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熱血雄臭『赤褌』警官 VS 実直直立『マンキニ』警官 威信を掛けた立番対決!





宇宙からの突然の侵略。

なんの先触れもなく始まったその無慈悲な侵攻に、日本の警察官達は勇敢に立ち向かった。


機動隊に所属する角田吾作もその一人だった。

24時間365日、体力が続く限り戦う覚悟で、ヘルメットを被り、シールドを担ぎ、全身汗だくになりながら必死になって国を守った。

眉間には常に深い皺が寄り、太くボサボサの眉毛は一本に繋がるまで濃くなった。ただでさえ濃い体臭は、今では軽いシャワー程度では落ちないほどに強くなってしまった。

そんな自分の男臭さに何かを思う暇すらないほど戦いの日々が続いた。


そんな角田吾作のような男たちの命がけの努力は、多くの犠牲を払いながらも報われた。

彼らはついに国を、人を、皆を守り抜いたのだ。


めでたしめでたし、である。


………だが、警察官たちの戦いの日々はそこで終わらなかった。






「青コーナー! XX警察署代表! 角田吾作選手!」

バン、と小さな音を立てて照明がつくと、角田吾作は会場の中にゆっくりと歩を進めた。

歓声が上がる。野太い声ばかりだ。空調は効いているがまるで足りていない。強すぎる男成分のせいで、会場中からムッと汗の臭いがした。


「おおう!」

角田は歓声にも負けないほどの咆哮を上げてゆっくりと進んでいった。顔は真剣そのものだ。角田はどんなとき困難にも不敵な笑みで立ち向かうような豪傑だが、今日は流石に纏う空気が違う。深刻な表情だ。無理もない。警察官の威信を掛けて――などという言葉があるが、今日これから行われるのはその威信そのものが『掛かった』試合なのだ。


「わしは……必ず守り抜いてみせるぞ!」

会場である市民体育館にはむさ苦しくも逞しい警察官とその家族がすし詰めのようになっていた。彼らの汗や体臭や雄汁の臭いでむせ返るような熱気の中を、角田はズンズンと中央に向かっていく。



「赤コーナー! ○○警察署代表! 藍田交次選手!」

「わしに任せとけえ!」


対面から現れたのは、そんな会場の熱気を全身にまとったかのような男だった。

品のない大股開きで豪快にずけずけと進むその様は、まさに古びた男らしさの塊に脚が生えたような姿である。

角刈り頭に繋がり眉毛、短足といっていい程度には短躯であるが、角張ったがっしりとした体格がそれらを欠点に見せていない。胸板は分厚く、肩幅も横に大きく盛り上がっている。

いかにも江戸っ子、日本男児の体型だ。


普段であれば見事な鍛えっぷりに、感嘆の一つでもしていたことだろう。

「ぬっぅう…………」

だが角田は悔しさとみっともなさの混じった顔で臍を噛んだ。

目の前の男、交番勤務二十年。機動隊所属の蟹江がこれから戦うのは…………『悪のアカフン星人による洗脳攻撃の被害者』である警察官。藍田交次という男だった。


藍田の顔は得意満面そのものだ。

「わしこそが日本警察の誇りだ」といったような得意げな顔だ。しかしその体に身に着けているのは制服でもなんでもない。

赤コーナーという言葉通り、真っ赤に染め抜かれた褌一丁だった。頭部には紅白二色のねじり鉢巻で、それ以外はなにもない。祭の最中でももう少しは気を使うほどに、男臭い裸体が丸見えの雄臭い格好だった。


