香港H株反落、中国の追加緩和観測拡大で午後に下げ縮小
Added 2022-03-21 01:19:40 +0000 UTC(ブルームバーグ): 香港上場の中国本土株は18日に反落した。ただ、中国政府による金融市場安定化方針を受けて、中国人民銀行(中央銀行)が追加緩和に近く踏み切るのではないかとの観測が広がり、午後に下げを縮小した。
ハンセン中国企業株(H株)指数は0.6%安で取引を終了。一時は3.6%下げていた。金融銘柄や不動産株の上げが持ち直しを主導した。同指数は前日までの2日間で約21%高と、1998年以来の上昇率となっていた。ハンセン指数は0.4%安で引けた。ハンセンテック指数は1.9%下落。
一方、中国本土のCSI300指数は0.7%高と、上げに転じて取引を終えた。
杭州希言資産管理の石軍波ファンドマネジャーは「株価の動きから判断する限り、利下げの可能性があると踏んで取引を手掛けている向きがあるようだ」と指摘した。21日発表される新規貸出金利指標のローンプライムレート(LPR)で引き下げを見込むエコノミストも増えている。
市場では18日に行われる米中首脳の電話会談も注目されている。
バイデン氏、中国主席と18日協議へ-プーチン氏への圧力強化狙う
金利富証券の調査担当エグゼクティブディレクター、黄徳几氏は「米中首脳会談が両国の関係を和らげる前向きなシグナルを発し、地合いの安定化に寄与すると期待している」と述べた。