XaiJu
葉一
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リクエスト/谷口君(水泳部)の続き(2)

コメント~部長が堕ちるまで。過程・ディテールをリクエストから多少アレンジしました。  〇  夏本番の暑さと日差しだった。俺も他の水泳部員もみんな素肌を焦げ茶色にしている。水着を少しずらせばそこだけは真っ白な肌で、そのくっきりとした日焼けが恥ずかしい──いや、今となってはそうでもない。同級生の島江恒が、腰からずれたスパッツを無造作に引き上げる。ちらりと見える日焼け跡。膨らんだ股間の先から小便のようにプールの水が滴っている。自分が水泳部だから気が付かなかったが、俺も含めて部員達はあまりにも無防備だった。オカズだらけの光景に勃起しそうになるのを堪えて、プールに飛び込む。  改造された俺の肉体は、部活動程度では全く疲れない。それでも、筋肉が躍動して熱を帯びるのが分かる。素体評価Sという格付けが俺をこの上なく幸福な気持ちにさせた。その力をはっきりと自覚したのは、ついさっきのことだった。100メートルを流して泳ぎ、プールサイドに上がる。ゴーグルを持ち上げると、部員達のほとんどが俺に視線を向けていた。タイムが良かった──それだけでは説明が付かない、中学生らしからぬ劣情にまみれた眼差しに、俺は今度こそ興奮してしまう。 「すげえな守!何食ったらこんな急成長するんだよ」  恒がにこにこしながら俺を肘で小突いた。まさか男とは答えられず、適当に笑ってごまかす。その島江さえも、俺の股間や筋肉に視線を這わせている。  戦闘員としての素質が高ければ高いほど、ダーク様から与えられた邪悪な力を使うことができる──俺は、この肉体や色香で雄を魅了させる力が強いようだった。意識すれば、いま話している島江にだけこの力をもっと作用させることもできる。微妙に目が座ってきた恒は、俺と話を続けたくて堪らないようだった。 「まあ、水着のおかげってところもあるかな」 「ああ、DN社のだろ。今時ブーメランって思ったけど、結構良いのか?」 「この前モニターやって、そのサンプル余ってるからあげるよ」  俺はにっこりと笑いかけ、恒を虜にする。水泳部の仲間を全員戦闘員に堕とす──俺の初任務が始まった。  ●  はあ、と気付かない内に溜息をついていた。理由はもうはっきりと分かっている。部活に行きたくないんだ。俺──渦原誠はそれでも水泳部部長なので、決心してバッグを肩に掛ける。同級生よりも頭一つ背が高いので、荷物の持ち方や人ごみの歩き方なんかにはコツがあった。できれば、放課直後の混雑した廊下に出たくない。  どうしてこんなことになったのか、原因を考えてみる。少し前から、なんとなく居づらいというか、粗野で下品な言動──「俺この前の休みで10回抜いた」とか「オススメのAV」とか。まあ要するに猥談だ──が部員達の中で目立つようになった。中学生だし、流行り、なのかもしれない。それでも俺は、下ネタがどうしても苦手だったし、そういうだらしのない雰囲気も嫌いだった。注意したのは、一度や二度ではない。その度に、仲間の中で浮いてしまうような気がする──ちょうどこの身体の大きさのように、意図せず。  小さく決心して、部室の扉を開ける。泣いても笑っても、あと数週間後の大会で引退なのだ。それまできちんと部長をやり遂げなければならない。  強い塩素と、男の汗の匂い。2、3年生でちょうどいっぱいになる部室(1年生はスペースの都合上、俺達の引退まで部室は使えない)は雑談の声でがやがやとしていた。部員同士の雰囲気が良いことは、俺もよく分かっている。だが。  目の前にいたのは、同級生の谷口だった。最近になってめきめきと頭角を現し、中学生から大人のものに変化しつつある肉体美を惜しげもなく見せつけている。それもそのはず、競パンすら履かず、全裸で部員達と雑談に興じていたのだ。ぶらりと垂れ下がった陰茎も、真っ直ぐ、太く、綺麗で立派だった。俺は思わず谷口に見惚れてしまう。はっ、として勢い開け放していた部室の扉を閉める。 「谷口!!全裸でうろついてるんじゃない!!」  やべっ、と舌を出して谷口は笑う。DN社の競パンをずり上げるように履くと、股間の膨らみが妙に強調された。