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【無料小説】縮小居住区①~10倍女子校生の通学路となった街で~

ズンッ…!ズンッ…! ガタガタガタッ…… 「っっ…!?」 突き上げるような振動と、部屋の中の食器棚がガタガタと震える音で、僕はベッドから跳ね起きた。 ズンッ…!ズンッ…! フッ……… 窓の外を通り過ぎる大きなものによって、差し込んでいた太陽の光が一瞬届かなくなる。 「……ああ…女子か…」 それを見て僕は、今日もいつもと変わらない風景であることを認識した。 眠さで降りそうになる瞼を何とか開けながら、入寮祝いで親から買ってもらった小さなテレビの電源を付ける。 『……では次のニュースです。○○地区に、新たに1/10縮小男性用の居住区が完成しました。想定規模は10万人で……』 「ん…また新しくできたんだ……」 ニュースの内容を横目に、僕はトースターに食パンを一枚入れる。 "縮小男性"、"居住区"。どちらも、この数十年でできた言葉で、今や当たり前のものとして浸透している。恐らく20年程前にその存在が認められた、縮小病。それは男性にのみ発現する病で、病気の進行と共に身体のサイズそのものが小さくなっていく。 その進行度は人によってまちまちで、元の1/10程度で縮小が止まる人もいれば、さらに縮小が止まらずに、最終的に1/1000程の大きさまで縮んでしまう重病の人もいる。 『入居申請はこの夏からということで、多くの縮小男性の申請が殺到することが予想されています……』 病気の存在が発覚した当時は、縮小した男性を受け入れる社会の体制は全く整っていなかった。1/10, 1/100の人間が満足に住めるような場所は存在せず、普通サイズの病院の中で、だだっ広いベッドに寝かされて、何の娯楽も無く過ごしていたらしい。 だが、今は違う。10年前、国は縮小男性用のサイズの街を作ることを宣言し、インフラを着実に整備してきた。それも病気の進行度に合わせて、1/10サイズの街, 1/100サイズの街, 一部には1/1000サイズの街も少しだが用意されている。縮小病になった男性はそれらの縮小居住区に申請することで、自分の体格に合った街で、普通の生活を送ることが出来るのだ。居住区の規模はまちまちだが、中には今ニュースで報道されていたように、何万、何十万人の男性が住めるような規模のものもあるらしい。 僕も、縮小病になった人間の一人。中学生までは150cmくらいあった身長が、今では17cm程度まで縮んでしまった。そんなわけで、縮小した男子用の高校に入学することを決めると同時に、親元を離れ、1/10居住区の学生寮に引っ越してきたのだった。 …引っ越してからもう3か月。そろそろ一人暮らしにも慣れ、この居住区での生活にも慣れてきた。居住区内では何一つ不自由なく生活することができ、学校だけでなくスーパーや本屋、ゲームセンターだってある。これも、今まで少しづつ居住区が整備されてきた賜物だった。 僕は出来上がった食パンを急いで口に詰めながら、高校へ行く準備を始める。今日は少しだけ寝坊してしまった。 「…そろそろ行かないと」 まだ部屋が振動している気がして、しかし寮の5階であるこの部屋の窓の外には何の影も見えない。…気のせいだったみたいだ。 ガチャッ… 僕は荷物を背負い、ドアのカギを閉める。 「………」 3か月この居住区に住み、まだ慣れないことがある。 男性用の縮小居住区は、普通サイズの女性が住む街の中に点在する形になっている。サイズによってその扱いは様々なのだが、例えば1/10の男性が住む居住区は、女性のサイズから見てもかなり大きな公園、くらいの規模感があった。学校の校庭を4,5はくっつけたような広さはあるのではないか。 