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愛玩玩具タイプ生体スウツになった男性

文字通り「生きた竜ラブドール化」された元男性です。 2枚目以降はSNSで公開していた初期ラフです。ラフの時はまだ人が着ている想定でしたのでこのような構造になっています。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「・・・本当に未練は無いのだね?」 「ええ。始めてください」 俺は表情を変えることなく即座に研究員に返答した。 未練なんてあるわけがない。 この権利を獲得するために俺は年単位での審査を経て、ようやくクリアできたのだから。 これで、ようやっと俺は人間を辞めることができる。 次に目覚めたときには生体スウツとして生まれ変わっているはずだ。 「では、施術を開始する。・・・良い人生を」 研究員の締めのひと言に俺は黙って頷いた。 そして、俺の身体には全身麻酔処置が施され、深い闇の中へといざなわれたんだ・・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 目覚めたときには全く別の部屋の中にいたようだ。 周囲には人がたやすく収納できるほどの容積を持つシリンダー状の装置が並んでいるように見える。 あくまで輪郭としての認識で、まだ視界がぼやけていてはっきりとは確定できなかった。 「・・・お目覚めですか? まだ投薬の影響で視界も不鮮明だと思いますのでそのままで大丈夫です」 手術担当とおぼしき研究員は俺に話しかける。 「お疲れ様でした。無事、あなたへの生体改造処置は成功しました。今の気分はどうですか? 身体を確かめてみて異常がありましたら言ってください」 体感的には内視鏡検査などを行う際の仮眠程度の時間感覚だと思っていたが、実際には2週間が経過していたらしい。 俺は研究員に介助され、促されるようにゆっくりとベッドから起き上がった。 「希望通りの種族で調整させていただきました。西洋ドラゴンの特性を持たせています」 全身の感触を確かめてみると、俺は全身が桃色のラバーに覆われた雌の竜人にすっかり変わっていたのが体感できた。 頭髪もラバーで生成されていて、四本指となった手で触れてみると不思議と髪の毛だという感覚があった。 そして、円柱状の空間がぽかんと開き、まるで体内へ続く穴のような状態になっている口。 この形状では言葉をしゃべることもままならないだろう。でもこのような形状にしてほしいと懇願したのはほかでもない、自分自身なのだからそれくらいの弊害は覚悟の上だった。まだ自由に動かせる指があるのでそれで意思疎通はできるだろうと楽観視していたからだ。 「会話ができないのはやっぱり慣れないですかね?」 口元を触っていると、俺の思考を察知しているかのようにピンポイントな質問が飛んできた。 俺は身振り手振りでそうでもない、と研究員に伝えると彼は少し微笑んだ。 「流石ですね、この時点で取り乱す素体も結構いるんですよ。・・・実はですね、呼吸を訓練すればなんとなくですが伝わるイントネーションでの会話は可能になると思います。現にあなたのようなタイプの改造をした素体で日常会話もできるようになった人たちもいますからね」 それを聞いて俺は安堵した。覚悟はしていても喋れないよりは少しでも会話で意思疎通をできるようになるほうがいいに決まっているから。 「改めて・・・あなたは今から生体スウツとして新しい人生を過ごして頂きます。この後メディカルチェックを受けて問題がないようでしたらば明日にでも異動になるでしょう。所属先は希望通り体験所になる予定になっています。あなたの容姿が最大限に活かされる場所だと思いますよ」 俺の容姿が最大限に活かされる場所。 竜人型ラブドールタイプの生体スウツとして生まれ変わった俺の新たな人生が始まろうとしていた。

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