俺は、何となく、この異変の渦中には谷口がいるように思っていた。谷口が好タイムを出すようになってから、部員の中でもDN社の競パンを履く者が増えてきた。それから──それから、猥談が増えたように感じる。  黒い太縁の眼鏡を外し、制服を畳む。微妙に部員達の視線を感じながら、いつも使っている紺色の競泳スパッツにさっさと履き替えた。白のキャップに黒のゴーグルで、いつものスタイルになる。ふと部室を見渡すと、部員の半分近くはDN社の競パンを着用していた。黒のキャップに黒のゴーグルと黒ずくめで、どれにもDN社のロゴが入っている。それは何か、軍隊のような統一感を感じさせて、薄ら寒さを覚えた。俺も谷口にDN社のモニターを誘われたが、何となく使い馴染んでいるものが良くて断ったことを思い出す。  トレーニング用具を置いてある棚に、見慣れない円柱状の容器が置いてあるのを見掛けた。プロテインの文字に、DN社のロゴがこれにも記されている。俺の視線に気付いて、島江が気を利かせて応えてくれた。 「ああそれ、DN社からのモニター品というか、試供品で貰ったんだよ。俺もだけどウチの部員、結構DN社使ってる奴多いだろ? それでぜひご贔屓にってことらしいぜ。次の代のユニフォームとか試合用の水着もDN社にしないかって、後輩が営業掛けられてんだ」 「……そうか」  後輩の代のことは後輩が決めれば良いと思って、特にコメントはしなかった。が、俺の心は何となく反対したい気持ちに偏っていた──特段、人に説明できるような理由はないが。 「部長も使ってみる? 結構効果感じるんだよなこれ」  島江が腕を曲げて力瘤を作って見せる。確かに、数日前よりも見た目から変化しているように見える。 「俺はいいや。何となく好かんから」  効き目があると勧めてくれているのに、ちょっと悪いと思いながら断る。すると、いつの間にか谷口が近くに居て、会話に混ざる。 「いや本当にすごい効き目だから誠も飲んだ方がいいよ」  甘い、良い匂いがする。ぐらり、と頭が揺れたように感じ、俺は束の間ぼーっとした。島江の提案にはなびかなかったが、谷口に言われると『無性にそうするべきだと思うようになった』。手に一錠、真っ黒なカプセルが載せられる。 「まあ、そんなに言うなら、一回だけ……」  言い訳をするようにそう言い、俺はカプセルを飲み込んだ。無味無臭のそれは、スポドリで流し込まれ、腹の中に落ちていった。  ●  身長が高いほど、精通が遅れるらしい。本当は因果が逆で、精通することによって身長の伸びが止まるのだ。科学的に。  俺はその日、早く精通しないかな、と思っていた。そうすれば、みんなの猥談にも気兼ねなく入っていけるのに。精通していないとバレたら、からかわれると思って嫌だった。部活の雰囲気が悪いのではなく、俺の心の中に壁があったとようやく気付いた。そう考えると、すとんと納得でき、自分はなんて小さい奴なんだと一人で恥ずかしく思った。  昨夜、みんなが話題にしていたAVをこっそり見て、チンポをシコってみた。オナニーをするのは初めてだったので、やり方はよく分からなかったけれど、肉体が、本能が、気持ち良いことを全部知っていた。ただ、先走りは出たが、勃起したチンポをいくら弄っても、結局イクことができなかった。俺は──自分が思っていた以上に、失望していた。早く、みんなみたいに気持ち良くなりたい。快感を味わいたい。これが、俺が初めて意識した劣情だった。  水泳部のドアを開けると、全裸で歓談する部員達──もう見慣れたもので、注意する気も起きない。ぐらり、と頭が揺れる。塩素の匂いはもうほとんどせず、汗や精液といった雄の匂いが部室には充満していた。何か──大事なことを忘れているような気がする。しかし、それが何かは分からない。2年生と3年生が、目の前でキスをし始める。『学年を跨いだ交流』に、俺は安心した。これで、後輩もみんな仲良くやってくれるだろう。発情期の犬のように勃起したチンポがお互いのすべすべした腹筋に擦り付けられ、粘々といやらしい汁が垂れ、太ももを伝い、すね毛に絡まり合う。俺はそれをじっと見て、むくむくとチンポが勃ち上がっていくのを感じた。『仲間の興奮している姿に同調するのはおかしなことではない』。『周囲の一体感を高める上で、非常に有効である』。おかしいことではない。