ふざけているわけではない。実際にこの侵略戦争によって、この国が受けてしまった傷跡。それが約半数の警察官と、大勢の市民が陥った洗脳。

赤い褌こそが男の正装だと信じ切り、24時間365日褌姿で、やれ男がどうの、筋肉がどうのとのたまう異常者に変えられてしまう。

それが藍田をはじめとした、彼ら赤コーナー側の警察官だ。


「ようし、さあそのみっともない格好をしとる馬鹿者どもに、このわしがホンモノの警官の生き様ってもんを教えてやるぜ! べらんめえ!」

「おうおう! やれやれ見せてやれ!」

「俺達本物の警察官の男気ってもんをかましてやれい!」


藍田が叫ぶと赤コーナー側からも一斉に男臭すぎる野次が飛ぶ。


「いいかァ、情けねえ姿見せるんじゃあねえぞ! てめえには俺達警察官の威信がまるっと掛かってやがんだぞ! わかってるかぁ!!」


おそらく藍田の上司であろう短髪に髭の男が、激しい剣幕で藍田に説教を飛ばした。ほとんど怒鳴るような喧しい声だ。

威厳あふれる短髪

男も赤い褌にねじり鉢巻姿だ。褌の前袋はやけに食い込みがきつく、処理しきれていない陰毛がはみ出ている。申し訳ばかりの警官要素として、桜の代紋と呼ばれる旭日章の印が股間に刻み込まれているのがまた情けない。


市民の手本となる警察官としてあるまじき卑猥すぎる格好。そして、猛々しすぎる態度だ。

こんなものはただの声援ではない。粗野で、バタバタとやかましく扇子をつかって、まるで喧嘩祭りのような有様だ。

この地域だけでもあれだけの数の警察官があんなザマになってしまっている。

半数。それだけではない。彼に負ければ、今日このときよりこの地域の警察の制服は一人残らず正式に赤褌に変更されるのだという。


負けるわけにはいかない。

あんな粗暴で、巫山戯て、卑猥な格好の警察官になどなってたまるものか。


角田は気合を入れるように、四股を踏むように大きく股を開いた。


「むぅ――ふぅッ!」

その瞬間、キュッとケツに食い込む感触が得も言われぬ快感となって角田を包んだ。全身の鳥肌が立つ。強調される股間の膨らみの位置を直し、肩に掛かった紐の位置を僧帽筋の三角筋の境目にもっていった。

やはり素晴らしい。

この制服。

由緒正しき青色のマンキニ制服を守るために、角田はなんとしてもこの勝負に負けるわけにはいかなかった。



「角田さん我々警察官の正義の心をどうぞ知らしめてください! 敬礼ぃ!」

「応援しとるであります!!」

背後に背負う声援は赤コーナー同様に野太い声ばかりだが、そのふるまいは全く違う。

みなキリリと真っ直ぐ警察官らしい姿で立ち、敬礼しているものや、直立不動を維持しているものばかりだ。

口を引き結び、眉毛を逆ハの字にして、そしてきっちりとマンキニ姿で正装をしてくれている。

なんと頼もしく、美しい光景だろうか。体の逞しさを強調しながら、上半身も隠すところは隠すマンキニの機能美。水色、藍色の混じり合った青色に、股間で輝く旭日章。これこそ警察官が身につけるべき、この世で最も優れた制服だ。


「もちろんじゃあ、わしらのマンキニは誰にも穢させんでありますぞお!!」

角田は二階席から送られるエールに敬礼を返して勝利を誓った。

そんな角田に、何人もの警官が敬礼し、そして……もう一つの敬礼、ガニ股で鼠径部に手を当ててるポーズを構えた。



そうして双方の覚悟が決まり、二人の繋がり眉のお巡りさんは体育館の中心で相対することとなった。

笑顔を引っ込めた男たちの顔は、警察官としての年季が染み込み荒海にそびえる岩肌のようだ。だが二人の身につけている赤褌と青マンキニが顔面の迫力をどうにも打ち消している。さらには頭上には『忠犬ポリ公杯』というふざけにふざけきった名前の垂れ幕が掛けられていた。


