち前の動体視力とハンドスピードからカウンターも得意としており、この状況でも慌てずに相手を待ち構えている。


だが、メイサは右でも左でもなく、真っ直ぐに身体ごとアリサへ突っ込んでいくと、そのまま抱きついてクリンチを仕掛けていった。



「えっっ!?」


予想外の事態に戸惑い、あっさりとクリンチを許してしまったアリサ。


「…………捕まえた♡」



女子リーグで闘っているアリサには、メイサが何をしたいのかまるでわからない。

だが、ふたなりリーグの試合を普段から見ている者からすれば、次に使われる技はわかりきっていた。



「ちょっ、アンタなに抱きついて…………んんぅっっ♡♡」


「メイサ選手、お得意のキス責めが決まりました~~~!!

 アリサ選手は媚薬マッチの経験も少ないですから、これは効きますよ!!」


女子リーグでは使われる事のない”快楽攻め”。


この試合は媚薬マッチでこそないものの、練度の高いメイサによって行われるそれは、激しい殴り合いの興奮も相まってアリサの火照った身体を更に熱くしていく。



「ちゅっっ♡じゅるっ♡♡…………このっ♡、んんんっっっっ♡♡♡」


舌でマウスピースを器用に絡め取られ、そのまま口内に侵入を許してしまうアリサ。


見目麗しい二人の地下女子ボクサーによる濃厚な接吻は、とてもそれが真剣な殴り合いであるとは思えない程に官能的な雰囲気を醸し出していた。



「んぁっっ♡……ちゅっっ♡♡…………ちゅぅぅぅぅぅっ♡♡♡」

(媚薬っ……飲んでないハズなのに♡…………なんで、こんなっ♡♡)


女同士の気持ちいい所を熟知したメイサによるそれは、性経験の少ないアリサにとって特効とも言える程の効果を発揮しており、少女の瞳は潤みを帯び、その肢体はだらしなく脱力してしまっている。



「ふふっ……アンタ、やっぱり顔は可愛いわね♪

 それじゃ遠慮なく…………」


頬を朱色に染め、可愛らしい見た目とは裏腹に雌の色気をこれでもかと振りまいているメイサ。


相手の顔が蕩けたのを確認すると、ここまで活躍の場がなかった右拳にぐっと力を込めて─────その白い腹へと全力で打ち下ろしていった。



「おぶぅぅぅぅぅぅっっ♡♡♡」




「メイサお得意のキス&ボディが決まった~~~~~!!

 アリサは苦悶と快楽が混じり合った表情を浮かべて苦しい展開です!!」


蕩ける様なキスで相手の心と身体をほぐしてから行われる、非情な腹責め。

配信の視聴者受けと試合での実用性の両方を兼ね備えたこの技は、メイサが好んで用いるものであった。


そして当然ながら単発では終わらず、女はほぐれきった生腹へ向けて繰り返し桃色のグローブを叩き込んでいく。



「お゙ゔゔっっ♡…………ん゙あ゙っっっ♡…………ゔぶぅぅぅぅっっっ!!!」


人気配信者からのキスという飴の時間は終わりを告げ、脳天まで痺れる様な腹責めの痛みがアリサを襲う。


胃袋を直接抉られる様な余りの激痛で先程まで感じていた情欲は既に消え去っており、リングの妖精は白目を剥いて無様な顔を晒してしまっていた。



「お゙っ……ん゙お゙お゙っっ…………」


「アリサ、舌を突き出して悶絶~~~~!!

 強烈なボディの連打で効かされてしまっているのか!!?」


本来であればなりふり構わずにこの場を離れるか、もしくは今度は自分から抱きついてクリンチへと持っていかなければいけない状況。


だが、女子リーグ最速の要因でもある身軽さの代償として、彼女は打たれ弱さに若干の問題を抱えてしまっており、メイサによる腹への集中砲火で少女は動くことが出来ずにいた。



「アハッ…………情けない顔♪

 それじゃ、次はこれいってみようか♡」


プルプルと震えている妖精の腕をロープへと引っ掛け、大きく息を吸い込んでいくメイサ。


そして”腹筋崩壊系配信者”という自身の二つ名を象徴する、もう一つの得意技を繰り出していった。





「おぶぅっっ、ぼひゅっっ、うげぇっっ……んぶぅぅぅぅっっ!!!」


逃げ場を失ったアリサの白い腹に、桃色の拳が次々と叩き込まれていく。


「あ~っとアリサ、ロープで滅多打ちです!!