俺も制服を無造作に脱いで、みんなに堂々とチンポを晒した。 「部長」  島江が声を掛ける。全裸や競パン姿が多い部室の中で、島江とその後ろの数人だけが異質だった。彼らは、フルボディータイプの競泳水着をしっかりと着込んでいる。光を反射しないマットな質感の黒色で、生地は非常に薄いのか、水泳選手らしい逆三角形の肉体と脂肪の乗った厚みのある筋肉をくっきりはっきりと浮かび上がらせていた。胸元にDN社のロゴが鈍く光る。全身の装備を『提供』してもらっているというよりは、全身を『支配』されている、何故かそんな印象を受けた。 「『完成』したから、今日から練習で使わせてもらうな」  そういえばそういう約束だった。中学校の大会では認められていない水着の型であったが、練習の時はフルボディーのものを使っても良いということになったのだ。サイズ等がオーダーメイドなので、『完成』に時間が掛かるという話だったが、ほんの数日で仕上がってしまったらしい。「すげえ」「早く俺も作ってもらいたいな」「手触り良いね」。部員達の注目の的となったフルボディー着用者は、得意になってポーズを決めたりする。彼らの上向きに収納されたチンポが、水着越しにもくっきりとわかった。 「誠もやっぱり気になってるんじゃない?」  同じくフルボディー型の水着を装着した谷口が、ぽんと俺の肩を叩く。意固地になっているわけではなかったが、俺は未だに使い古した赤のスパッツを履いていた。 「うーん、まあなぁ。でももうすぐ引退だし……」  わざわざ新調する必要はない、という結論に変わりはなかった。その代わり、谷口の水着と、水着越しに逞しい肉体に触れさせてもらう。伸縮性に富み、見た目よりは窮屈でないらしい。ぷっくり浮いた乳首に指が当たると、嬉しそうに谷口が声を漏らした。いつまでも触っていたい──いや、俺もやっぱりこれを着てみたい。触れば触るほど、そんな気持ちになってきた。 「さ、練習前のプロテインタイムだぞ」  谷口がふいと背を向けて、みんなに声を掛けた。いつの間にか大量にストックされたプロテインが、次々と部員に廻されていく。中には手のひら山盛りにカプセルを出す奴もいた。ざらっと俺の手に5錠のカプセルが載せられる。俺は躊躇うことなく、それをスポドリで飲み込んだ。無味無臭だったカプセルは、いつからか妙に苦く、塩辛い味がするようになっていた。腹の中から熱が込み上げてくる。『全身の細胞に、プロテインが染み渡って肉体を改造していく』。飲み始めて数日だというのに、俺のカラダにも変化があった。島江や谷口と同じように、俺も────俺も、何だ?  ●  自宅に帰ってから、部室のロッカーに参考書を置き忘れてきたことに気が付いた。夜遅くではあったが、部室のスペアキーは部長権限で自分が持っている。溜息をついて立ち上がり、チャリを飛ばした。校門は閉まっているので、フェンスを軽々越えて校内に侵入する。プロテインを飲んでから、本当に筋肉や力が付いたと思う。  田舎の学校だから、守衛なんかはいない。普通に歩いて部室に向かい、鍵を差し込んで開けた。電気を点けるのは躊躇われたが、まあ、誰にばれてもいいだろうと思い直してスイッチを入れる。散らかった、見慣れた部室だった。自分のロッカーのすぐ足元に、黒い布切れが落ちているのが目に入る。あまりにも散らかり過ぎだろうと思って手に取ると、それはぐっしょりと濡れた競泳パンツだった。 「うわ、きったねえなあ……」  悪態とは裏腹に、俺はその競パンを丁寧に広げて、まじまじと眺めていた。腰のあたりに「谷口」と刺繍が施されている。それを知って、急に心拍数が上がった。無意識に目で追ってしまう、あの肉体美を思い出す。巨大な膨らみが窮屈に収まっていた、小さな布切れ。DNのロゴに、水ではない、べたべたとした液体が付いていることに気が付いた。薄暗くてよく分からなかったが、匂いで精液だと判断できた。谷口が、ここで、競パンを履いたままオナニーをしていたのだ。俺は確信した。その様子をありありと妄想できたし──すごく、興奮した。スウェットを勃起したチンポが押し上げる。 「……置いてく方が、悪ぃんだ」  俺は誰にともなく言い訳して、競パンをガッと鼻に押し当てた。そのままスウェットの上からチンポを揉みしだいていく。プールの水なんかでは誤魔化せない、雄臭ぇ汗と精液の匂いががつんと俺の脳に届く。