だが二人は真剣だ。

なにせ誇りあるマンキニ、赤褌から、あんな卑猥でふざけた格好になってしまうというのだ。

目の前の警察官の洗脳を解くためにも、相手のためにも勝たなければいけない。


二人はプロレスラーがするように互いに睨み合った。無精髭が生えた顎同士、引き結ばれた口同士、そしてもっこりと膨らんだ股間同士が互いの熱を感じるほどに近づいた。

ピッタリと正面同士で近づきすぎて、蒸れた下半身の膨らみ同士が柔らかく擦れあう。


「むふ……まけんぞぉ…………」

「んほ……わしが最強だあ…………」

ただその刺激だけでとろけるような快感が襲ってくる。警察官の制服はやはりわしのこの格好こそが伝統的で正しいのだという信念の炎が熱くなる。



「それでは競っていただきましょう、お巡りさんの基本! 立番対決~!」

二人が本格的に股間を擦り合わせそうになったその瞬間、待ったをかけるように会場内にマイクでアナウンスが流れた。

立ち昇る汗が絡み合うような距離にいた男たち二人は、スッとその身を引き、背中を向け合って距離を取った。


「警察官の基礎の基礎、これを疎かにしては始まりません!」


「何事にも揺るがない強い心と体、ポリ公として尊き方々に仕えるに相応しい男はどちらか! それを見せていただきましょう!」


「ルールは簡単! 立番しているおふたりに審査員の皆様が悪戯しますので、先に射精してしまった方が負けです! それでは審査員の皆様、どうぞ!」


審査員。その言葉と同時に会場の至るところからワッと歓声が上がった。赤コーナから、青コーナーから、物陰から、手にオナホやバイブや習字用の大きな筆などの玩具をめいめい持った小さな制帽を被ったこれまた小さな男の子たちが一斉に現れた。彼らは皆ボランティアで募集されたこの地域と、そして宇宙から来た無垢で可愛い男児たちだ。


「それでは――始め!」


ホイッスルの音が響くと、それぞれ代表となるような太った子供がいたずらっぽい笑みを浮かべた。

「へっへー」

手に持っているのは習字用の筆だ。彼らは二人のオヤジの四角く硬い大殿筋に向けて、その毛先をふわり……と近づけた。よく水洗いされふわふわになった毛先が、褌やマンキニが食い込んだ尻穴周辺をチョロチョロと潜り込んだ。


「ぬひぃ!?」

「んぎぃ!?」


藍田と角田はその刺激に同時に呻くと、真っすぐ伸ばしていた膝をガクリと折った。

力が抜ける。自分たちが立派で逞しくて男臭いお巡りさんでなければ絶対に耐えられない凄まじい刺激だ。


その反応ですっかり相手を舐めてかかったのか、子どもたちが、我先にという勢いで二人に襲いかかった。


「わあすっげえでけえチンチンしてるなあ!」

「毛がボーボーじゃん!」


 腰の後ろで手を組んで立哨する青マンキニ姿の角田、その筋肉と股間を子どもたちが無邪気に褒める。マンキニでギリギリ隠れた一物、食い込んだ尻の毛、連日の戦いでパンプした筋肉

は普段であれば立派で威圧的で逞しいものだ、そんなものがただの玩具としていくらでも好きにできるというのだ。これはもうたまらないことだ。


「ふ…………! ムゥうぅぅ…………!」

なんと厳しい試練か。最強の警察官を決めるに相応しいものだ。

角田を含め、そこにいる警察官たちが全員が片付を飲んでその様子を見つめた。


マンキニ姿で味わう快感は格別だ。

股を開き、己に酔いしれ、鼠径部に手を当ててマンキニマンキニ♪と歌でも歌いたくなるのが人情というものだ。

それを角田は必死に堪えているのだ。青コーナーの端々から、立派なもんだ、なんちゅう根性じゃ……と真剣な呟きが、そしてチンポをシコシコと扱くだらしない音が聞こえてくる。


「スッゲー、うちの父ちゃんよりでっかいなあオッチャン!」

「ぬふぅぅぅ❤」

そのうえ襲ってくるのは道具や手だけではない、言葉にもまた凄まじい力で角田の脳を揺さぶってくる。

立派なポリ公として完成されつつある角田の頭にとって、市民の褒め言葉はそれこそ犬が主人に撫でられるように甘美で刺激的で麻薬のように求めてしまうものだ。

顔が自然に緩み、目尻がとろんと下がってしまう。


「そ…………そぉじゃろそうじゃろ…………わ、わしは体も心も器もでっかい理想のポリ公でありますからのぅぅうう…………!」


唯一許された姿勢の変化、敬礼をビシリと決めると角田の肉棒はみるみるうちに固く太く立派に勃起した。

マンキニの薄い生地は文字通り三角形のテントを張り、亀頭をなんとか隠すばかりで竿も玉も丸見えになった。


「おぅぅう、こ、こりゃあイカン、ギリギリ、ギリギリでありますぅう…………」

危ないところだった。

それでも勃起で収められたのは、角田の強靭な精神力の賜物だ。普通の男であればとっくに射精し、犬のように小便を漏らし、舌を出し、四つん這いでひっくり返ったことだろう。


