どうも、アートディレクターの小夏はれです。
2019年ももう終わりに近づいていますが、AiDから2020年の活動の方向性について大きなお知らせがあります。
その前に、まずfault - milestone oneのお知らせを。
Nintendo Switchに引き続き、PlayStation 4へのリリースを準備していましたが、こちらは無事マスターアップし、現在Sonyでの審査を待っている状況です。
早ければPlayStation Storeで今月、または来月には配信が開始できると思います!
Nintendo SwitchとPlayStation 4での準備ができたら、パッケージ版がLimited Run Gamesさんから発売もされます…!
こちらは英語版のみ(※ゲーム内で言語変更は可能です)の取り扱いですが、fault初のコンシューマー機パッケージ版販売なので、AiDとしては結構大きなアチーブメントアンロックになります。ご興味ある方はTwitterでお知らせしますのでそちらをフォローしてくださいね。
さて、本題の2020年のfaultシリーズ制作についてのお知らせです。
ご存知のことかとは思いますが、AiDからはシリーズの新作がリリースできておりません。その大きな理由は、コアメンバーであるMunisixも小夏はれもプログラミング能力が皆無だということにあります。
そして、残念なことに、信頼のおけるフリーのプログラマーさんという存在はなかなか出会うことができません。
スクリプトでゲームを組んでいくことはできますが、肝心のゲームの土台部分が作れないため、その部分については外部のプログラマーさん頼りです。
ms1の制作に尽力して頂いたプログラマーさんはとても心強い味方なのですが、今後のスケジュール的にどのくらいお時間を頂くことができるのかの判断が難しいことがわかりました。
このままでは、もしかしたら来年もまたシリーズ新作がリリースできない…となれば、私達としても無念極まりません。
そこで、私達はStPの開発を一度ペンディングとし、「fault - milestone two 下(以下ms2b)」の開発を優先することと致しました。
物語の構成上、StPを先にリリースし、その後にms2bをプレイして頂くのがプレイヤーの皆様により濃く、深い体験をして頂けると考えていたため、本当はこの選択はしたくありませんでした。
しかし、それよりも2020年に新作が出ないということの方が今は避けるべき事態と考え、この決断に至りました。
ms1, ms2aは一本道のノベルゲームでしたが、ms2bではアドベンチャー的なゲームプレイ要素を導入予定です。
まだまだ開発途中のものではありますが、その一部をご紹介致します。
【新規システムその1】熟考モード
メラノとの対峙の際に無茶をしたリトナはms2aで倒れ、海中の施設「ヴィタドメイン」で療養することとなります。このヴィタドメインは身体的な治癒は極端に促進しますが、トレードオフとして認知機能の悪化が伴います。
運動しないと筋肉が退化するのと同じように、頭を動かし”熟考”しなければ健全な心を保つことができないのがこのヴィタドメインの特徴です。
これがヴィタドメインという”舞台”です。しかし、ゲームシステムとしては「選択肢」としてその特徴を表現しています。
突然ですが、みなさんはアドベンチャーゲームなどの選択肢で困惑したことはありませんか?
「これはどこからきた考え(アイデア)なのか?」
「この選択肢を選ぶとどういう答え方をするの?」
「選択肢を選んだけど、予想したものではなかった…」
などなど。
前後の会話の情報量が少なく、不明瞭だったり、突然の選択肢で内容がつかみ取りづらかったり、あるいは選択肢を選ぶキャラクターの性格がうまく理解できていなかったり…
もしその選択肢の意味をもっとよく理解できていたのならば、上記のような疑問や選択肢を選ぶときの不安はより少なく、判断のしやすいものになっていると思います。
ms2aでリトナはペイジュを始め様々なキャラクターとやり取りをしますが、気が狂わないよう、とにかく心と頭を動かす必要があります。
選択肢が出てきたときはいつでも、リトナは彼女がこれから選ぶ答えについてより深く考えることができます。
そうすることで、一見しただけでは得られなかった別の回答を思い浮かぶこともあります。一方で、深く考えすぎて墓穴を掘ることもあるかもしれません。
プレイヤーはより”合理的”なロジックでストーリーを進めていく必要があります。
以下の動画は、このモードがどんなものになるかのモックアップですので、ぜひご覧ください。
【新規システムその2】XXXX部屋(ネタバレのため文字を伏せます)
詳細はネタバレを含むので避けますが、ヴィタドメインにいる最中は”ある特定の部屋”にいるとリトナは様々なキャラクター達と会話することができます。ストーリーテリングの不可欠な部分ではありますが、彼らのアドバイスや会話が熟考する時のヒントになる…とは限りません。
もしかしたら、なんの意味もないかもしれません。
何が真実なのか、気が狂いそうなこのヴィタドメインからリトナは正気で出てこられるのか…?
そんなゲームシステムの一部分です。
こちらのモックアップも後日進捗報告として記事にする予定ですのでお楽しみに。
最後にはっきりとさせておかないと不安にさせてしまうかもしれないので申しておきますと、StPは絶対に完成させます!!!
ずっと制作をしてきて、たくさんのアイデア、お金、様々な方のご協力、ご支援を頂き、これは血と汗と涙の結晶でもあります。
まだまだ皆さんにお見せできていない、faultの魅力がたくさん詰まったものになりつつあるので、しっかりと私達が納得できるクオリティで、みなさんの期待とご支援にお応えする形でお届けするので、そこはご安心ください。
それでは以上、AiD日本語担当として小夏はれからのお知らせでした。