XaiJu
ごむらば
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スーツケース詰めのデリヘル嬢

4月から大学生になった俺、武野 史哉(たけのふみや)は一人暮らしを始めた。 そして、念願のあることを存分に楽しむ。 それはラバーフェチライフ、とは言っても高校時代に貯めたアルバイト代で購入したラバースーツを一人暮らしの部屋で着るだけ。 授業もなく、アルバイトもない時は一日中ラバースーツを着て一人、部屋でラバーフェチライフを満喫していた。 大学生なので、勉強やレポートもこなし、テレビを見るがその姿は誰にも見せられない姿だった。 特段やる事は部屋着の時となにも変わらないが、ただ黒光りするラバースーツを着て生活をするだけで俺は満足だった。 ネットでラバーについて調べている時、ある画像に行き着いた。 それは全身ラバースーツを着た女性がスーツケースに詰められた画像。 詳しく調べると、デリバリーヘルスのページに辿り着いた。 女の子を指名して、ビニール袋に詰めた後、スーツケースに詰めてデリバリーしてくれるらしい。 写真で見る限り、どの子もかなり可愛い、そんな可愛い女の子たちがビニール袋、そしてスーツケースに詰められてデリバリーされてくるのだ。 その中に異彩を放つ写真が1つあった。 顔はノッペラボウで黒光りしたラバーマスクで覆われた女性。 名前はラバ子となっていた。 詳細欄には性行為不可、性的マッサージのみ可となっていた。 その分値段は他の女の子よりもはるかに安かった。 俺にでも手の出せる金額だったので、早速このデリヘルを頼むことにした。 そして数時間後、俺の一人暮らしの家にスーツケースが届いた。 俺は自分の顔を見られたくなかったので、全身ラバースーツでマイクロホールマスクを被り、デリヘル嬢ラバ子と同じ姿でサービスを受ける事にした。 緊張しながら届けられたスーツケースを開くと、まず目にしたのはビニール袋だった。 ビニール袋の中には水滴がついており、黒いものが見えた。 緊張しながらもスーツケースからビニール袋に詰められたラバ子を引っ張り出した。 熱を帯びたビニール袋からラバ子を取り出す。 しばらく手足を曲げていたラバ子はすぐには動けないようだった。 そういえば、このサービスの利用にあたりすぐにはデリヘル嬢が動けないという文言が書かれていたことを思い出した。 動けないラバ子を観察する。 ラバ子は全身ラバースーツを着ていた。 しかも俺と同じフェイスエントリーもしくはネックエントリーのラバースーツを着ているため、体のどこにもファスナーは見当たらなかった。 股の部分にクロッチファスナーはなく、性行為ができなくなっていた。 グローブもソックスも一体型でマスクも俺と同じマイクロホールマスクのようなノッペラボウで口のところはなんとなくだが、話せないようにペニスギャグのようなものが入っているような痕跡が見られた。 その他の細かな穴が開いているのは見えないが呼吸できているところを見ると鼻には細かな穴が開いているのだろう。 首にはネックコルセットが取り付けられ、ご丁寧に小さな南京錠で外せなくされているので、マイクロホールマスクは脱がせることはできないだろう。 ゆっくりと動き始めたラバ子だったが手探りで俺の位置を確認すると、俺に向かってペコリと頭を下げた。 その行動を見る限り、目は全く見えていない様だった。 そんなラバ子は俺の体を触りながら、ペニスを見つけると扱き始めた。 俺のラバースーツはフェイスエントリーで、ラバ子の着ているラバースーツ同様にグローブもソックスも一体型、さらにはペニスケースまで付いている。 そんなペニスケースいっぱいに勃起した俺のペニスを扱いてくれるラバ子だが、正直あまり上手ではない。 俺のペニスを見つけた時、そして初めてペニスに触れてビックリしたような反応をしていた。 それでもラバ子が懸命に俺のペニスを扱いてくれる姿に少し嬉しくなり、徐々に気持ちよくなってきた。 性行為はできないが、昂った俺はラバ子を抱きしめた。 ラバ子は震えながらもひたすらに俺のペニスを扱き続けた。 “この子はきっと俺がデリヘルの客としてだけでなく、男性としても初めてだったんだ!” そう思うと、顔も見えない相手、しかもデリヘル嬢なのに気になって仕方ない自分がいた。 そんなサービスの終了時間を知らせるアラームが鳴り、俺はラバ子をビニール袋へと入れ、そしてスーツケースへと詰めた。 