1/10の居住区については、特に女性が入ることが禁止されているわけではなかった。もっと縮小率が高い居住区はまた事情が違うのだが…。今僕が住んでいる居住区には女性も一応入ることができて、比較的広い道路であれば、女性は気を付けてその中を歩くことができるくらいのサイズ感だった。 しかしむやみに街を歩き回ることは禁止されており、基本的には広い道だけを通ることが許されていた。 …最近怖いと思うのは。居住区の外側の地域に住んでいる女子校生が、通学のショートカットのために居住区を横断してくることだった。 通学路の途中にあるからだろうか。居住区を迂回していくと時間がかかるのか、一部の女子校正は平日の朝と夕方に、この居住区をよく横断するのだった。先ほど僕を起こした重い振動も、寮の真横の道を通る10倍サイズの女子校生の歩行が起こしたものなのだ。 「間に合うかな」 いつもより遅い時間に寮をでたこともあり、スマホの時計を見ながら小走りで通学路を進んでいく。この居住区に高校は一つしかなく、僕は毎朝30分くらいかけて登校する必要があった。 「あ…」 僕がいつものように、幅の広い道の歩道を歩いていると。 「「………」」 道の横にある5階建てくらいのマンションにもたれながら、制服を着た女子校生が、スマホを弄りながら誰かを待っているのが見えた。 (すご…おっきい……) 何度見ても、その大きさには慣れない。 その背の高さ、実に17メートルくらいはあるだろうか。5階立てのマンションにもたれると、ほぼ頭の高さとマンションの高さが一致する。そんな巨大な姿でラフにマンションに寄りかかっている様子は、まるでトリックアートのような奇妙な光景を生み出していた。 …この1/10男性用の居住区を通学路に使う女子校生たちは、基本的には、足元にいる男性に危険が無いように注意を払って歩いてくれる。が、どこかその注意が行き届いていない所も多くあって。 今、僕がいる場所から10メートルほど向こうでマンションによりかかっている女子もそうだ。マンションの部屋のベランダ側の側面に寄りかかっているため、さらさらの長い黒髪が一部のベランダの中に入ってしまっている。僕たちからすればロープのように太くて大きな髪が、普通にマンションの住人の洗濯物などに覆いかぶさり、女子のシャンプーの匂いで無意識に上書きしようとしているのだ。 そもそも、17メートルの大きさで、自分が住むマンションに寄りかかられては怖いはずだ。女子の身体で完全に景色が遮られている部屋もあるだろう。2階、3階の人なんて特に…。今も、あの子の太ももの裏でベランダからの景色が肌色で隠されてしまっているはずだ。 そう、そんなことも10倍女子校生たちは無意識に行ってしまう。いや、分かってはいるだろうが、意識しようともしていない。…つまり、太ももが半分以上露わになるような丈の紺色スカートを制服として履いているのに、それを居住区の男たちから意識的に隠そうとする姿を見たことがない。 自分のふくらはぎや裏ももを、背後のマンションのベランダにいる住人に見られたくないと思うのが普通なんじゃないか、と思えるのに。そんなことは気にせず、健康的な生脚で、見ず知らずの他人の家の景色を占領してしまう女子たち。 僕は通学路の進路的に、そんな17メートル女子校生の傍を通らざるを得ない。 「………」 長さ3メートルに届きそうな、巨大で茶色いローファーが歩道を占領している。僕が通る余地はそこに無く、通りたければ車道に出るか、もしくはどいてもらうしかない。しかし、 ドンッ……ドンッ…… 待ち合わせ中であろう女子校生は、片方のローファーを歩道にベタ付けして、もう片方のローファーは垂直に立てて、そのつま先で歩道の地面を何気なくズンッ…ズンッ…とリズミカルにタップする。 