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人魔共生世界のゴブリンについて

魔族が人間界に進出してから早数十年…… エルフやサキュバス、ドラゴンといった派手な能力や特殊な個性を持つ魔族の人気が高まり、婚約関係を結ぶ人間が年々増える中、近頃、あえてゴブリンを選ぶ人間が急増しているのをご存知だろうか。 一見すると、突出した魔力も、絶世の美貌も、不老不死の肉体も持たない彼女たちは特徴がないことが特徴と言っても差し支えないモブ魔族。 それ故に、ゴブリンたちは幼い頃から周囲の魔族と自身を比べ、「私には翼がない」「角もない」「魔法も使えない」という強烈なコンプレックスに悩まされます。 それは次第に、意中の人間に対する異常なまでの献身へと変換されていくのです。 大前提として、彼女たちは、自身が人間ウケが悪い種族であることを骨の髄まで理解しています。 だからこそ、一度この人だと定めた人間に対する執着と、その個体を逃がさないための生存戦略は常軌を逸しているのです。 ​ もし、人間と結ばれた(交際を始めた)(仲良くしてくれた)時点で「私なんかを選んでくれた」という負い目があるため、家事、炊事、性処理、金銭管理に至るまで、奴隷のように尽くします。 一見、理想的なパートナーに見えますが、それは「彼が自分なしでは生きていけないように依存させる」ためのトラップで、人間が少しでも自立しようとすると、「私じゃ不満なの?」「捨てないで」と泣き落とし、あの手この手を使って精神的に縛り付けます。 そして個の力が弱い彼女たちの生物的本能は群れを作ることにあります。 深刻な雄不足に悩む魔族が人間と結ばれた結果、性欲に依存しやすいことは言うまでもありません。 ですが、サキュバスが快楽のために交わるのに対し、ゴブリンは家族を増やす…つまり繁殖をするという明確な目的のために交わるのです。 それ故に、避妊具に穴を開けるのは挨拶代わり。排卵日の嘘報告は日常茶飯事。 「できちゃうから!抜いて!」というお婿さん候補の懇願を無視して、「中でいいよね? ね? 家族になりたいもんね?」と脚を絡めて離さない力は、ドラゴンをも凌ぐと言われています。 また高位魔族のように城や屋敷を持たず、高価な宝石類で自身を飾らない彼女たちは、人間と同じアパートなどの同じ生活水準で暮らします。 この圧倒的な生活感こそが最大の武器で、一緒に過ごすうちに気づけば合鍵を持たれ、冷蔵庫の中身を把握され、休日の予定を管理され、外堀を埋められています。 無理矢理か否かは別として、基本的にドラマチックな監禁劇や人知を超えた理解不能な現象は起こりません。ただ、じわじわと彼女がいないと回らない日常を構築され、気づいた時にはもう逃げられない沼に沈まされているのです。 ​筆者としても、一途かつ奉仕的で、溢れんばかりの愛で満たしてくれるゴブリンとの交際を推奨していますが、それは、死ぬまで群れのパパとして尽くし続ける覚悟が必要です。 ましてや、年々、人間×魔族のカップルが増えていることに加え、天界や深淵から多種多様な魔族以外の種族が現れたことにより、ゴブリン達はさらなるコンプレックスを抱えるようになってしまいました。 そのため、力も頭も弱い人間という種族がゴブリン相手に油断していると、このような事例が起きてしまうのです……。 近頃、ゴブリンの幼馴染の扱いに困っている人間くん。 幼馴染は毎日のように、 「エルフの委員長、スタイル良くていいなぁ……」 「鬼人族の先輩、強くてカッコいいなぁ……」 「それに比べて私は……」 とため息ついています。 昔からその癖はあったのですが、最近になってその癖はさらに酷くなりました。 そのため、ある日、人間くんは、 「俺は、家庭的で優しいお前が一番好きだけどな」 と慰めたところ、その日を境に幼馴染が自分を見る目が変わりました。 今まで「──くん」呼びだったのに、人前でも平気で「旦那様」って呼ぼうとするし(流石に止めた)、弁当が自分の分だけ重箱三段くらいの量(精力がつく食材のみ)になるし、体育の着替え中に視線を感じて振り返ると、教室の窓からじーっと自分の下半身を凝視してたりします。 そんなある日。 