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イラストメイキング②構想~背景

こんにちは、ほしです。

いつもイラスト等見てくださりありがとうございます!


今回もゲームっぽいイラストの作業工程と、考えていたことをまとめてみます。

長くなりそうなので、背景(Blender)とキャラ(クリスタ)の前後編に分けて説明していきます。


主人公や世界観が同じため、先に前回のイラストの作業工程を見ていただくとよりわかりやすいかと思います。

fanbox post: creator/3748123/post/2268746


①世界観妄想

【学生生活の場面を描きたい】

前回と同じく不気味な空間を探索したり化け物と戦う場面にしようかとも考えたのですが、日常生活も描いたほうが世界観広がりそうだなと思い、主人公の学生生活パートを描くことにしました。


イメージしたのはペルソナシリーズです。

カレンダー通りに学生生活を送りながら、部活やバイトに奔走してもいいし、いろんなキャラと交友したり恋愛したりしてもいいし、ダンジョンに潜って鍛えてもいいし、っていう感じのやつです。


②教室制作

ラフを用意したほうが上手くいくという人もたくさんいると思うのですが、私はラフがまず下手で、しかもそこに引っ張られてしまうタイプなので今回ちゃんと用意しませんでした(キャラの顔に十字線のアタリを引くけど、そもそもその十字線が崩れているせいで逆に時間がかかるタイプです)


なのでさっそくBlenderでの制作に入ってしまいます。

背景を作ってからカメラを動かして構図を決めればいいや、という感じです。


作ると決めていたのは、


教室の全体を主人公が見ているシーン 

教室内で生徒に聞き込みをしているシーン


という2点だけです。

前準備として、画像検索や手持ちの資料から教室の画像をたくさん集めておきます。

2Dも3Dも、どれだけ資料集めにこだわったかでクオリティが変わってくる気がします。



【机と椅子】

学校の教室で一番空間を占めているのは机と椅子ですから、この二つをちゃんと作ればそれだけ画面の説得力が上がりそうです。


やや手間はかかりますが、横幅や高さなどを調べてしっかり現実と同じサイズで作っていきます。家具のサイズ感が統一されていると、それを基準にキャラを描きこむことができて大分楽になるからです。


Blenderでは編集モードの際、右上のプルダウンメニューから「辺の長さ(Edge Length)」にチェックを入れておくと、このように選択している辺の長さが表示されるようになります。

右クリックで好きなショートカットキーを登録しておくと、モデリングする際の寸法確認に便利です。


最初はこのように、フリーの木材テクスチャをそのまま貼ってみて雰囲気を確認してみました。

しかし参考写真をよく見ると、机の木目はまっすぐではなく結構ぐにゃぐにゃしているものが多かったのです。

そこで…

上画像の赤枠の部分で、テクスチャがぐにゃぐにゃするような処理を加えてみました。なんだかそれっぽくなったような気がします。


自分もまだまだ勉強中なのですが、たとえ望み通りのテクスチャが用意できなくても、このようにある程度かたちをいじれる場合があります。

もちろん、最初から完璧なテクスチャがあればそれが一番ですけれども。



机と椅子ができたので、複製(Shift+D)してどんどん並べていきます。

これだけでも結構画面に良さが出てきたような気がします。


【黒板】

次に作っていくのは黒板です。

これ自体は長方形なので、とてもシンプルに作れそうです。

問題はチョーク汚れをどう見せるかですが、以下のように考えて作っていきました。


・四隅より真ん中のほうが汚れてそう

・黒板消しを水平に走らせて消した跡がありそう


このようにノードを組みました。外部のテクスチャは使わず、Blender内の機能のみで作っています。

横線もうっすら入って、消し跡っぽくなった気がします。


これで大まかなレイアウトはできました。

あとはひたすら細部や小物を作りこんで、教室感を高めていきます。



【小物色々】


時計


黒板消しとクリーナー


キャラに持たせたり背負わせたりする用の鞄


エアコン


雨粒と窓ガラス(これは結局使いませんでした)


カーテン(物理演算を利用)

2021-06-02 11-12-42_Trim


本(各学習机の中に入れてあるのもこれです)

この本はパブリックドメイン(著作権フリー)の画像で作成しました。


③間接照明

Blenderには主にCycleseeveeという2通りのレンダリングエンジンがあり、このどちらか好きな方を選んで画像を生成します。


Cyclesは画像を生成するのに時間がかかりますが、光の反射などを緻密に計算してより正確な画面を作ってくれます。

eeveeは逆に、正確な光の反射表現などはCyclesに劣りますが、シンプルな計算でほぼリアルタイムに画面を作ってくれます。


Cyclesはゲームの美麗なムービーシーンが得意

eeveeはゲームの操作画面っぽいのが得意

という感じです。それもあって、私は基本的にeeveeのほうを使っています。


ただ、eeveeでもある程度光の反射や映り込みなどを表現する方法があります。

それが間接照明です。


上図はまだ何の処理も行っていない状態です。

これはこれで良いような気もしますが…


教室全体に間接照明と映り込み用のオブジェクトを配置して、空間に光や映り込みの情報を焼き付け(ベイク)すると…


照明や木材などの色合いがより正確に反映されるようになりました。

良い感じになったと思います。


④キャラ作画へ

背景はこれにて一度完成です!


次の記事でキャラの製作工程を書いていきますので、よろしければそちらも見てみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。



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ちなみに、今作で使っているテクスチャは以下の海外サイトのものです。

質の良いテクスチャをたくさん提供してくれるので、3Dを使う人はもちろん、普通にイラスト制作する人にも役立つかと思います。

https://www.textures.com/

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(Fanbox)


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