今回はXAKUを擬人化するにあたっての裏話とかをしていこうかと思います。 まず、フレームのXAKUのデザインコンセプトが「3つの装甲がごちゃ混ぜになったキメラ」なわけですが、それを人に置き換えると「3人の人間が継接ぎに合体した化け物」になってしまい、とても見れたもんじゃありません。もはや接ぎ木のゴドリックです。 そういう訳で、胴体ではなく服装のみで継接ぎなイメージを出していくことにしました。が、布を縫い合わせたような意匠を描いてしまうと、途端にぼろ雑巾を着ているような貧乏くさいイメージがでてしまい、PRIME版という豪華なイメージと矛盾してしまいます。そこで、色の違う服装の境界線部分を金の装飾で線引きして穴埋めをすることで、お茶碗の金継ぎのように豪華さを残すことができました。 次に頭部。XAKUはどうやら女性型らしいのですが、というには女性らしさのあるシルエットやモーションはなく、かといって男性型にしては華奢すぎます。なので、ボーイッシュで中性的な女の子にすることで、これらに矛盾せずXAKUらしい雰囲気を出すことにしました。また、元フレームの後頭部ではエネルギーが束となってテールのような形状をしており、これが中性的な髪型としてちょうどぴったりだったので、髪型はポニーテールになりました。 さて、ここまでである程度全体図は出来上がりましたが、XAKUといえばやはり「アビリティで装甲をパージする」ところですよね。これも描かないわけにはいきません。 しかし大きな問題がおきます。このパージをこれまた擬人化すると「途端に衣服がはじけ飛んで真っ裸になるやべーやつ」になってしまいます。とりわけ今回のXAKUは女性型なので、このままではただの痴女になってしまいます。また、パージ後は骨格標本のような姿になることも擬人化の大きな障害になりました。 いろいろと悩んでいると、いつかtwitterで見かけたSFチックな女の子のイラストをふと思い出しました。その女の子は、大部分が分厚い装甲や服装でおおわれていましたが、胴体の皮膚部分だけ透明なパーツになっていて、中のメカメカした骨が見えるという、なんともメカ好きにはエロいイラストでした。 これだ!!!!となった私は、XAKUにスポーツインナーのようなぴっちり全身タイツを着せ、そこから体の中の骨格が透けて見えるという、なんだか少し強引な気がしなくもないデザインにすることで、この問題を解決したのでした。 と、そんなこんなでXAKUの擬人化はこうして出来上がったのでした。今回こうして普段はやらないデザインの裏話をやたら長々語ったのは、ひとえにこの苦労と頑張りを誰かに聞かせたかった、という自己満足に他なりませんが、もしよかったらこの文章を読んだ後にもう一度、XAKUの擬人化イラストを見てくれたら幸いです。 以上、こぺぞうでした。