3メートルに近い、茶色く光るローファーにそんな動きをされたら、怖くてとても近づけない。絶対に力では勝てない存在の足元に近づくことがそもそも本能的に恐ろしく。ましてやこちらに気づいていない女子の足元に近づくことは超危険行為で、学校でも何度も気を付けるように指導されてきた。 (……車道の方を歩いていこう) 今の時間は、幸い車通りが少ない。巨大で固いローファーの傍を通るくらいなら、車道に出てしまって歩く方がよほど安全に思えた。僕は車の通行量を見ながら、途切れた瞬間に車道の方に出て、待ち合わせ女子校生の隣を通り過ぎようとする。歩道と車道を区切るガードレールによって、ローファーとの間を区切ってくれていることが、わずかな安心感を与えてくれた。 ズンッ…ズンッ…… 横を通りすぎる瞬間。思わず、真横のローファーと、そこから伸びる生脚を見上げてしまった。 (…あ……) こちらに身体の表側を向けた17メートル女子校生が、足元には目もくれずに手元のスマホをひたすらいじって時間を潰している。…こんなにもローアングルで女子校生を見上げるなんてことは、同じサイズだった頃は考えられなかった。年頃の男子として、この光景に何も感じないなんてことはない。 ローファーから伸びる学校指定の紺色ソックスは、3メートルの高さまでそびえたっており、それだけで僕の身長を凌駕している。そのソックスがぴっちりと、ふくよかで健康的な肌色のふくらはぎに密着している。ふくらはぎの太さは大木のようで、もしこのおっきなふくらはぎに蹴られてしまったら、と恐ろしい想像を膨らまさせられる。 そして、その上に伸びる、さらにぶっといむちむち生太もも。思わず目を奪われるそれは、女子校生の象徴ともいえる美脚領域。今目の前にいる女の子は特に肉付きが良くてむちっとしており、それでいて表面は白くてすべすべで、その上でひらひらと舞う紺色のスカートの色との対比が美しい。スカートの中はこのアングルでもギリギリ見えなくて、しかしそれでも、太もものかなり付け根の方までがこちらから見えてしまっている。普通ならありえない角度から見上げる太ももの肉はやや暴力的で、ローファーの上下の動きに合わせて太ももがたぷんっ…♡たぷんっ…♡と重く振動している様子がはっきりと見えてしまう。同世代の男子にはあまりに刺激の強い光景は、しかし毎朝の通学において定番の光景でもあった。 同世代の女の子の生脚とスカートが、通学中に頭上で無防備に晒される毎日なのだ。今だってこの女の子は、自分のローファーで狭い歩道を塞いでいる自覚はあるはずだ。それはつまり、小さい男たちに足元を通られる可能性があることも分かっているはず。…しかし、10倍女子校生たちはそれをあまり気にしない。足元の男子達に魅惑的な下半身を露わにしている事実に気づいていないのか、分かっていて無視しているのか。いずれにせよ、対等な異性として1/10男子達を見ていないことは明らかだった。 「「あっ…」」 と、頭上から女子の声が響いてきたと思った瞬間、 ズドォンッッ!!! 「ぎゃああっっ!!??」 巨大な物体が、車道側を歩いていた僕の目の前に、とてつもない爆音を立てて落下してきた。ものすごい風圧と爆音で、思わず叫びながら後ろに尻餅をついてしまう。固いアスファルトの表面の砂が激しく舞い散り、その砂を吸ってむせてしまう。 「な……なに……?」 腰を抜かしながら震えて、目の前に落ちてきた巨大な物体を見る。自分の身長くらい大きな、巨大ディスプレイ。厚みは7,8cmほどあるだろうか。その表面にはなにやらアプリのアイコンのような表示が並んでいて。画面の所々に、巨大な指紋の痕がくっきりと残されている。こんなものが自分の頭上に当たっていたら、間違いなく致命傷を負っていた。 …明らかにそれは、頭上で17メートル女子がいじっていたスマホだった。 自然と身体が震える。普通の女子の持ち物に、こんなにも怯えさせられるなんて。この巨大なディスプレイを、片手で持って弄ることができるJKの存在が信じられない。 そして、 「「ごめん、大丈夫だった?」」 頭上からかけられる言葉に、反射的に顔を上げると。 ずいっ…!!! 「あっ……ひ………」 「「………」」 大木のような生脚が容易に折れ曲がり、10倍女子の巨体の下半身が落下してきたのだった。 むちぃっ…♡ 「え…あ………」 制服のミニスカートを履いたまま、目の前でしゃがみ込まれ。そこに晒されたのは、紛れもなく同性代の女子が履いた、巨大な生パンツだった。 みちっ…♡ぐいっ…♡ 「「よっと」」 しゃがんだ股ぐらを男子に思い切り見せつけながら、お構いなしに落としたスマホを手に取る巨大女子校生。僕の視線は完全にJKお股に釘付けになり、一瞬で鼓動がめちゃくちゃに早くなってしまう。 あんなに高くそびえ立っていたふくらはぎと太ももが急接近し、むちぃぃっ…♡と音が聞こえてくるくらい豊満な肉同士が押さえつけられ、むにむにっ♡とえっちに伸ばされる。その奥には、女の子らしい刺しゅうが入った、10倍白パンツ。女子のパンツなんて今まで見たことが無かったのに、いきなり巨大サイズの下着をこれでもかと見せつけられる。パンツの裾は太ももの付け根にぴっちり食い込み、少しでもズレればお股の大事な場所が見えそうな状態だった。パンツの中央部はふっくらと膨らんでおり、同じサイズだったら普通気づかないであろう、その中にあるものの存在感をまざまざと見せつけられていた。 こんなえっちな光景、年頃の男子高校生が見てしまったら。 何かが歪んでしまう。 「「………」」 ずいっ…!!! 気づけば目の前の10倍女子はスマホを手に取り、すぐにその巨体を天に向かって立ち上げていく。巨大な股ぐらも一瞬で遠ざかっていき、既にこちらの手が届かない所まで上がっていた。 (っっ………!!) そしてまた、こちらの存在など気にせずにスマホを弄り出す。この女子は、僕に下着を見られることなんて何とも思っていない。いや、この女子に限らずとも。僕たちの居住区を通学路として使う女子校生たちは、基本的に足元からの視線を気にもしなかった。 明らかに、1/10の男など、異性として、いや、対等な人間として認めていないのだ。 「「………」」 (く………) 僕は身体を折り曲げ、固くなってしまった股間を隠しながら、その女子の足元から小走りで離れるのだった。 こんなことが、日常茶飯事で。 制服に身を包んだ巨大な女子校生たちが、男からの視線を気にせず闊歩する毎日。 いつだって、居住区を歩く10倍女子を見かける時は、圧倒的なローアングルから彼女たちの太ももと生パンツを見上げる視点だった。 見ず知らずの女子校生の下着を毎日のように無意識に見せつけられ、年頃の男子高校生が平静でいられるわけがなかった。 「はあっ、はあっ、……」 道端で10倍生パンツを見てしまえば、もう収まりはつかなくて。僕は遅刻しそうな時間にも関わらず、通学路の途中の公園のトイレに駆け込んでいた。…さっきの衝撃的なしゃがみ太ももとパンツが脳裏から離れない。魅惑的な光景と匂いが感覚にねっとりと残り、僕はその記憶に縋りながら、一人で惨めに処理するしか術が無かった。 居住区での生活で気になるのは、下から見上げるJKパンツだけではない。 「「あははっ、それでさ~」」 「「へ~」」 ズンッ…!!ズンッ…!! ビリビリビリッ…!! 「っ……!」ビクッ…… その日、学校から寮に帰って休んでいたら。寮のすぐ傍の道を女子たちが地響きを立てて次々に通っていく。僕の部屋は5階で、ちょうど彼女らの顔のあたりの高さだった。 