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死蛸都内
死蛸都内

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吹雪の山小屋で

「まさかこんなに吹雪いてくるとは……」


冒険者ハンスは呟いた。

人里近い山に巣食うゴブリンの群れの討伐を達成した帰り道、天気が急変したのだ。

雪と風は次第に強くなり、視界が真っ白に染まって、山道の境目すらも曖昧になっていく。


このままでは遭難してしまう――ハンスの額に焦りの汗が滲み始めたとき、吹雪の中に山小屋のシルエットが現れた。

冒険者ギルドが冒険者や旅人のために設置した避難用の丸太小屋だった。


「助かった……」


渡りに船とはこのことだと思いながら、ハンスは小屋の中に入った。

小屋の中はうす暗く、埃っぽい。


まず火を起こさなければ。

そう思って暖炉に目を向けると、暖炉の前でしゃがみ込んでいる人影と目が合った。

その人影はハンスを見てびくりと肩を跳ねさせた。

紺色の頭巾に、同じく紺色のケープ。

伝統的な巡礼者の旅装だった。


「おっと失礼、驚かせてしまいましたね。先客がいたとは」


ハンスは紳士的に頭を頭を下げて言う。


「ぼくはハンス、冒険者をしています。依頼の帰りに降られましてね」


「こちらこそ失礼しました。私はダリア。聖女神教会のシスターです。巡礼の旅の途中でして……」


ダリアと名乗った巡礼者はハンスの方に向き直った。


「どうやら薪がしけっているようで、私の発火魔法では火が起こせません。ハンスさまは魔法をたしなんでいらっしゃいますか?」


ダリアは形の良い細眉を寄せて、上目遣いでハンスを見上げた。


うす暗い小屋の中で紺色の装束に包まれたダリアの顔だけが白く、整った顔立ちがより際立っている。


「いやあ、残念ですがぼくは魔法がさっぱりでして……」


まったく女っ気がないハンスは、ダリアの美貌と琥珀色の瞳が放つ静かな色気に耐え兼ねて目を反らした。


「そうですか……」


ダリアは気落ちした様子で俯いた。


そして、簡素な寝台に腰掛けた。


寒そうに肩をすくめるダリアの姿に、ハンスの胸がじくりと痛む。


ハンスは羽織っていた外套の雪を払うと、ダリアの肩に掛けてやった。


「シスター・ダリア、こちらをお使いください」


「えっ、いや、それではハンスさまが……」


「いえいえ、ぼくは大丈夫ですよ。これでも鍛えてますから!」


ハンスは力こぶをつくるジェスチャーをして、強がってみせた。

ダリアはそれを見て、小さく吹き出した。


「お気遣いありがとうございます、ハンスさま。ですが、そのままでは風邪をひいてしまいます。身を寄せ合えば、多少は寒さもしのげましょう。こちらに」


ダリアは外套を片方広げて言う。


「そ、それはちょっと……」


「ご遠慮せずに。そうした方が私も温かいですから。さあ、お早く」


手招きするダリアに根負けして、ハンスはダリアのとなりに座ることにした。


「では失礼して……」


遠慮がちにすこし距離を置いてハンスが座ると、ダリアはすかさずぎゅっと触れ合うほどに距離を詰めて、外套をハンスの肩に乗せた。


「ほら、こうすると温かいですよ」


ハンスはむにゅりと柔らかいものが腕に押し付けられる感覚に、目を丸くした。

厚着の旅装でいままで気が付かなかったが、ダリアは豊満な身体付きをしているようだった。


厚手のケープ越しにもわかるほどの圧倒的質量を誇る柔らかな胸の果実の存在感。

紺色のズボンにパツパツに詰まった太もも。

うっすらと甘く香る亜麻色の髪の匂い。

清楚な雰囲気とは裏腹な、あまりに肉感的で蠱惑的なダリアの肉体が、ハンスの琴線をくすぐる。


(おお、神よ!お許しを!)