「わ! ビクビクしてておもしれー!」

「なんかヌルヌルの出てきた!」

「チンチンの皮剥いてみよーぜ! わ!? くっせー!」

「うお!? ぬほぉぉお!?」

耐えた。

そう思ったのもつかの間、マンキニにビンビンに引っかかっていた角田のデカマラは、良い子の皆によってズルンと引っ張り出されてしまった。


男児たちは大人の体に興味深々だ。根本を握ってみたり血管を指でなぞってみたり、我慢汁に顔を近付けてペロっと舐めて味見しては顔を顰めてみたり。

そのうち一人の子供が角田のチンポにオナホールをズボっとかぶせた。空気を吸いながら竿全体を吸引するその刺激に、角田の腰は今度こそ沈みガニ股になってしまいそうになった。仁王立ちを崩さずに済んだのは、気持ち良すぎてのけぞってしまったからに過ぎない。


「俺にもやらせろよー!」

「いいよ! こうやって先っちょのとこゴシゴシするとおじさんビクビクして面白いぜ!」

「カンチョー!」

「ぬほお♡」


だがそんな幸運も長くは続かない。

のけぞった角田のケツを子供の一人がぶすりと刺激した。


「あひっ❤ だ、だめじゃあ! ワシはチンポとケツの穴を同時に責められると、ど、どうにもこうにも……よ、よ、弱いんじゃあぁ~!」

 大柄で、恐い顔で、筋肉質で、おっかなそうなお巡りさんを好き勝手にやりたい放題玩具にできるサディスティックな喜びに、子供たちの角田責めはどんどんエスカレートしていく。

負けてしまう。気持ちよくなりきってしまう。ポリ公としての立派な姿を保てなくなってしまう。


角田の手はブルブルと震え、今すぐにでもマンキニを強調したくてしたくてたまらなくなっていた。

頑張れー負けるなーという応援の声だけが頼みの綱だ。だがその声もどんどん小さくなっていく。皆角田の姿に自分を投影し、マンキニ姿で卑猥に鼠径部をこすり、チンポを扱き、腰を振りだしているからだ。


(た、頼むぅう、もっと応援をおぉおわしは、わしはあんな姿になんぞなるわけにはいかんのじゃぁあ~~❤❤)


角田は泣き笑い状態で真っ赤になりながら、心のなかで激しく叫び声をあげた。


そんなこと知ったことではない子どもたちは、大の大人がやめてくれ、許してくれ、堪忍してくれと悶絶しながら赦しを乞う姿は滑稽であり憐れな姿をたっぷりと楽しんでいた




さて一方、角田がなりたくないと必死に拒絶している赤褌姿も、こちらはこちらで大変なことになっていた。


「ぬほぉおお、こ、このぉぉお、ガキども! 調子に乗るんじゃないぃいぃ!」

「うるさい! お巡りのくせに生意気だぞ!」

「ぐお!? そ、そこはやめんかぁぁああ♡」

大勢の子供たちに群がられているのは同じだ。だがなんだかんだと慕われていたり尊敬されている様子の角田とは異なり、こちらはゾクゾクと悪ガキが集まってきている。

当然だ、赤褌姿で威張り散らして、子供をガキだなんだと呼ぶような男に、良い子は集まってきはしない。

悪ガキの責めはより一層容赦がない。角田以上にケツを狙われ、赤褌のたてみつをずらされ、持ち寄った細長いものでツンツン、イボの付いたモノでグリグリ、それはもういやらしく責め立てられる。