そんな全身ラバーでビニール袋に大人しく自分から収まり、スーツケースに入れられても抵抗しないラバ子の従順さも俺は好きになった。 スーツケースを閉める間際に俺は言った。 「また、お願いするからよろしくね」 そう言った俺の声が届いたかどうか分からないが、ラバ子はビニール袋の中で少し動いた。 時間となり俺はスーツケースを引き渡し、初めてのデリヘル体験が終了した。 それからしばらくは1人でラバースーツを着て過ごす日が続いた。 だが、ラバ子のことが忘れられない。 また、あのスーツケース詰めのデリヘルを頼むことにした。 なかなか、好評らしく可愛い女の子は軒並み空いていない中、ラバ子はすぐに呼ぶことができた。 どうやら見た目もそうだが、ラバ子という名前も悪く人気がないらしい。 だが、それは俺にとっては好都合だった。 お金さえあれば、ラバ子を呼べるのだから。 今回は性的なサービスは特には望んでいなかったといえば嘘になるが、1人でいる寂しさを紛らわせたかった。 スーツケースで届けられ、ビニール袋から出したラバ子の手を引いて俺は一緒にベッドで横になった。 ラバ子は始め、何をされるのか分からず恐怖から、ずっと震えていた。 だが、俺がラバ子の胸に顔を埋めて抱きついているだけの時間が続くと、だんだんと震えが収まっていった。 そして、俺の頭をギュッと自分の胸に押し当てて頭を撫でてくれた。 肌の露出が一切なく、全身黒光りしたノッペラボウの2人がベッドで抱き合う。 それはただの変態行動にしか見えないかも知れないが、俺にとっては至福の時間だった。 俺はラバ子と抱き合いながら、気づけば眠ってしまっていた。 目が覚めたのは終わりを告げるアラームだった。 渋々、ラバ子をビニール袋に詰めていく。 ラバ子は別れを惜しむ様に最後まで俺の手を握ってくれていた。 俺はそんなラバ子をスーツケースに詰めると回収にやって来たスタッフへと手渡した。 それからも定期的に俺はラバ子を呼んだ。 一緒にいる時はお互い全身ラバーの体を寄せ合い、抱き合ったり、膝枕をしてもらったりして、まるで恋人同士のようにして過ごした。 ただ、ラバ子は目が見えないし、言葉を発することができない。 俺もラバースーツにラバーマスクを被っているので、ラバ子が仮に見えていたとしても俺の顔は分からない。 お互い顔も見たことない同士なのにどんどん惹かれ合っていることだけは確かだった。 そんなラバ子と過ごす時間が楽しくなってきた時だった。 いつものようにラバ子を呼ぼうと思ったのだが電話口でスタッフに断られた。 理由を聞くとしばらく休んでいるという。 他の客の後でもいいからと俺は掛け合ってみたのだが、本当に休んでいるのだという。 他の客の接客中であることを俺が疑っているとでも思ったのだろうスタッフはこう続けた。 「ラバ子を指名するのは貴方だけですよ」 その言葉を聞いて嬉しかった反面、どうしてラバ子が急にお店を休むようになったのかが、分からなかった。 俺はかなりショックを受けた。 そんなラバ子との関係が深まっていく最中のことだった。 大学の授業が始まる直前に、俺の隣りに滑り込んできた女子がいた。 人気の授業のため、俺の横の席だけが空いていたのだ。 気まずそうにしながらも授業を受けて終わった後、彼女が話し掛けてきた。 「ごめんなさい、どうしてもこの授業聴きたくて… 」 そう言って頭を掻く彼女。 授業中もその子のことが気になりチラチラ見ていたが、やはり可愛かった。 というよりモロ俺の好みだった。 「俺は武野 史哉、君は?」 「私は谷口 美彩(たにぐちみさ)だよ!武野くん次の授業は?」 そう聞かれて答えると、俺と谷口さんは同じ授業を履修していた。 教室を移動する間もいろいろと話をして盛り上がる。 俺も彼女もサーフィンが趣味ということで、ますます意気投合した。 ただ、今通っている大学からは海が遠いのでなかなかサーフィンができない悩みも同じだった。 そんな谷口さんとの関係も深まり、お互い下の名前で呼び合う関係まで発展した。 俺の大学生活は順風満帆、大学では美彩と過ごし、美彩に会えない時はラバースーツを着てラバ子を呼んでラバーフェチライフを満喫した。 そんな浮気をしているような感覚を楽しんでいる反面、美彩に申し訳ないという背徳感も同時にあった。 そんな時、美彩は俺と同じファストフードでバイトをし始めた。 