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ごむらば
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mono2_肌色のモノの中身【撮影編】

「肌色のそれをベッドから退避させて来い」 「はっ、はい!」 声のする方を見ると、撮影の時にはいなかったADくんが薄っすらと見えた。 ADくんは私を抱き抱えると移動を始める。 “ラバーに包まれた体を人に触られるのは気持ちいい!” 今日も結局、私は使われなかった。 私は副業で見つけた顔出しNGのフェチにマッチしたバイトを見つけたのだが… 。 いいのか悪いのか、私の姿を見ただけで男優さんは元気を取り戻し、せっかく女性器の化け物のような姿になったのに使われずにいた。 最初はそれでもスタッフに気を使って貰っていたのだが、回数を重ねるたびに私の扱いは雑になっていった。 それでもこの肌に張り付くラバースーツを着ていられるだけで気持ちいいので、これはこれで自分の中では良しとしている。 着るのも大変だが、脱ぐのも大変。 でも、私はこのラバースーツを着るたびにこんな事を思うようになっていた。 もう、このまま脱げなくてもいいのに。 そんな事を思うのには訳がある。 彼氏と喧嘩別れして自暴自棄になっていたから。 そんな彼氏との喧嘩が実はこのラバースーツが原因なのだ。 元々、ラバースーツを知らず、関心のなかった私に彼氏はラバースーツを着て欲しいとお願いしてきたが、そんなよく分からないものを着たくないと反論し喧嘩に至った。 一度そうなってしまうと引っ込みがつかず、喧嘩別れをした。 その後、私は彼氏とやり直したいという想いから、ラバースーツを体験できるお店を見つけて、人生で初めてラバースーツを着た。 その時の衝撃は凄かった。 私の体を包む黒光りする第二の皮膚は体に張り付き、締めつけ、そして私をすぐに魅了した。 すぐにでも購入したいと思ったが、高額なため副業を探すことにした。 そんな時に見つけたのが、このバイトだった。 私はこのバイトに飛びついて、今に至る。 撮影前からラバースーツに着替えて待機し、撮影が終わるまでこのまま。 ただ1つだけ困るのは排泄。 排泄のためのファスナーがないので、排泄の際は絶対に足以外はラバースーツを脱がなければならなかった。 そんな脱着も慣れれば速くできるようになっていた。 排泄が済めば、私はラバースーツの中へと閉じこもる。 ラバースーツの中が私にとって安心できる場所になっていたから。 私はADくんに抱き抱えられながら、その感触を堪能していると、こんな会話が聞こえてきた。 「コレ、どうしたらいいですか?」 「その辺に置いておけ、また使うから」 “人なのにモノ扱いされる私って” そう思うだけで濡れてしまう。 もはや私はラバーに包まれたモノだと思うと堪らなくなった。 どんなにモノ扱いされ蔑まれることで気持ちよくなっても声は出さない。 私はラバーに包まれたモノだから。 床に置かれたことを寂しく思っても、モノだから人との触れ合いを求めてはいけない。 冷たい床に置かれたまま私はジッとするのだった。 その後も私は使われることなく、床に置かれたまま放置される。 それが堪らなく良かった。 「おい鹿島、お前遅れてきたんだから、それの後始末頼むわ」 遅れて来たADくんに先輩ADがそんな言葉を投げていた。 先輩ADは私の私物をADくんに押し付けるとそのまま出て行ってしまった。 「えっ、あっ、はい」 「あのー、このラバースーツどうやって脱がせればいいんですか?」 慌てるADくんは尋ねるがもう先輩ADはいない。 どうしていいか分からないADくんは私に服を着せて、ブーツを履かせたが、私の顔を見て困っていたが、すぐに自分の被っているキャップを私に被せるとホテルの部屋を出た。 だが、廊下に撮影スタッフは誰もおらず、私とADくんは取り残されてしまった。 まだ、動揺しているであろうADくんは私と手を繋ぐとホテルを出た。 そのままどこかへ移動し始めた。 “私、凄く卑猥な全身ラバースーツ姿で外を歩いている!” そう思うだけでワクワクして来た。 つづく

mono2_肌色のモノの中身【撮影編】

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