最初は筆先、次にスライム、指でぬちょぬちょのかき回されて、今はリコーダーなんてものがケツをほぐしている。

赤褌警察官として、男らしい仕草以外は絶対禁止だ。逃げも隠れもしないできない藍田は皮肉なことにそのせいですっかり前立腺を開発されまくっていた。


「ぬは、そこっ、そこはぁ~~いかぁ~~~ん❤」

そうは言いながらも、欲望に弱い藍田の体は小刻みに震えながらがっしり硬いケツが前後に揺れている。


「誰が一番先にイかせられるか競争な!」

「うわあ! オッサンのチンコくっせえー!」

「コレコレ、いいのもってきたぞ―」

そう言って取り出したるは秘密兵器。警察官の警棒……その先端に白くネバネバとしたものがトリモチのようにへばりついたものだ。

「な!? ま、待て待て待て、ぼ、坊っちゃんそれは……一旦待とう、なっ!!」

藍田の敏感な嗅覚がいち早くソレの正体を察知し、いかにもな作り笑いを浮かべて顔が引きつった。

だがそんな態度で手を引かないから、悪ガキなのだ。

「よっしゃ、それじゃあこいつできあいちゅうにゅーだ!」

そういうが早いが、警棒……とろろ汁がたっぷりついた警棒が藍田の尻の中にズグリと潜り込んだ。


「ぬあぁぁあ!?」

効果はすぐに現れた。

尻の穴が火をつけられたように悶え、痒くなりだしたのだ。

尻穴の入り口から奥まで、余すところなく痒い、痒い、痒い痒い痒い。

多少乱暴でもいいから穿られたい、触られたい、擦られたい。

藍田は涙目になりながら赤ふん姿で天を仰いだ。

「だあああクソォ! ケツの穴が痒すぎるぅぅう! かぁぁ! ぬはぁあ、クソおおぉぉお、わしは負けんぞ、気合一丁、褌締めて、男は江戸っ子ぉぉ……こんなもんは、こんなもんは…………ッ!! ぬひぃぃいぃ♥♥」


藍田はがっしり締めた褌と気合でなんとか持ちこたえようとしたが、痒みに対して抗い続けることなど忠実なるポリ公にも不可能だった。


事実、見守る赤コーナーの赤褌警官などは、みんなすっかり影響されてケツオナ祭りだ。

男の中の男といったような五分刈りの男も、渋い強面の刑事も、藍田の上司である短髪のいい歳をした巡査部長も、みんなはぁはぁと息を荒げて捻ったたてみつに尻をこすりつけて気持ちよくなっている。


「誰かああ! おおい! 誰でもいいからさっさと何か突っ込んで動かしてくれええええ!」

藍田はバタンバタンと右足左足と交互に地団駄を踏んだ。

それでもルールにのっとって、仁王立ちの姿勢だけは崩していないのだから勝負事に対する情熱はホンモノだ。


「クソぉおわしだけどうしてこんなメにぃぃいひいい❤」

「うるさいなーー、なんだかそう言われるとなんかやりたくなくなってきたぞー!」

「あっちのお巡りさんの方がかっこいいからあっちの方に行こうぜ!」

「じゃあな!」

「な!? ま、待たんかこら!」


悪ガキどもはクスクス笑い合いながら、これ見よがしにスキップ混じりに角田の方に集まっていった。

たまらないのは藍田のケツだ。これまであれほど弄られていたものが全てなくなり、そのうえ手も指も遥か遠くに向かっていく。藍田はたまらず叫んだ。


「おい! わしを置いていくなぁあ! 頼む! ケツの穴を掻いてくれえぇえ❤」


自分の手で掻き回さなかったのはさすがの根性というところだったが、しかし頼み込むという弱みを見せてしまったのは悪手だった。

子どもたちはその様子にさらに気を良くして、完全に放置すると決めたようだ。

一秒我慢するだけで頭がおかしくなりそうなのだ、藍田は強面な繋がり眉の顔をへにゃへにゃに歪めて、チンポを突き出すように体を反って大きな声を上げた。


「頼むぅぅぅう! す、すまん! お願いします! この通りぃぃい!」

今にも掻いてしまいそうになるケツからの欲望に耐えるため、ググっと肛門括約筋に力を入れたことでただでさえデカい声は館内全てに轟くくらいに大きくなった。


「わ、わしは心をすっかり入れ替えて、市民の皆々様に忠実なポリ公になるでありますぅ❤ だ、だから頼むぅ、ケツをちょっとでいいから掻いてくれえぇええン❤」

ここにいる全員に聞こえるような無様な敗北宣言にも、悪ガキたちは笑うばかりだった。

だが、そんな藍田を不憫に思うものがいた。角田に集まっていたよい子たちである。


「えー……なんか角刈りのおじさん可哀想」

「そうだ! よーしきれいにしてあげようか!」


ここに来て攻撃側が交代する事態となった。

良い子たちはそれはそれでいたずらっぽく笑ってこそいるが、泣きかけているオトナを放置するほど鬼畜ではない。彼らは藍田の求める通りしっかりケツを優しく丁寧に丹念にザリザリグリグリと掻き始めた。