ズンッ…!! 「「今日、あそこの雑貨屋さんいかない?」」 「「いいかも!この居住区抜けてすぐのとこだよね」」 …僕の寮の目の前の道路は、何となく女子たちのたまり場になりやすいらしく。時折、下校途中の10倍女子たちが、寮の目の前で止まって雑談を始めることがよくあった。 「「あ、このカフェの新作出たんだ~」」 「「この前飲んだけど、意外と普通の味だったよ?」」 (っ………) 窓の外いっぱいに見えている、二人の女子の顔。その面積は男子の100倍で、何メートルも離れているはずなのに、ものすごく近くまで顔を近づけられているような錯覚を覚える。可愛くて巨大なJKの顔が、ずっと窓の外におっきく見えていて、楽しそうに雑談を続けるのだ。 その状態で、心が休まるわけがない。窓の外に見ず知らずの女子校生の顔がずっと見えているのだ。顔を突き合わせて喋っていないと分からないくらいの表情の変化が全て見えてしまう。それが、あまりに気になってしまう。…カーテンを閉めれば良いのだが、どこか、閉めたくない自分もいて。女子のおっきな瞳が動き、おっきな唇が言葉を紡いでいる様子を、気にしないようにしつつ、横目でちらちらと見てしまうのだ。…今日出た大量の宿題をこなすために勉強机に向かっているのに、一向に集中できない。 女子校生たちは、寮の中にいるちっさな男子の存在などまるで気にせず、ひたすら雑談を続ける。 「「ふぁ~あ…ねむー」」 「「大丈夫ー?」」 (………) ガラガラッ…… こっそり、部屋の窓を開けてしまう。窓の3メートル向こうには巨大な女子校生たちの顔。 …こうすると、途端に。 ふわぁっ…♡♡ 10倍女子校生たちの綺麗な髪がなびくたび、その良い匂いが、僕の部屋の中に大量に充満してくるのだ。今までの部屋の中の匂いが一瞬で書き換えられ、女の子らしいシャンプーの香りと、外の暑さで少しだけ汗ばんだ首筋から香るねっとりした匂いが、空気を埋め尽くす。この女子たちも、まさか自分たちの匂いがここまで周囲の建物の空気に影響を及ぼしているとは思っていないだろう。 「っ………」 その香りが部屋に充満するだけで股間を固くしている僕は、きっと変態だ。 「「昨日、遅くまで宿題やってたから眠いんだよね~」」 「「授業中ずっと寝てたもんね」」 僕は知らない女子校生たちの匂いに鼓動を抑えきれず、開けた窓のすぐ脇の壁に寄りかかって、座り込む。ちょうど外からは見えない位置で、窓から入ってくる香りを嗅ごうとしてしまう。…外で繰り広げられている会話はあまりに女子校生らしくて、僕たちと同じような境遇で同じようなことを喋っているはずなのに、何故こんなにも女子たちの一挙手一投足に惑わされてしまうのだろう。 「うう……」 窓を開けたまま、その傍に隠れながら、僕は服を脱いで自慰行為を始めてしまう。この背徳感は、異常なものがあった。何せ、同世代の女子たちの顔のほぼ目の前で服を脱いでいるのだから。同じサイズだったらこんなことはありえないが、10倍ものサイズがあれば、部屋の壁に隠れながらこんな距離感でこんなことが出来てしまう。 「「あははははっ!」」 「っ……」ビクッ…… 突然響き渡った笑い声の大きさに反射的に身体をビクつかせ、一拍置いて、その声の大きさにすら興奮し始める。何気なく笑った女子たちの声は縮小男性たちにはあまりに大きすぎて、恐らくこの地域中に容易に響いていることだろう。なにせ、窓を閉めていたって、女子たちの会話は部屋の中まで貫通してくるのだから。10倍女子校生の会話の音量から逃れる術は基本的になく、この街に住む男たちは、たとえ女子校生たちよりずっと年上であっても、その会話を強制的に聞かされることとなるのだ。 そこまで重大なことのように聞こえないかもしれないが、このじんわりと首を絞めるような非支配感は、少しづつ男たちの精神を変えてしまう。