股間の男の象徴が勝手にムクムクと硬くなり始めるのを感じて、ハンスは心の中で神に祈った。


「寒いですね……」


ハンスの動揺を尻目に、ダリアはハンスに寄りかかるようにして密着する。


「そ、そうですね」


バクバクと高鳴る心臓の鼓動を聞きながら、ハンスは平静を装う。

だが、身体の反応は抑えきれない。

ハンス自身は硬く滾り、股間にテントを張っている。

旅装に炊きしめられた香なのか、それとも体臭なのか、ダリアの甘い香りが鼻腔をくすぐる度に、頭がくらくらとして身体が熱くなってくる。

いますぐにでもダリアの瑞々しい唇を奪い、豊かな双乳を揉みしだき、押し倒してしまいたい――そんな欲求がハンスの脳内を満たしている。

いくら女性に免疫がないと言っても、肩を寄せ合うだけでこのような異様な昂りに襲われるのはおかしいと、ハンスは気付き始めた。

しかし、その思考はツツとダリアの指が自分の太ももに伝う感覚に吹き飛ばされてしまう。


「あら♡ハンスさま、このように腫らしてしまって……♡」


ダリアの指が、テントに触れる。

張りつめたイチモツに刺激を与えられ、ビクンとハンスの腰が跳ねる。


「こ、これは……違うんです!」


ハンスは慌てて取り繕おうとするが、言いわけすらまともに思いつかなかった。

どんな軽蔑の言葉が投げかけられるか顔を青くするが、帰って来たのは意外な反応だった。


「私のせいですよね……♡うふふっ♡寒さをしのぐには『運動』すると良いと言いますし……ね?♡」


ダリアは目を細め、妖艶に笑った。

先ほどまでの清楚な雰囲気とはまったく違う、艶めかしい表情にハンスの背筋が泡立つ。

ハンスに熱の籠った視線を向けているダリアの琥珀色の瞳が赤く光った瞬間、ハンスは意識が遠のくのを感じた。



次にハンスが意識を取り戻したとき、彼は全裸でベッドに仰向けになっていた。



「では、いただきます……♡」


同じく一糸まとわぬ姿のダリアはハンスに跨り、いきり立った肉棒に手を添えて、いままさに秘裂へと迎え入れようとしている所だった。

ダリアの下腹部にはハートを模した淫猥な紋様――淫紋が刻まれており、彼女の興奮を示すように淡い燐光を発し、明滅していた。


ハンスは意識を取り戻したばかりでぼんやりした思考の中、いつか酒場で聞いた話を思い出していた。

淫魔は戯れに人間に淫紋を刻むことがある。

淫紋を刻まれた人間は性欲や性感帯の感度を何倍にも増幅させられる。

やがては、淫らに変わった肉体に引きずられて淫行を好むように嗜好がねじ曲がり、魂までもが完全に堕落したとき、淫魔へと堕ちてしまう。

聖騎士や聖女のような高潔な人物でも、その堕落の誘いには耐えることができない、と。


「やっ、やめ――~~~~ッッ!!♡♡」


ハンスの制止の言葉も虚しく、ダリアの腰は一気に落とされた。

熱く火照った肉壺にぐにゅりと分身を飲み込まれる感覚に、ハンスは息を飲む。


「んんっ♡ハンスさまのおチンポ、ガチガチに硬くて……雄々しく反り返っていて……♡心意気だけでなくおチンポまで素敵な方……♡興奮してしまいます♡♡」


ダリアは下の口で咥えこんだ肉棒に感じ入り、ハァと熱いため息をつく。

そして、ゆっくりと腰を振り始める。

初めは慣らすように小刻みに、次第に大きく激しく。

肉厚の巨尻がハンスの腰に打ち付けられるたび、ダリア自身の頭部よりも大きい二つの豊乳がばるん、だゆんと揺れ弾む。

「はあんっ♡はぁ~~~~ッッ♡♡イイっ♡ほぉおんっ♡いいとこ当たるぅ♡♡きもちいい~~~~ッッ♡♡」