「は、はぁあ~~~~ッ❤」

性欲とはまた違う開放感に、藍田はすっかり間抜けヅラを晒してご満悦だ。そのうえ前立腺まで刺激されるのだから、気分はもう地獄から一転天国である。

思わず立番の姿勢など崩し、欲望の赴くままに前でセンズリ、後ろでアナズリと耽りたくなる。勝負に負けてはならないという意気が快感の前で急速にしぼんでいく。

「あっぁ…………こ、こりゃあ……ぬほぉぉお❤❤」



「どうだどうだくらええ」

「ま、まあまあ、待て待てッ、ぬひぃ……❤」

一方で悪ガキ軍団に目をつけられてしまった角田は、これはこれで大変なことになっていた。


悪ガキたちは先程の再現とばかりに、角田のマンキニケツにとろろを仕込もうとしてくる。

今はしっかりケツを引き締めて耐えているが、緩急をつけた責めにポリ公精神は徐々に緩み、望むままにケツを緩めてしまいそうだ。少し油断すれば従順になってしまいそうになる。それが市民に忠実なるお巡りさんの宿命なのだ。


「い、今、今だけは駄目じゃあ、駄目なんじゃあ、こ、コレが終わったらたっぷりケツでもチンポでも自由にして構わんき、今は堪忍してくれでありますぅぅう❤」

はみ出たマンキニチンポからとろとろ汁を垂らしながら、角田は情けない懇願をした。角田も藍田もすでに限界ギリギリだ。

「ハァハァ❤ ぬほっぉお……我慢じゃあ❤」

「わ、わしが一番だああ❤」

二人は極限状態だが、それ以上に会場内もすでに仕上がり切っている。男たちはエールを贈ることも忘れて、イカ臭い魔羅とケツをいじくり、抑えてもいない喘ぎ声を上げている。屋内だというのに、男の発した汗がつくる湯気で遠くが見えなくなるほどだ。


白んでいく視界の中で、角田と藍田は互いに互いを見つめ合った。繋がり眉毛の毛深い角刈りゴリラ警察官。江戸っ子と薩摩隼人の違いはあるが。似た者同士だからこそ、あいつには負けたくないとホンキで思っていた。


そして勝負は動いた。


「ま、参ったぁあ~~~❤」

大声で叫んだのは藍田交次、赤コーナーだった。

「わ、わしはもう我慢できんン、おほっぉこりゃあ、いいぞおお、ぬほぉぉお❤❤」

藍田の素っ頓狂な喘ぎ声に、角田は勝利よりまず安堵が勝った。

コレで約束は果たした、もういいのだ、もう我慢の必要はない。


「んほひぃいい❤ マンキニの勝利じゃああ、わしはやりとげたんじゃああ、ぬほぉおわしぁなんちゅう男らしゅうて頼もしい警官んじゃああマンキニマンキニ❤」


角田は一瞬で立哨の姿勢を崩し、ガニ股になり膝を折るとマンキニをたっぷり味わうようにそのVラインに沿って激しく腕を動かした。

下品な一発ギャグの動きをすると、洗脳が染み込みきった脳からご褒美の快感が迸る。


「ぬほっぉおお❤❤」

頭が真っ白になる快感と射精。角田の毛深い体が震え、全身これチンポといったように、頭の先から爪先までを使い切ってじっくり味わうように射精した。



ビーーー!!!



