こんにちは、がとじじいです。
クソサムネなのに閲覧頂きありがとうございます()
制作秘話とは言えないかもですが、漫画が出来上がるまでのお話をちょこっと。
今回の漫画のネタは仕事中に2時間ぐらいでおおよそ頭の中で作り上げました。
仕事中は頭がフル回転してるので、その状態でストーリーを考えると結構さくさく思い浮かんだりするのです(笑)
しかしそこから難しいと言われるのが漫画。
頭の中のストーリーをまず「文字」に書き出します。
そのときの私のメモの一部がこちら。
1
『心臓移植』
それは死亡した者の体から
すぐに心臓を取り出して
移植する手術の事だ
医者から言われた一言。
「おそらく好みや性格に
変化が起きますが
心配しないでください」
そう―― 臓器移植をすると
そういう変化が起こることが
世界中で報告されており、
俺もそうなるだろう…
との事だった
だが、俺の場合は
もっと酷かった。
これをネームにしたのがコチラ。
こんな感じになります。
およそのコマ数、コマ割り、セリフの位置、キャラの位置、構図、表情などを
この段階でほぼ確定します。ほぼ。気に入らないところは後で何度もやり直す事に。
これが完成形です。
2
(病室で鏡の前で)
「なんで自分の体を見て勃起するんだ俺ッ…!?」赤面泣き顔
《それはボクがフケデブ専のゲイだからですね》
移植された俺の心臓は自我を持っていた!!!
1文字でも余計な言葉は省く方向が私のスタイル。
3
(食事中)
《おじさんいつオナニーするの?》
「しねぇよホモ野郎
ってか食事中…」
《ちょっと体乗っ取って
一発シコっちゃおうかなw》
「出来るの!?」
《ううん出来ない》
俺の心臓はホモだった
ホモ野郎が話しかけてくると
体の中に声が響くような感じだ。
周りにはもちろん聞こえないが
俺の返事は声に出さなければ
ホモ野郎には届かない。
おかげで俺は今
独り言を言うヤベぇ奴だ。
《おじさんの性癖が
ボクの性癖に置き換わるのも
時間の問題かもしれないね》
「やめろよ俺の体だぞこれは」
《でも心臓はボクのですよ》
「最悪だ…」
《ボクがいなかったら
おじさん死んでたっぽいし
感謝してもらわないと~》
「死んだ方がマシだったかも」
《それ思ってても言っちゃいけないやつ》
セリフが多すぎるので二人のやりとりを大幅変更。
今回は導入部分が物凄いセリフ量なので、コマの端から端まで大きく使っています。
このせいでこの漫画は製本にするこができません。(セリフが途切れるので印刷所からNGが入る)
ボコた君のセリフが分かりにくいので、フォントを丸いものに変更しつつ、
うっすらとキラキラエフェクトを入れることで対処。
4
(問診中)
オレの中にいるホモ野郎は
記憶が曖昧らしく
生前の事を聞いても
分からないと言っていた
まあホモ野郎の事なんて
別に知りたくもないが。
ちなみに何となくだが
この事は医者には話していない。
医者「何か欲しいものなど
ありますか?」
「適当にグラビア雑誌1冊下さい」
医者「ベッドでの自慰行為はやめてくださいね」
(雑誌を見てる)
ホモ野郎のせいで
俺のチンコはぴくりとも
動かなかった。
《ねえ、うちらの界隈では
サム〇ンっていう雑誌が
あってね》
「話しかけんなって
言ってるだろ」
《冷たいなー》
《じゃあさ、話かけるの
やめてあげるから、
お願い1個だけ
聞いて欲しいんだけど》
「オナニーはしないぞ」
《そんなんじゃなくてね》
こちらも結構変更を加えています。
テキスト段階では次ページの1コマ目にある「アカウント消して」を
最後にねじ込むことで「引き」を意識してみました。うーん、難しい。
無駄にカバ医者をはみ出させてみました。ちょっとカッコよさを狙ってみました。
こういう無駄なところに力を注ぐのは楽しいです。
さてさて、中盤はあんまり変わってないので終盤を載せます。
ネタバレ注意です。
10
場面転換、背景真っ白
「!? ここは…」
「あーあ、見られちゃった」
「お前…ッ!!」
(今まではセリフのみだったが、写真を見たので、姿と声がはっきりとしている)
「お前まだいたのか!!何で話しかけても出てこなかったんだ!!」
「おじさんが拒絶したからだよ」
「それにしてもひどいよ、消してもらったSNS覗くなんて」
「す、すまねぇ…」
「…」
「…」
「おじさん、多分これが本当の最後になると思う、なんとなく分かる」
「…」
「何かボクに言っておきたい事とかありますか?
聞きたい事とか。もう何でも答えますよ。
ちなみに童貞です」
「…」
11
「ありがとう、心臓をくれて」
深く頭を下げる
びっくりするホモ野郎
そして少し間を置いて、
「こちらこそ、こんな自分の心臓を貰ってくれてありがとうございます」
同じく頭を下げる
「俺、大切にする。
お前の心臓も、お前の好みも。だから…」
「…」
頭を上げると、そこには誰も居なかった
「!? えっ、ちょっ待っ…」
場面転換
10・11ページの2Pでサクっとまとめられていたテキストを、
大幅に改変してあります。
ボコた君びっくりのあの大ゴマページも、その次も、ウサギと見せかけて後ろのタヌキだったっていうミスリードも、テキスト時には無かったんですね。
そして、ボコた君がボケ役になりすぎているのを修正しました。
ギャグ漫画ならそれでいいんですけど、一応感動系なので、ギャグを詰め込みたい気をなんとか抑え込みました。いや詰め込んじゃったけど…静脈注射…。
12
ベッドから起き上がって目が覚める主人公
洗面所で顔を洗って、鏡の自分を見つめる。
問診
医者「だいぶ落ち着いてきましたね、
もうすぐ退院出来ますよ」
おじさん「先生」
「はい」
「体重何キロあるんですか?」
「えっ」
おわり
静脈注射ネタを急遽ぶち込んでしまったことにより展開を変更。
顔を洗うコマ、いわゆる間のコマをすっ飛ばしました。
本当は入れたかったんですが…断念。
この終わり方ではカバ先生は135kgであることが明かされて終了ですが、
終わり方も変更しました。エモくしたかったので…。
ギャグを最後の最後まで詰め込みたかったのをめっちゃ我慢しました。
普段の自分なら入れていた。
こうして12ページで終わる予定の漫画も19ページまで膨れ上がっていました。
きっつ。ww
オマケ。
最初はこんな感じでした。
難しいですね、漫画って。
ではまた次回!
全然どうでもいいお話ですが、2月5日の誕生日に向けて欲しい物リスト公開しております。
よかったら何かプレゼントしてください♥(貪欲)