ダリアは舌を突き出し、目じりを下げただらしない笑顔を浮かべて、濁った声で吠える。

そして、大きな胸と尻とは対照的に細くくびれた腰を上下させながら、前後左右自在にくねらせて、ハンスを責め立てた。


「ぐうっ♡ううっ♡」


ハンスは淫らなダンスを踊るダリアの下で、歯を食いしばって呻いていた。

淫紋を刻まれていると言えど、相手はシスターである。

まかり間違っても中出しなどしてはならない。

だが、肉ヒダが粒立った膣壁がぐにゅぐにゅずりずりと肉棒を愛撫する感覚と、態度を豹変させて淫猥に乱れるダリアの姿に、ハンスの興奮は極限まで煽られている。

限界は近かった。


「おやめっ、くださいっ!こ、こんなこと、間違って――」


「んんっ♡なにも間違っていませんよっ♡こんなに気持ちいいことっ♡間違っているはずがありませんっ♡♡」


ダリアはハンスの制止を意に介さず――いや、それどころか抵抗の気概に一層興奮を増した様子で激しく腰を振りたくる。


「んお゙おッ♡お゙んっ♡ふお゙っ♡ハンスさまのおチンポいい~~ッ♡♡子宮にキクぅ♡」


豊満な肢体が躍動する。

簡素なベッドが揺さぶられ、ギシギシと悲鳴が上がる。


「ぐ、うう……!♡」


「あはっ♡もうイっちゃいそうなんですね♡いいですよ♡遠慮せずにどうぞっ♡私の子宮にあっついザーメン流し込んでっ♡お腹のナカから温めてくださいっ♡」


射精の兆候を感じ取ったダリアは叩きつけるように腰を勢いよく落とした。

ばちゅん!という打擲音と共に、膣肉が収縮して肉棒を締めあげる。


「~~~~ッッ!?♡♡♡♡」


びゅくっ♡びゅくっ……びゅくびゅくっ♡♡


快楽の雷が脳天を撃ち、ハンスの視界が真っ白に染まる。

ハンスは声も出せないまま吐精した。

ビクビクと肉棒が跳ねるたび、白濁した熱い迸りがダリアの子宮に流し込まれていく。


「んぁ……♡ハンスさまのザーメン、美味しい……♡♡」


ダリアはうっとりと目を細めて呟き、ハンスをさらに責めるようにゆっくりと腰を回した。


「かっ、あっ!」


射精中の肉棒を刺激され、ハンスは息を詰まらせる。

ハンスの射精は長く長く引き延ばされていく。


「はぁ……♡はぁ……♡」


欲望の証を一滴残らず吐き出し、ハンスは息も絶え絶えという様子で、荒い息を吐いていた。

あり得ないほどの大量射精を経て、ハンスは異様な虚脱感に包まれていた。

まるで命そのものを吐き出してしまったみたいだ――そう思った矢先、自分の身体の異変に気が付く。


「あ、あれ?」


そう呟いた声もなんだか高い。

首を巡らせて見ると、自分の身体が全体的に細くなっている。

剣を握り続けて十数年、マメだらけだった太い指も、細く柔らかなものに変わっている。

そこで思い当たり、慌てて自分の胸を見てみると、そこにはひかえめながら確かな胸のふくらみがあった。


「んふふっ♡ずいぶん可愛らしい姿になられましたね♡」


女性へ変わったハンスを見下ろして微笑しながら、ダリアが腰を浮かす。

ダリアの秘所を最奥まで穿っていたはずのハンスのイチモツは小さく小さく縮んで、もはや大きめのクリトリスほどのサイズになって締まっていた。


「いったい、なにが」


高い女性の声でハンスは言う。


「ハンスさまの精があまりにも美味しかったので、小々吸い過ぎてしまいました♡ハンスさまの『男性』をザーメンに変換して吸い尽くしてしまったようです♡まだまだ私も淫魔として未熟ですね♡♡」


