一昨年に公開していた作品の続きの世界線で描いてみました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー お互いに性格も性癖も似通った恋人同士。 そんな2人があるきっかけで知ったのは、生体スウツという生命体の存在でした。 多種多様な人外の容姿になれる可能性を秘めた、変身フェチの究極の姿ともいえるこの生命体の素体となるためには、恐ろしいほどの努力と人間として培ってきていたものを捨てる覚悟が必要であり、更に適正を認められなければ素体となる権利は与えられないのです。 しかしながらこの恋人同士はお互いに切磋琢磨しあって苦難を共に乗り越え、最終試験も過去最高のスコアでクリアしたのです。 献体の資格を得た二人は、研究所の研究員達と行った「人間最後の面談」で互いに希望する種族や容姿を伝えた後に別々の生体改造室へと連行され、人間を辞めるに至ったのです・・・。 それから約10日後。 お互いの生体改造が完遂し、生体スウツとしての覚醒の時がやってきます。 安定液で満たされた各々の調整槽から液体が排水され、水槽からストレッチャーに移された二人は、隣り合わせの状態でゆっくりとほぼ同時に目を覚ましました。 「素敵だ・・・」 「あなたも・・・」 2人はラテックスの竜人となったお互いの頭部に手をやり、感触を確かめ合いました。 そして、無事に人間を辞められたことをまだぼんやりとした思考で実感したのです。 この研究所での研究が始まってから2件目の、どちらも志願者素体でかつ恋人同士という珍しい生体スウツが誕生した瞬間でした。