今週は文章だけになっちゃうんだけど、それというのも思いがけず人生で一番ってくらい目まぐるしい週になっちゃってて。
じつは今月初頭、一緒の雑誌で同じ編集者さんに担当してもらってる作家さんに声をかけてもらって、編集者さんも交えて会食みたいなことをしてきたのね。東京まで遠征して。
これまでも何度か編集部主催の記念パーティーみたいなのにお呼ばれすることはあったんだけど、個人的に作家さんと会って交流する機会って全くなくて。
しかもその方が結構なベテランクリエイターさんで、私が生まれた時から絵描き業界で活躍してたレベルの方だったのね。
もう一人ご相席してくださった私と同年代の作家さんもいて、その方は私が遊び呆けていた時期にアニメーターとしてキャリアを積まれていて。
実は私という奴、知らない人に自分からファーストコンタクト取りに行くような積極性はない程度にはコミュ障なんだけど、向こうから興味を持ってもらって話しかけられた瞬間に心のドアを一気に開いてしまえる謎の大胆さが昔からある。
今回はそもそも向こうからお声がけくださったもんだから、ベテラン作家の方々とお会いする分には特に緊張することはなかった。んだけど。
やっぱりいろんな経験をしていろんなことを知ってる作家陣を見てると、すんごい今の自分が怠けてるような気がしてきてさ。
そもそもお二人とも同人活動やら会社員やらをしつつ二足の草鞋で連載してて、根本的な生産量が私とまるで違う。そのうえ忙しい中で描いてても作品のクオリティーは一線級。
私もFANBOXで細々と二次創作したりしながら商業で描いてるけど、特段きちんと同人活動に精を出してるわけでもないし、そもそも自分の中で二次創作は息抜き的に始めたものだから、そっちに時間を取られて一次創作に費やすリソースが圧迫され始めてる現状が良くないなと思ってたりする。(筆が遅い自分のせいなんだけど……)
で、件のベテラン作家さんとは2日続けて個人的にいろんなお話をしてたんだけど、やっぱり長期的に見てこのまま毎週二次創作の投稿を続けるのは自分の創作活動の本意ではないなって思った。楽しいのは間違いないし、これまで描いたものをいずれ本にしてまとめたい気持ちはあるんだけどね。
「二次創作でついたファンの多くは的場さん自身のファンじゃないから、いつかそのコンテンツが廃れたらすぐいなくなっちゃうよ」
という言葉がちょっと刺さってしまって。
私としては興味の始まりが二次創作であれ、そこから他の作品にも興味を持ってくれるきっかけになればいいなと思ってずっとやってたんだけど、自分が本来描こうとしている作品を練る時間がなくなったら本末転倒だし。
とはいえ描いてきたおかげでこうして私の作品自体を応援してくれる人に出会えたし、すごく面白いネタが浮かんだら合間合間で描くとは思うけどね。
そんなわけでTwitterの方でも軽く触れたんだけど、毎週やってた二次創作の投稿を一旦休止しようと思ってます。FANBOXの更新内容もどういう形になるかまだ考え中なんだけど、なにかしら構想の進捗が見せられる形になったらみなさんにもシェアして意見をもらいたいなと思ってます。
二次創作を期待してる人にはちょっと申し訳ないけど、よかったらこれからも応援してくれると嬉しいです。本当に本当に毎月助かってるので。
目まぐるしい週だったもう一つの理由なんだけど、東京から帰ってきたその日に私の車を見た年配のご近所さんに声をかけられて(ちょっとレアな車なので)。
なぜかその日にその方の家にお邪魔して飲み会になって。
まさかの晩御飯までご一緒することになって、そこのご夫婦ともども仲良くなって。
普段まず新しい人との交流がない私の生活に、いきなりすごく年上の友人が何人も出現したわけで。今までの私からしたらあまりに目まぐるしく人間関係ができていくもんだから、楽しかった分シンプルに人間エネルギーが枯渇してたのね。普段ほんとに人とあんまりしゃべらないもんだからさ。
人生どこでなにが起きるかわかんないよね。
瑞穂 仁
2024-05-11 15:15:42 +0000 UTC