そういって、ダリアは擬態を解いた。

亜麻色の髪をかき分け黒い角が伸び、尾てい骨を延長するように細長い尻尾が伸び、コウモリのような羽根がばさりと広がる。

琥珀色の瞳は血のように赤く染まり、瞳孔が縦に裂ける。

異形の器官に、縦に裂けた血色の魔眼。

それらは紛れもなく淫魔の証だった。


(すでに堕ちていたのか……)


ハンスはダリアの甘い体臭が淫魔特有の催淫フェロモン混じりの媚香だったことに気付かなかった自分の迂闊さに歯噛みした。


「私はかつて性快楽など微塵もしらぬ無垢なシスターでした。ですがある日、お姉さまに淫紋を刻まれ、おチンポを生やされ……快楽に抗うことができず……こうして淫魔に堕ちてしまったのです♡」


ダリアは自分が淫魔に堕ちたときのことを思い出しながら、うっとりと目を細めて、熱い吐息を吐き出した。


「淫魔のカラダはいいですよぉ♡おチンポでもおマンコでも、両方で気持ちよくなれるのが最高です♡こんなふうに……ッ♡♡」


ダリアは淫魔に堕ちたことで得た豊満でメリハリの付いた魔性のボディラインを誇示するように、胸や腰、太ももに手を這わせる。

太ももを這う手が股間に伸びると、クリトリスがムクムクと大きく膨れて勃ち上がり始めた。

小さな肉の芽は、あっという間に長大なふたなりペニスへと成長する。

その怒張はハンスの男根より遥かに大きく太く、禍々しいほどに雄々しかった。


「ハンスさまもせっかく女性になられたのですから、犯される快感も経験しなくては……ね?」


ダリアは誇らしげに巨根を擦りながら、ハンスの股座に先端を押し付けた。

元は玉袋があったあたりのソコには、男にはないはずの割れ目があった。

未知の女性器への刺激を感じて、ハンスの背筋にぞくりとしたものが走った。


「ふふっ♡ご心配なさることはありません♡こうすればハジメテでも、ほら……♡」


ダリアがハンスの下腹部を撫でる。

すると、そこにダリアの下腹部に刻まれているのと同じ淫紋が現れた。


「……ッ!♡ああっ!♡♡」


赤い堕落の紋章が刻まれた瞬間、焼けつくような衝動がハンスを襲った。

空いた『穴』を埋めてくれるものを渇望して、胎の奥底が熱く、疼いている。


(ほしい!ほしい!ほしいッッ!!)


ハンスにとっては未知の、男の性欲とはまた違う性欲。

初めて抱く欲求、それも淫紋によって数十倍にも増幅されたそれを抑える方法など知る由もない。

理性は一瞬にして吹き飛び、性欲だけがハンスを支配した。


「くれっ♡それっ♡ふといのぉ!♡♡」


ハンスは突き付けられた肉杭こそ、湧き上がる渇望を満たしてくれるものだと本能的に悟った。

腰をヘコヘコと揺すって、生まれて初めての挿入のおねだりをする。

その無様な様子に、ダリアはクスリと笑う。


「淫紋と異性の性器の組み合わせ、本当にたまらないんですよね♡ムラムラを発散する方法もろくにわからないのに、欲求だけが高まって……脳みそが気持ちよくなることでいっぱいになってしまう……♡私もそれで堕ちちゃいましたから、わかります♡」


