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トモR-18
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キミと同じ視線で06

06 背骨に寒風が当たっているかのような、そんなゾクゾクを味わいながらゆっくりと膣内から抜く。少しだけ泡だった精液が、一緒にトロリと出てきた。わけもわからず、強い征服感が芽生える。 呼吸がなかなか定まらなくて、咳き込みそうになる。姫がうっとりと目を開いた。 「い、気持ち。よかた」 「ボクも……」 言いながら、もう一度ぎゅって。 「着けなかったけど」 ちょっと心配なので、ボクは言った。 「ん? 今日とか大丈夫な感じだから」 「でも」 「そんなに心配?」 怒っているような笑っているような、姫。 「うん……。でも、もしもの時は」 「うん」 「ちゃんと。えーっと、あのなんだ。えー。元気な赤ちゃん、産んでね」 照れてしまう。 「まかせてー」 ちゅ、とキス。 「ボクもそうなったら、頑張るからさ」 「うん」 「おんなじ目線でいたいんだ、姫といつだって」 「ほんとう?」 「もちろん」 「わたしも、おーじと同じところ。きっと見ているよ」 「ありがとう」 胸の中を、こちょこちょされているような。甘酸っぱいような。暖かさがじんわりと広がっていくのがわかる。 「すっかり醒めちゃったね」 「?」 「酔っ払いだったのに、わたしたち」 「だね」 「しかも、おーじのための飲みだったのに」 「だねえ」 一緒に小さく笑った。ボクは姫の隣りに、ゆっくり転がる。 「あ。時間」 「まだあると思うけど」 「帰るのめんどい」 「ボクもそうだけど、お泊まりにする予算はちょっと無いよ」 「それもそっか」 んー、って伸びをする姫。 「? なあに?」 「なんだか。姫ってやっぱり、姫なんだなあって」 「なあにそれ」 「そんなところが好き」 「わたしだって好きだ」 何回目かわかんないキス。 「お手洗い行くね、トロトロ出てくる」 「は、はい///」 鼻歌を歌いながら、お手洗いに向かう姫の後ろ姿を見て。 (幸せって、どこにでもあるね) なんて思った。 (見つけたいな、もっと) 隣りにいつもいられる関係、姫と同じ視線で。 おしまい

キミと同じ視線で06

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