そんな角田の咆哮より更に激しい音が会場に響き渡った。


『勝負あり、そこまで!』


一陣の風が吹くとそこにいたのはしたり顔で立哨――立番を続けている藍田の姿だった。


「なっ、なっ」


なんのことはない。

子どもでも引っかからない手だ。

藍田は姿がぼんやり見えなくなったところで、ただ降参であると大声で叫んだ、それだけなのだ。


「そ、そんな、わしは、わしは…………」

「おっちゃん、あんな単純な手に引っかかったの?」

「えー…………」


子どもたちが呆れたような笑うような態度で見上げている。

悪ガキは意地悪で馬鹿にしているわけではない。本当に真剣に驚いていた。それがわかってしまうからこそ、角田のプライドは木っ端微塵に砕けてしまった。


「あぁぁ…………」

角田は快楽の射精と絶望で仰向けにバタンと倒れた。それでも勃起だけは続けているというのが、ことさらに情けなかった。

言い訳はできない。勝負は残酷だ。勝利は赤褌側であり、青マンキにである

正義であるはずの自分が負けたのだ


「スマン、わしは――――」


最期に一言、男らしく辞世の句でも言おうとしたのだろうか。

だが、それは永遠に来なかった。


「はひょぉぉおお★」

天から降り注いだ一滴の水滴のような光線が、角田の脳天を直撃したのだ。

悲鳴でも喘ぎでもない、およそ角田のような男にはふさわしくない珍妙な叫び声が上がった。

苦しみや痛みはなく、ただ形容し難いナニカが駆け巡った


そして角田は立ち上がった。

「どうだあ野郎ども! わしはやり遂げてみせたぞおお! これで世界一の男っぷり警官はわしのもんだあ!!」

目の前には勝利し、自慢げに両腕を上げてアピールをしている藍田がいた。つい一瞬前まで、卑怯な手を使われたことに怒り、赤褌姿に嫌悪感を抱いていた。それが綺麗サッパリなくなっていた、むしろ。


「な、なんちゅう…………立派な男、いや……見事なポリ公じゃぁぁ❤❤」

角田はすっかり己を打ち負かした角刈りの不良警官に男惚れしてしまった。

そうだ、あのような手段を使ってでも勝利する、その覚悟が己には足りていなかったに過ぎない。あれこそが真の男、あの赤褌こそ警官の証。


「わ、わ、わしも、仲間に入れてくれええ❤❤」


角田はそれまで後生大事に体を預けていたマンキニをゴミのように捨て去ると、空からひらひらと舞い降りた赤褌をギュッと締め上げた。


「おおぅうたまらんぞぉお❤ たまらん、たまらん男らしいっちゅうのはこんなに気持ちいいもんかあ! おうおうおう! たまんねえぞおお! お前さんたちもそぉんな変態的な格好今すぐやめて、わしといっしょに真の男になるんじゃああ❤」


見事負けた角田は、晴れやかな笑顔で振り返った。

さっきまで婬奔に耽っていた警官たちは、怒りと失望の混じった顔で角田を見下ろしていた。

我先にと裏切った角田に対して、正義の怒りを爆発させていた。だが、怒号は

だがそれは起こらなかった。

「な、何を言うとるかあ、警察官としてのほこりはどうしいっぃいぃぃぃぃぃぃぃい★」

「嫌だ、俺はあんなあがああぁああ★」

次々に降り注ぐ光が男たちを変えていく。


マンキニ姿の男達は次々に目が覚めたような態度でマンキニを脱ぎ去り、赤い褌姿に変わっていく。


「わっはっは、どうだどうだあ、わしはやりとげたぞー!」

藍田はそんな光景を満足そうに眺め、年甲斐もなくピースサインを突き上げていた。群がっていた良い子たちは、そんな勝利に不満げだ。


「あ」

そんな子どもが、藍田の頭上を指さした。

角刈り頭に、青い光が、鍾乳洞から垂れる雫のようにポツリと落ちた。

「はひ★」


ブーーー!!