「うう~!はやくっ!はやくぅ!♡♡」


「すみません♡もう限界ですよね♡では、できたておマンコの処女、いただきます♡」


ダリアは細く変わったハンスの腰をがっしりと掴み、腰を押し進めた。

熱い蜜を滴らせる割れ目に、巨根がずぶずぶと埋まっていく。


「ああ゙っ!?♡あ゙~~~~ッッ!!♡♡」


破瓜の痛みも、狭い膣洞を太い肉塊で押し広げられる圧迫感も、淫紋によって全て快楽へと変換される。

肉棒の先端が最奥に達するまでの間に、ハンスは三回達した。


「はぇっ♡しゅごい……♡」


「あらあら♡もうイっちゃったんですか?♡まだまだ、これからですっ♡よっ♡」

ダリアは捕食者の嗜虐的な笑みを浮かべながら、腰を振り始めた。


「ゔあ゙っ!?♡お゙っ♡ほお゙~~~~ッッ♡♡♡♡」


太く長大な巨根が狭隘な肉洞をゴリゴリと擦り、耕していく。

女性化したことで細身になったハンスにとって、ダリアの極太ふたなりペニスはあまりに大きい。

本来なら抽挿には苦痛が伴い、ともすれば負傷してしまうところだが、淫紋の効果によりハンスの女性器は柔軟に変形して巨肉杭を受け入れていた。


「お゙っ♡おっ♡んぐっ♡おほぉお゙っ♡」


最奥を突かれる度に肺から空気が押し出され、濁った声がハンスの口から漏れ出る。

視界にパチパチと閃光が弾け、ハンスは幾度となく絶頂に達した。

過ぎた快感に顔をゆがめ、涙を流し、よだれを垂らし、鼻水までも漏れ出している。

淫魔ペニスの蹂躙に完全に屈服した様子のハンスのすがたにダリアはさらに興奮し、腰の動きをはやめていく。


「あはぁっ♡素敵なお顔♡ハンスさまっ♡いいですよね?中出ししちゃってもッ♡ハンスさまも淫魔になっちゃいましょう♡あっつい淫魔ザーメン中出しされて人間辞めるの、さいっこうに気持ちいいですよ♡♡」