谷口の淫臭が、俺をますます発情させていく。メスのAVを見て、興奮しきれなかったワケがいま分かった。俺はホモだったんだ──それも、同級生の体臭に興奮するような、ド変態。ぐちゅぐちゅと、トランクスもスウェットも先走りでヌルヌルのビショビショになっていく。小便が漏れるような、液体がチンポを通ってせり上がる感覚に焦る。 「せ、精通するッ♡谷口ぃ♡俺、谷口で精通しちまうッ♡お゛っ♡イグッ♡漏れる♡」  どぷっ、と音がするほど勢いよく、濃厚で大量のザーメンが俺のチンポから溢れ出す。俺は初めての快感に、壊れたように叫んでいた。トランクスの中はザーメンでチンポもチン毛もどろっどろに汚れ、溢れ出た精液はスウェットの股間を変色するほど汚していた。手についたザーメンを見ると、それが真っ黒な色だということに気が付く──俺が手にしている、谷口の競パンと全く同じ色だった。俺のザーメンの臭いを嗅ぐと、競パンと全く同じ匂いがする。俺は精通を終え、ようやく一人前の雄野郎になったのだ。汗が強く香る。むらむらした気持ちが抑え切れない。もう一回オナニーに耽ろうとした瞬間、部室のドアが開いた。 「よお、誠。俺の競パン最高のオカズになっただろ?」 「なん、で……?」  谷口だった。呆気に取られていると、ぞろぞろと2,3年生の水泳部員達が全員部室に入り、俺を取り囲む。何故かみな、DN社製の競パンと水泳キャップ、ゴーグルを着用している。最後に島江が部室に入り、内側から鍵を掛けた。かちゃん、という軽い音が、俺の退路を完全に絶った。 「お前ら、『戻って』いいぞ」  谷口がそう呼び掛けると、部員達は一糸乱れぬ動きで左拳を右胸に当て、「はっ!」と短く応じた。すると、部員達が履いていた競パンがどろりと液状になり、全身の皮膚を塗り潰すように覆っていく。フルボディー型の水着にも一瞬見えたが、それよりも薄く、冷ややかで、邪悪な意志を秘めたそれは、手足の指まで部員達を包み込む。DN社のロゴはなく、完全な無地。ゴーグルで目元の表情は隠されていたが、口元の緩みで、股間から独立してみっともなく勃起したチンポで、男達が快感に浸っていることが分かる。俺は部員達が黒一色に変態していくのをただ見つめることしかできなかった。 「恒、部長に自分が何されたか教えてやれよ」  谷口が半笑いで命じる。やはり、この集団の中心は谷口だったようだ。 「はっ!俺、島江恒は谷口守様に洗脳・改造していただき、栄えあるダークノア戦闘員に生まれ変わりました!!」  島江は自分が如何に洗脳・改造されたかを嬉々として語った。DN社製の競パンがダークスウツという戦闘員の装備の一部であったこと、プロテインによって身体を内部から改造されたこと、ゴーグルの着用によって洗脳映像を流され続けていたこと、つい先日、戦闘員として『完成』したこと──俺はその全てに心当たりがあった。谷口は最後に再び敬礼をし、首領を称えてから一度射精した。真っ黒な精液が俺に向かって放たれる。匂いも、色も、全て見覚えのあるものだった。 「恒は忠誠心が強くってさ、俺が今までどおりで良いよって言ってるのについ『様』付けで呼んじゃうんだよな」  部員達がざわざわと笑う。 「だって、俺すげえ嬉しいんだもん。最初に守が俺のこと選んでくれたの──まあ、俺がエロガキで、ちょろかったからなんだけどさ」 「いや、俺は最初、恒が仲間になってくれて心強かったよ」  そう二人は互いを称え合って、キスをした。他の戦闘員達が文句を言ったり、はやし立てたりする。俺が、これからどうなるのかはよく分かった──意外にも、俺の心には抵抗してやろうという気持ちが全く沸いてこない。それは、プロテインやら何やらの『おかげで』すっかり洗脳が進んでいるのかもしれなかった。黒く、通常ではありえない大きさに勃起した部員達のチンポに目移りする。  ──俺も、早くみんなと同じ仲間になりたい。  それは、前々から親しみのある考えだった。俺用の競パン、キャップ、ゴーグルが手渡される。DN社のロゴに目が吸い込まれてしまう。誰に指示されるわけでもなく、俺は自ら全裸になりてきぱきとそれらを装着した。着たらどうなるか──島江が言っていたとおりになるのだろう。俺は、ダークノアという悪の組織に、今の中途半端な状態から完全に洗脳され、改造され、その手駒となるのだ。  