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待ち合わせをしていた駅で降りると、ブーツ姿のセイラを見たナツミが、スゴく似合ってるとよろこんでくれた。店に向かっている間も、途中で立ち寄ったカフェでも、ずっと今日の服装を褒めてくれて、すこし違和感を感じながらも夕方まで楽しく過ごしていた。外が暗くなりはじめたことに気づいたナツミが、慌てて「時間大丈夫?」と聞いてきたが、この日は親にもすこし遅くなると伝えてあることを話すと、ホッとしてから「じゃー………ワタシの家…遊びに来ない?」と続けるナツミ。今日は夜まで家族がいないらしく、となりの駅だから歩いても行けるのだという。突然の話にすこし驚いたが、友だちの家に行くのは高等部に進んでからはじめてだったので、行ってみることにした。冷たい風が吹く人気のない道を歩いていると、小腹がすいたとナツミがいうので、途中でコンビニに寄って中華まんを買った2人。買い食いなんて校則違反だが、ちょっとワルイ子になったつもりで歩きながら袋から中華まんを取り出す。手がかじかんでうまく紙がはがせずにいると、ナツミが「あっ!!」と声を上げ、何かと思って立ち止まった瞬間、今まで歩いていた地面とは違う感触を靴底の裏から感じ取ったセイラ。そして、「!」と息を飲んだナツミを横目に足元を見下ろすと、大きな肉まんを思いきり踏み潰している自分のブーツが視界に入ったのだった。反射的に興奮しはじめてしまい、いつものクセでつま先に力を入れてグリッと踏み躙り、肉まんの感触を楽しみはじめそうになるセイラだったが、一瞬で我に返り「ゴ、ゴメンナサイ!!」と謝りながら慌てて足をどけた。すると、しばらく沈黙が続いたあとでナツミの口から思いがけない言葉が飛び出した。
「………セイラってさ…こういうの………好き…?」
予想外の一言に動揺してしまい、何もいえなくなっていると「…覚えてる?廊下でぶつかった時のこと…」と続けるナツミ。するとセイラは一瞬で去年の春のことを思い出した。勇気を振り絞って「……もしかして…」というと、ナツミはゆっくりと頷き「あの時セイラに菓子パンを踏み潰されてから、セイラのことが大好きになっちゃって…」と話しはじめた。それからは、浜辺でクラゲや小魚を踏み潰しているのを見てしまったことや、秋にセイラが踏み潰した銀杏の実を持ち帰ってこっそり食べていたことなどを打ち明けていくナツミ。恥ずかしそうに「………キモチワルイ…よね…?」と投げかけてくるナツミに戸惑いを隠せずにいたセイラだったが、恐る恐る「……その肉まん…食べないの?」といってみると、ナツミは驚いた表情で「イイの?!」とうれしそうに顔を上げた。互いの緊張の糸が切れ、地面を這うようにして潰れた肉まんを食べるナツミと、友だちの醜い姿を見てだんだん気持ちよくなってきていたセイラ。気分が高まってきたセイラはナツミのすぐそばに立ち、顔の前にあった肉まんの破片をゆっくりと踏み潰した。
突然視界に現れたブーツを目の前にしてナツミの興奮は急激に加速し、肉まんを踏み締めるセイラのブーツに夢中になってしゃぶりつく。期待通りの反応にうれしくなり、もう片方の足でナツミの頭をやさしく踏みつけるセイラ。「好き!!♡」「セイラ大好き!!♡」と繰り返し声を上げるナツミを見下ろして、さっきまで友だちだったハズの関係が一変したのを感じ、新たな快楽を感じはじめるセイラ。その後も、2人はナツミの部屋でいかがわしい遊びにはげみ、2人の関係はさらに歪んでいくのだった。
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2024-04-30 05:51:59 +0000 UTCStatesman
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