「うごっ♡おん゙っ♡ゔっ♡おお゙っ♡」


ハンスの意識はほとんど飛びかけており、意味のある言葉を紡ぐ余裕などもはやなかった。

だが、快楽の虜となった肉体が意思の代わりに反応を見せる。

ハンスの膣がぎゅっと締まってダリアの肉棒を締め付け、ダリアは満面の笑みを浮かべた。


「んふふっ♡素敵なおねだりですね♡では、ご期待に答えましょうかッ……♡」


ダリアはラストスパートと言わんばかりに激しく腰を動かした。

最高の射精に至るための本気ピストン。

容赦のない腰振りに、ハンスの身体が揺さぶられる。

「おっ!?♡おっ♡お゙っ♡お゙っ!!♡♡」


「イクイクッ♡人間卒業ザーメンでるっ♡んっ♡んんゔ~~~~~~ッッ!!!!♡♡♡♡」


ダリアがぐっと上から押さえつけるように腰を突き出した瞬間、灼熱の白濁の濁流がハンスのナカで迸る。


ぼびゅっ♡びゅるるるるるる~~~~ッッ♡♡


淫魔であるダリアの射精量は人間とは比べ物にならない。

ドロドロの白濁はハンスの出来立ての子宮をあっという間に満たし、結合部から逆流する。

漏れ出した精液はベッドの上に白い水たまりをつくり、湯気を立てる。


「~~~~ッッ!?♡♡~~~~ッッ!!!!♡♡♡♡」


初めての中出し絶頂の感覚に、ハンスは声にならない声をあげ、身体を反らせて震わせる。

淫魔の濃厚な精液を受け入れる至高の快感。

人間相手の性交ではけっして得られない、魔性の悦楽にハンスの魂は完全に堕落した。


下腹部に刻まれた淫紋が一際強い光を放つと、ハンスの身体に変化が現れ始めた。

女性化し細身の身体付きになったハンスの肉体が、徐々に肉付いていく。

ひかえめだった胸のふくらみは大きくたわわな果実となり、尻も胸と遜色ないほど豊かに実っていく。

太ももはムチムチと太さを増して、汗が滲む肌は人並みはずれた艶を帯び、催淫フェロモン混じりの甘い体臭が香るようになる。

髪をかき分け、角が伸びてくる。

背中からはコウモリの羽根が姿を表し、先端がハート型に尖った細長い尻尾が生える。


「ふへぇ……♡」


深く長い絶頂が終わり力なくベッドに倒れ、天井を見上げて恍惚とした表情を浮かべるハンス。

その瞳は血の色に染まり、縦に裂けた魔眼になっていた

淫魔へと転生したハンスを見下ろして、ダリアは満足そうに微笑む。


「やはり淫魔に堕ちた姿も素敵ですね♡ハンスさま――いや、もうハンナさまと呼ぶべきでしょうか♡」

そういって、ダリアが腰を引く。


淫魔となり搾精器官へと変貌した膣は、抜けていく肉棒を逃がすまいと最後まで縋り付き、肉棒が抜け落ちた瞬間にちゅぽんと音を立てた。


「お゙っ♡」


自分を満たしていた肉杭が抜け落ちる感覚に、ハンス改めハンナは間の抜けた声を漏らす。


「次は、ハンナさまが犯してください♡淫乱シスターのおマンコにぃ♡もう一度あっついザーメンをお恵みください♡」


転生の余韻に浸り、血色の魔眼で中空を見つめているハンナにそういって、ダリアは背を向けて四つん這いになった。


でっぷりと肉の乗った巨尻を割り開き、蜜を滴らせる割れ目を見せつける。

緩く開かれたムチムチの太ももの狭間からは、柔らかそうに下垂した爆乳がその先端で勃ち上がったパフィーニップルをベッドに擦り付けている様が見えた。

あまりに淫猥なダリアの艶姿に、ハンナは失ったはずの男性器に血が通うのを感じた。

大ぶりのクリトリスへとしぼんでしまったペニスが、今度は逆に膨張し始める。

小指の先ほどもなかった肉の突起は、親指大になり、その倍ほどになり、元通りの姿を取り戻し――さらに大きくなっていく。

やがてハンナのふたなりペニスは、元の男の身体のときの男性器より二回り以上も大きな巨根へと成長した。

ダリアのモノにはやや劣る大きさだが、それでも十分以上に立派な逸物だ。


「ふーっ♡ふーっ♡シスター、シスター!♡♡」


ハンナはもはや自分の肉体変化など意に介さず、バキバキに勃起したふたなりペニスを握りしめ、ダリアの方に寄っていった。

そして、先走りを滴らせる先端を、蜜をよだれのように垂れ流すダリアの秘所――ではなく、その上でヒクついている不浄の窄まりに押し付けた。


「待ってくださいっ♡そっちの穴はよわ――んほぉおお~~~~ッッ♡♡」


いきり立った肉棒を弱点のアナルに遠慮なくぶち込まれ、今度はダリアは間の抜けた声で吠えた。

突然に後孔を犯され動揺しているダリアを尻目に、ハンナは容赦なく腰を前後に振りたくった。


「ふおっ♡おおっ♡淫魔になったハンナさまのおチンポすっごぉ……!♡太くてぇ、カリ高でぇ♡直腸ゴリゴリ削られるぅ♡これすきっ♡このおチンポすきぃ!♡♡」


ダリアは背筋を震わせながらハンナの激しいピストンを受け止める。

ハンナの腰が勢いよくダリアの肉厚尻に叩きつけられるたび、二つの尻たぶが波打ち、ばちゅん♡だちゅん♡と小気味よい打擲音が山小屋に響く。

四つん這いの状態で真下に垂れてなお巨大なハンナの双乳にもピストンの衝撃が伝播し、ゆりこのように揺れる。


「んん゙゙ッ♡生まれ変わったばかりなのに、こんなに的確で力強いピストンを……ッ♡はあっ♡はあっ♡たまりませんっ♡もっともっと激しく犯してくださいッ♡まだまだ吹雪は止みそうにありませんしっ♡たっぷり楽しみましょう♡あっ♡そこっ♡いいですっ♡もっどぉ~~!♡♡」


二人の淫魔は雪に埋もれていく山小屋の中で、犯し犯され、存分に愛し合った。

その激しいまぐあいは、翌朝吹雪が止むまで続いたのだった。

吹雪の山小屋で

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