俺は──戦闘員になりたくて堪らなかった。全身を淫らに改造され、一生を肉欲と快楽に委ねる。その牢獄に、自ら足を踏み入れたのだ。ゆっくりとゴーグルの視界が渦を巻く映像に切り替わっていく。最早、何も考えることなどできなかった。 「──俺を、戦闘員にしてください」  頭で何度も考えていたことが、ついに言葉になった。もう取り返しがつかない。 「じゃあみんなで部長を仲間にしよう」  嬉しそうな谷口や部員の声だけが、俺を現実に引き留めた。口を開けて、と言われそのとおりにする。遠慮がちに、それでいてしっかりと勃起したチンポが俺の口に挿入されていく。その圧迫感と雄の匂いに、えづきそうになるが、俺の肉体はすんなりとそれを受け入れ、喉奥まで開いて受け入れた。プロテインによって、俺の肉体は既に戦闘員の能力と大差がないところまで改造されているらしい。言葉で説明されたわけではないが、そう理解できた。競パンが変形して、アナルに難なく誰かのチンポがぶち込まれる。痛みはなく、ただただ快感だけがあった。 「あ゛っ♡」  実際はチンポで塞がれていたので、声は鈍く、無様になった。俺の性感帯が、拡がっていく。同時に、競パンがダークスウツに変化し、少しずつ、少しずつ俺の肉体を密封し始めた。 「誠が最後だったのはさ」  耳元で谷口が囁く声がした。俺は、四方八方から責められる快刺激で、それどころではない。 「誠の中にヒーローになれる因子があったから、なんだよね。このまま成長すれば、誠は俺達の敵になっちゃったかもしれない。ドクターが言うには、その確率は80%くらいだったんだ。だから、俺の洗脳にもかなり耐えられてたんだよ」  野太い声と共に、俺の腸内に熱い黒精が注がれる。妊娠してしまうのではないかと思わんばかりの量だった。俺も、その快感で精液を漏らす。「もったいねえ」と声が聞こえて、誰かが俺のチンポを喰い始めた。俺は壊れた水道みたいに、何度も、何度もザーメンを放つ。まるで精通の遅れを取り戻すみたいだった。 「でももう大丈夫。完全に誠のヒーロー因子はダーク様のお力で『浄化』されたから。いや、本当は『汚染』って言うべきなのかな。だって自分からダークノアの戦闘員になりたがるくらいに堕ちたからね。嬉しいよな?」  どぷどぷと喉の奥にザーメンが注がれる。俺は必死に頷いて、谷口に同意を示した。嬉しかった。ヒーローなんかにされなくて良かった。悪に染まることがこんなに気持ち良いと知れて良かった。ねっとりと糸を引いて、チンポが口から外される。すぐに次のチンポが挿入され、俺は何度も、執拗に汚染される。  数時間後、俺は完全に生まれ変わった。  ゴーグルが洗脳映像を流すのを止め、視界がクリアに戻る。精液を滴らせた部員──戦闘員達が、嬉しそうにこちらを見ている。俺の肉体は首から下を完全にダークスウツに覆われ、みんなと同じ戦闘員のものになっていた。ダーク様への忠誠心も、組織に関する知識も、脳味噌に何度も刷り込まれて揺るがない。戦闘員として、やるべきことが全て理解できていた。 「『定着』ッ!」  左拳を右胸に当てる忠誠のポーズを取り、自分自身でそう宣誓した。ダークスウツが俺の肉体を完全に掌握し、一生脱げなくなる。ダークノアへの終生の隷従を誓う戦闘員ならば、当然の行為だった。俺はこれでダーク様の忠実な下僕であり、みんなと同じ仲間になったのだ。どぷッ、と勃起したチンポから祝砲のように精液が放たれる。俺の足元に転がっていた、黒縁の眼鏡がべっとりと汚されていく。 「俺──渦原誠は、仲間の手によって淫欲と悪に染め上げられ、ヒーローとしての資質を失いました!!いま、自らの意思でダーク様の軍門に下り、戦闘員として一生お仕え致します!ダーク様に永遠の忠誠を!!」  宣誓が完了すると、俺の肉体を大きな快感のうねりが襲い、呆気なくまた果てた。ダーク様のお力が、俺に祝福を与えていると分かった。人の身では享受できない、圧倒的な快楽を前に、俺は成す術なくよがり狂う。ああ、戦闘員になれて幸せだ♡

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「あ゛っ♡」がいいですねー


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