 メイサお得意のボディラッシュに捕まってしまいました!!!」



「お゙え゙え゙っ……ごぶぅぅぅっ……ん゙お゙っっ…………がっ、はぁっっっ…………」

(コイツっ……お腹、ばっかりっ…………)


リングに響くのは羽をもがれた妖精の無様な喘ぎ声。


力の入っていない腹筋を殴打される度、少女の整った顔は苦痛に歪み、涙を流し、口からはどろっとした唾液を吐き出させられてしまっていた。



「アハハッ♪…………最っ高♡」


恍惚とした笑顔を浮かべながら左右の拳を振るい続けていくメイサ。

ただ相手の腹を攻めるだけではなく、打撃の当たった部位ごとに相手の反応をつぶさに観察しており、”どこを殴ればより効くのか”を把握しつつあった。






「お゙っ…………ん゙あ゙っ……………………」

(だめっ、お腹っ……限界、かもっ…………でも、堪えなきゃ…………)


徹底的に蹂躙された後に拳の嵐が一時治まったものの、少女はピクピクと痙攣を繰り返すばかりでその場から逃げる素振りすら見せないでいる。


「アリサ、悶絶してしまって動けない~~~!! 先程まで試合を支配していたのがまるで嘘の様に無様な姿を晒してしまっております!!」



「…………ここが良いのか、なっ!!」


そしてメイサが一度ラッシュを止めて力を溜めてから放ったのは、正確に鳩尾を狙ったボディアッパー。


アリサの反応から”そこが一番効く”と確信を持って繰り出したその一撃は、対戦相手の紅く染まった腹へと真っ直ぐ突き刺さっていき──────妖精の汚い鳴き声を引き出していく。


「おぶぅぅぅぅぅぅっっっっっ……………………」


そして鳩尾にボディアッパーを叩き込まれたアリサの肉体は一瞬宙へと浮いた後、そのまま力なくキャンバスへと崩れ落ちていったのだが────喉元からせり上がってくる特有の嘔吐感に耐えきれず、少女は神聖なリングを穢してしまっていた。




「お゙え゙っ…………あ゙っ……あ゙え゙え゙え゙え゙え゙…………」


「「あ~っとアリサ選手、遂にダウンですっっ!!

 そして……メイサ選手の宣言通りに嘔吐させられてしまいました!!!」


白目を剥きながら口から吐瀉物を撒き散らしているその様は、”闘技場の妖精”という可憐な二つ名とは余りにもかけ離れてしまっている。



「ほらほらカメラさん……この情けない顔、ちゃんとアップで映してあげて♪」


そんな中、ニュートラルコーナーへ行くように指示するレフェリーの言葉を無視してメイサは倒れ伏している対戦相手の側まで近づくと、愉しげに手を振ってリング外にいるカメラマンへと声をかけていく。


そして彼女の要望に応える形で、アリサの無様な嘔吐顔が大画面へと映し出されていった。





「お゙え゙っっ…………あ゙っ……あ゙え゙え゙っ…………」


顔を上げる事すら出来ず、小刻みに震える肩を何度も上下させ、その度にアリサは眼下に広がる穢れた泉を拡張させていってしまう。


痛み、悔しさ、情けなさ、嘔吐感といった様々な感情が少女を襲い───────気がつけば、空色の瞳からは大粒の涙が溢れ落ちてしまっていた。






【穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part2(Fin)】へ続く________


■次回

穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part2(Fin)/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part2(Fin)

■前回 ★最後にアンケートがあります。プラン内容の方針を決める要素になりますので、よければ皆さんのご意見を教えていただけると幸いです。 There is a survey at the end. This will be a factor in deciding the content, so if you would like to give us your opinion, please do so. (Japanese) ★For non-Japanese...






穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1 穢れた妖精と最高の撮れ高~アリサVSメイサ~Part1/Unholy fairy and the best shot - Alisa VS Meisa - Part1

Comments

おシコリ報告は配信者の誉れなので、きっとメイサちゃんも喜んでいる事でしょう☺

ナッツが主食

メイサちゃんで抜いてしまった

NM$L

I'm glad you said that because Alisa is one of my favorite characters myself!

ナッツが主食

Arisa is also a boxer who is eagerly anticipated every time she enters the ring :)

Marcacis


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