再びサイレンが鳴り審判が叫んだ。

「えー反則負けです」

それはそれはご尤もな言葉だった。


「そ、そんなひっぃぃい★ はひぃいわしが、わしがまた消えるぅううわしがまたあああンン★★」

藍田は電撃に打たれたようにビリビリヒクヒク痙攣しながら、褌からはみ出た肉棒からビュルビュルと雄汁を吐き出した。





一分もしないうちに、会場内は光線の光で満たされた。

男たちのへんてこな悲鳴と否定、遁走と抵抗は、こちらもまた一分も保たなかった。




元赤コーナーではすっかりマンキニ姿になった警官たちが、量とと一緒にとろけた顔でマンキニ大合唱をしていた。

変態だなんだと罵っていた過去など、はなっからなかったような見事な切り替えっぷりである。


元青コーナでは、褌姿に総入れ替えになった男たちが押忍だのわっしょいだの祭のように騒いでいる。皆となり席の男に筋肉を見せつけたり、自分の首の太さを自慢したりと、暑苦しくも微笑ましい光景が繰り広げられている。



「どうしたどうした、なんでまたそんな褌なんてもんを着とるんでありますかあ❤ マンキニ姿のほうが百倍千倍格好良いでありますよぉぉお❤」

「な、なにをいうんじゃ❤ 赤褌をキリッと締めたお前さんのほうが、よっぽど立派で雄々しいポリ公さんじゃったぞおぉぉお❤」


そしてその代表たる二人は、当然のように自分の姿に誇りを持って……それでいてニヤついた顔でお互いを見つめ合っていた。


『さあ勝負は両者敗北ということで、続きまして第二回戦です!!』

「おう望むところじゃあ❤」

「わしこそ最強よお❤」

司会が叫び、さあどうぞとお子様軍団に声をかける。

だが、そこに一回戦のような騒ぎは起きなかった。


「えー…………またあ?」

「うーん、なんかもういいかな僕は」


楽しかったは楽しかったが、終わったならばそれでいい。

ゲームというのは、クリアするまでが一番楽しいものだ。

自分たちから能動的にやるのは楽しいが、大人に言われてやるのは違う。

倒せてしまった情けないポリ公に、玩具としての価値もあまり残っていない。


彼らはあからさまに角田と藍田に対する興味を失っていた。


「あ、そーだ」

そこで思いついたのは、最初に手を出した太った子どもの一人だった。



「お❤ おぉお❤ ケツ、ケツ…………が、はぁぁそんなにそこを擦ってはイカンンンン❤❤」

「ぬほぉおマンキニチンポ擦れて擦れてたまらんん❤」


角田の藍田は試合最初にしていたように、今もまた顔面同士を向き合わせていた。

そんな二人を、子どもたちにピッタリと股間同士をくっつけて、…………そして、ただそれだけした。

あとは勝手に。ということである。


それだけで、角田と藍田の二人の角刈り警官は、前袋をスリスリ、ケツをホジホジ、そして無精髭まみれの角刈り顔でベロベロ。

立番勝負とは名ばかりの、変態イかせあい勝負になっていた。


すっかり飽きられてしまったポリ公二人は会場のど真ん中で放置されて、子どもたちは自分たちがどうやって勝ったかの自慢話……も終えて、今ではすっかり最近ハマっているゲームの話に興じている。


そうするうち、どちらともなく射精し、また赤が青になる。その姿に興奮した相手が反則を犯し、こんどは青が赤になる。

この繰り返しだ。

第32回忠犬ポリ公杯。


すでに31回こんなことが繰り返されてきたが、今回の結果も、またこんなものとなった。


彼らの戦いは終わらない。

街を守るために必死に戦った警官たちは、己の正義を警察に取り戻すために明日も明後日も必死に戦うのだ。それが警官、正義を守るお巡りさん、市民に忠実なポリ公なのだ。


「ハァハァ…………たまらん、たまらんん、角刈り顔のマンキニたまらん❤」

「ぬほぉおおわ、わし、じゃなかった、つながり眉の褌…………ぃぃ褌が勃起が、とまらん❤」


二人はお互いの顔面を見つめ合いながら、かつての自分と今の自分を思い返して興奮し、また射精した。

短時間に強烈な洗脳を浴びて、もはや自分がいまどちらなのかもわかっていない。


出場選手はだいたいはこうして、ポリ公としては使い物にならなくなる。


だが問題ない、先達たちがそうしたように、彼らはポリ犬という立派な新しい仕事が待っているのだから。



熱血雄臭『赤褌』警官 VS 実直直立『マンキニ』警官 威信を掛けた立番対決!

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