人間くんが放課後の補習を終え、くたくたになってアパートの自室に帰ると、鍵をかけたはずのドアから、トントン、と包丁でまな板を叩く小気味良い音が漏れていることに気づきました。 ​恐る恐るドアを開けると、そこには動きやすいジャージ姿で、台所で食材の下処理をする幼馴染の姿がありました。 恐る恐る、 「え…なにしてんの…?」 と声をかけると、 「あ、旦那様! おかえりなさい!」 ​彼女は人間くんの顔を見るなり、花が咲いたような笑顔で駆け寄り、当然のように足元に跪いて靴を脱がせ始めます。 ​ 「勝手に入ってごめんなさい。でも、合鍵を作っておかないと、旦那様が疲れて帰ってきた時にすぐにご飯もお風呂も用意できないと思って……あ、今日のご飯はスッポンの生き血と山芋の特製精力増強スープだよ♡」 ​ 笑顔で意味不明なことを言い放つ彼女に、人間くんが「合鍵いつ作ったの!?」「ていうか旦那様はやめろ」とツッコむ気力すら奪われていると、彼女は急に瞳を潤ませ、震える声でこう切り出しました。 ​「……ねえ、旦那様。学校で見たよ。エルフの委員長と話してたでしょ? あんなに綺麗で、魔法も使えて、長生きで……私なんて、やっぱり勝てないよね」 ​彼女のいつものコンプレックスが発動し、人間くんは慌てて「そんなことない、俺はお前が……」と言いかけますが、彼女は強い力で人間くんの手首を掴み、自身の平坦な下腹部に押し当てます。 ​「ううん、慰めなんていらない。私、バカだけどわかってるの。私がエルフさんやドラゴンさんに勝てることなんて、ひとつしかないって」 ​彼女の瞳から、ゴブリン特有の熱い執着の炎が見えました。 ​「私ね、魔法は使えないけど、子供なら誰よりもたくさん産めるの」 「多分だけど、エルフさんが1人の子供を育てる間に、私なら10人は産んであげられる」 「サキュバスさんみたいに気持ちいいテクニックはないけど、旦那様の遺伝子を絶対に無駄にしないで、全部家族に変えるから」 「とりあえず…お疲れ様の気持ちを込めて……」 彼女はその場に膝立ちになると、人間くんのズボンと下着を下げて、肉棒をあらわにさせます。 そして、 「いただきます」 と呟くと、人間くんの肉棒を口いっぱいに咥え、じゅぽ♡じゅぽっ♡♡と音を立て始めました。 その小さな口で、人間くんの大きなモノを必死に奉仕する彼女……。 その一生懸命な姿に、思わず彼女の頭を撫でてしまい、目一杯気持ちよくさせようとする姿に肉棒も大きくなってしまいます。 すると彼女は嬉しそうに目を細めながら、さらに激しく肉棒に吸い付きます。 んふ♡んむ♡んっ♡ んぽっ♡んぽっ♡んぽっ♡ 人間くんが腰を引こうとすると、彼女は腰に腕を回してより深く肉棒を飲み込み、喉奥で亀頭を締めつけて射精を促してきます。 「ちょっ、もう……出るから……やめっ…」 と人間くんが彼女の頭を引き離そうとするも、彼女は、 んむ♡んっ♡んっ♡んっ♡んっ♡んっ♡♡♡ じゅるるっ♡じゅぶっ♡じゅぬっ♡ と、より激しく肉棒に吸い付き、離してくれません。 そして、ついに限界を迎え、人間くんは彼女の喉奥に向かって大量の精液を放出してしまいます。 びゅるるるるるるっっっ♡♡♡びゅくくくっ♡びゅーーーーっ♡♡♡ んくっ…んくっ…んっ…… 彼女はそれを一滴残らず飲み干すと、ちゅぽん♡と音を立て肉棒を引き抜き、「ご馳走さま♡」と微笑みました。 「えへへ、旦那様の……すごく濃くて……美味しかった」 「でも……まだ元気だね。もっと……出したいよね?♡」 彼女はそう言って人間くんのモノに頬擦りすると、ちゅっ…♡っと軽くキスをします。 「えへへ…ねぇ、ご飯食べる前に全部出してスッキリしない…?」 淫らな言葉で誘いかける彼女。 そんな淫魔のような淫蕩な表情を見た途端、人間くんの理性と信念は簡単に揺らぎ、その誘いに頷いてしまいます。 「やったぁ♡…ほらいこっ♡目一杯、気持ちよくしてあげるからね♡旦那様♡」 満面の笑みを浮かべる彼女は、人間くんの手を通り、寝室へと向かいます。 既に頭が真っ白になっている人間くんも、これから起こり得る彼女との幸せな性活を想像しながら彼女の後を追っていくのでした……。


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