リアルで正統派な三角木馬絵、最近見たSMシリーズ物DVDのパッケージ写真を参考に描いてみましたが、なかなかいいかんじになったと思います。 ちなみにこういう実際の体を参考に絵を描くときは必ずデフォルメが必要になるのですが、そのままを真似して描いたり(例えばボディラインをトレースしたり)すると、太ももが細すぎたり、肩幅が広すぎたり、どうしても何かアンバランスな絵になってしまいます。 これは写真の俯瞰やレンズによる遠近感の差異がかかってくるためで、それをそのまま絵で真似すると「わざわざ絵に必要のないカメラや映像を通してうつされた実写」を描いてしまいおかしなバランスの絵になります。 この絵もモデルにした写真からは太ももや腰回りをかなり太く、ボディはしっかり1.5倍は増しましたが、いいむっちりしたバランスにできました。 絵はリアルなタッチでも多かれ少なかれデフォルメがかけられています。西洋美術の有名な裸婦画フェルメールの「グランド・オダリスク」も肉体が異常に長いのですが絵全体のバランスでそれを包み込んでいるんですよね。 最近は私も含めて作画が電子作業で楽なため、写真をそのまま背景にするパターンも増えていますが、連載漫画などはそれにあわせて人物の体型も妙にリアルなタッチの作品が増えてる気がします。 わたしはできれば大切なシーンなどはドラマチックにデフォルメした手で描く癖を残したいですね。