これまで以上に美彩といる時間が長くなり、あのスーツケース詰めデリヘルのラバ子を呼ぶことも減っていった。 だが、ラバ子に会えないと会いたくなるもの。 俺はバイトから帰って疲れていたが、ラバ子を頼もうとしたのだが、ラバ子がお店を休んでいることを知ってショックを受けたのだった。 諦めてしまおうかとも思ったが、最後にもう一度だけ会いたい! その思いからスタッフに明日もう一度連絡する旨を伝え、ラバ子に会わせて欲しいとお願いした。 スタッフは渋々といった感じだったが、俺の要望を受け入れてくれた。 翌日、連絡するとスタッフからラバ子と連絡が取れて、これを最後に仕事は辞めることを条件に週末出勤することを教えてくれた。 俺はその場でラバ子の予約を入れて週末を楽しみに待つことにした。 待ちに待った週末、いつもより早くスーツケースが届けられた。 これで最後だということでいつもより長い時間に設定している。 いつものようにスーツケースを開けて、ビニール袋に入ったラバ子を取り出す。 そしてビニール袋から出したラバ子と抱き合った。 これで最後かと思うと感慨深いものがある。 俺はラバ子と抱き合い、恋人同士のような親密な時間を共有した。 性的サービスは一切ないまま、ラバ子との時間が過ぎ去っていく。 ラバ子と話をしたいが口が閉ざされているので、ラバ子から漏れるのは言葉はなく吐息だけだった。 残り30分を切り、返却時間が近づく。 そんな時、俺はある事に気がついた。 それはラバ子のネックコルセットの小さな南京錠がしっかりとロックされていないことに。 南京錠を外すと俺はネックコルセットを外しに掛かった。 だが、ラバ子はそれを拒むことはなかった。 ネックコルセットが外れ、ラバーマスクを脱がせられるまでになったが、俺はラバ子のマスクに手を掛けられなかった。 そんな俺の前でラバ子は首元に指を差し入れ、自らラバーマスクを脱ぎ始めた。 顎の辺りを引っ張ると、涎が糸を引いて垂れた。 そしてやはり俺の思った通り、口にはペニスギャグを咥え、言葉を奪われていた。 一度も見たことのなかったラバ子の白い肌がどんどん広がっていく。 ペニスギャグが抜けた後は簡単にラバーマスクは脱げる。 大量の汗が飛び散り、フェイスエントリーで丸く露出したラバ子の素顔が露わになった。 ラバ子はやはり目が見えていなかった。 部屋の照明が眩しいのか、目を細めている。 だんだんと目が慣れてくると俺の姿を見てビクッと反応した。 全身ラバー姿の男を見て驚いたのだろう。 それ以上に俺は驚いて、体が固まり声も出なかった。 ラバ子は俺の方へ向き直ると言った。 「貴方が私の初めてのお客様であり、貴方にしか指名されませんでした」 「こんな私に優しくして下さり、恋人のように扱って頂いたことは感謝しています」 「今、私は大好きな人がいます、その方に申し訳ない気持ちからこの仕事からはきっぱりと足を洗おうと思っています、優しくして本当に頂きありがとうございました」 そう言うとラバ子は深々と頭を下げたところで、終了時間を知らせるアラームが鳴った。 ラバ子は自らラバーマスクを被ると再び言葉を失い、俺に抱きついてビニール袋に詰めるように促してきた。 俺はラバ子をビニール袋に詰めた後、スーツケースに収納した。 そして、スーツケースはいつもと変わらず回収に来たスタッフに引き渡した。 数日後、俺は美彩の部屋で一緒に過ごしていた。 テレビを見ながら何気に美彩に聞いてみた。 「ラバ子のラバースーツって自前?」 「うん、そうだよ!」 美彩は何かに集中している時に質問すると、本当のことを話してしまうらしい。 ただ、自分で口にしたことを思い出して慌て出すこともしばしば。 「えっ!なんで史哉が知ってるの?なんで?なんで?」 俺に詰め寄る美彩の胸に飛び込んで言った。 「抱きしめて、頭撫でてよ!」 その感覚である事に気づいた美彩はそれ以上は何も言わずに俺の頭を撫でてくれた。 「温かくなったら2人で海へサーフィンしにいこうよ!」 俺が美彩の胸の中でそう言うと、「うん」とだけ返事が返ってきた。 暖かな光の中、肌の露出が一切なく、全身黒光りしたノッペラボウの2人ではなく、ごく普通の大学生の男女は抱き合っていつまでも戯れあっていた。 そんな俺と美彩の大学生活はまだ始まったばかりだ。 おしまい

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