ただの女子校生たちに、家で集中する時間を無意識に奪われてしまうのだから。 窓を開ければ、その巨大な笑い声は心臓にまで響いてくる。大音量が自分の身体を強制的に震わせてくることが、何故か興奮に変わってしまう。 「「あははっ…だよね~」」 「「マジで、今日のあの先生やばかったよね」」 「はあっ…はっ…ふっ……」 超至近距離から響き渡る女子校生の声の振動をオカズに、こっそり自慰を行い続ける。時折、ちょっとだけ窓の外を覗いてみれば、 (あ……) あまりにも近くにでかでかと見えている女子二人の顔。そのすぐ傍で自慰を行っている背徳感が急激に増してきて、さらに興奮してしまう。 「「宿題出しすぎだもん、マジふざけんなって感じ」」 「「分かる、あははっ…!!」」 ぴちゃっ…!! (……え) その時。何か大量の水しぶきのようなものが、開けていた窓から部屋の中へ飛び込んできた。敷いていたカーペットが水しぶきで所々濡れて、すぐに染み込み始める。一拍置いて、そのしみ込んだものの匂いが部屋の中に香り始める。 (…こ、これ……) 明らかに、唾液のような匂いが充満し始めていた。外で喋っている女子校生の口から無意識に飛んだ唾が、偶然僕の部屋の中に飛び込んできたのだ。10倍スケールの巨大な口内空間から吐き出された唾の量はものすごく、大量の水飛沫が部屋に飛び込んできたように見えたのだった。 「ああっ…はあっ、はあっ…!!」 名前も知らない女子校生が無意識に飛ばした唾で、自分の部屋を侵食されている。その被支配的な興奮を止めることは、不可能だった。まだ香り続けるJK唾液の匂いは色濃くて、あの可愛い顔の口内で熟成された唾が、巨大な舌や唇に付着しながらも外に偶然飛ばされた唾が、僕の部屋の空気を支配している。 「「てかネイル変えたんだ、可愛い~」」 「「そうそう!雰囲気変えてみたんだよね」」 そして、自分が唾を飛ばしたことも特に気づいていない女子たちの巨大な会話が、外から鳴り響き続ける。大音量のこの声に身体を震わせられ、唾の匂いで部屋を侵食され、もう、僕が限界を迎えていた。 「あっ、あっ、あっ…!!」 声を出さないようにしながら、窓の傍に隠れたまま、僕は絶頂を迎えた。 「「じゃあ、さっき言ってた雑貨屋行こうよ」」 「「いいね~行こう行こう」」 ドンッ…!!ドンッ…!! 去っていく大音量と、部屋全体を大きく揺らす地響き。絶頂の余韻に浸っていた僕を追撃するかのように、10倍女子校生たちの存在感が重く部屋の中にのしかかってくる。 「…………」 こんなことは、今日始まったことではない。ほぼ毎日のように、下校途中の巨大な女子たちが、この寮の前で雑談をしては帰っていく。僕はその傍で宿題に集中できるわけも無く、超至近距離で繰り広げられる会話の音量とJKの匂いに包まれながら、毎日自慰行為を行って夕方の時間を浪費させられるのだった。 そんな僕の惨めな欲求は、日々膨れ上がっていき。 もっと、さらに近くで、おっきな女子校生たちを見たいと。 そう思うようになった。 ---続く---

【無料小説】縮小居住区①~10倍女子校生の通学路となった街で~

Comments

ありがとうございます!お気に入りのシチュなので嬉しいです!

konan

何気ない動きであればあるほどえっちですね😊

konan

女性のさりげない動作で精神も身体も支配されてることを痛感する描写最高です 特に唾液の所がすごく刺さりました

iwhdpi

巨大女子の携帯や唾液が普通に落ちたのに小人にとっては天災レベルの襲撃のシチュめっちゃすき

ハラショー


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