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Shinji Mito
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ファッションと漫画


・・・すごい実になる話し、面白い話しが聞けそうなタイトルでしょう?


しかし実のところ、なにを書くかは、いまタイピングしながら考えているのです。

そんな見切り発車で大丈夫か!?私!



私には定期的に『このジャンルの勉強をしよう!』と、いろんなマイブームが入れ代わり立ち代わり現れます。


具体的には、一昨年くらいは『中国史を勉強しよう!』と思って、本を読んだり、ネットサーフィンをしたり、ネットで見れる講座を流したりと3ヶ月ほどやりました。

その3ヶ月間は中国史づくしです。トイレでもイヤホンで講座を聞いて、謎に急に湧き上がった中国への興味を満足させようと一生懸命暗記します。


3ヶ月後になにが起きるかというと、『飽き』です。


これまた急激に飽きます。

自分で自分が怖くなるくらい急激に飽きます。


それまで中国の民族の名前をすべて覚えようとご飯を食べながら復唱したりしていたのに、ある日急に『よく考えたら、中国史、あんま興味ないかも』ってなっちゃいます。怖い!そんなやつと結婚したくない!3ヶ月後に飽きられる!


しかし無情にもその頃には次のブームが来ます。

『アメリカ映画のプロデューサーを100人覚えよう!』って急に欲求が湧き上がってきます。



そんな私ですが、ここ3ヶ月ほどのブームが『ファッション』でした。

私はファッション適当族の歴代総長の一人です。

ファッション適当族における宇梶さんです(わかりづらいな)。


昔から『パーカー』『ワイシャツ』『Tシャツ』を適当に着てました。

そこに理屈はない!洗濯してあるものからノールックでピックアップします。

洗濯物も適当に積んであったり、適当にケースに突っ込んであったりするんで、もうテレビでよくある箱の中身当てゲームみたいに手を突っ込んで、引っこ抜きます。


しかし、ファッションになんとなく興味を持って、ようやく気づいたのです。

私はファッションの理屈をまったく知らないと(30年生きてやっと気づいた)。


そこから勉強が始まりました。

そもそも服のジャンルの歴史が気になる。

パーカーって一体どこから来たファッションなのか。

スーツって、いつから着始めたのか。


アホみたいに調べ始めます。


それと同時に、『オシャレ』の理屈も気になります。

なぜ私はダサいのか。誰がどう見ても『適当な服装』に見えるのか。


そこでやっと気づいたのです。


ファッションと絵は似ている!!!!!!

(奇跡的にタイトルとつながった!この調子だ私!うなれ!キーボード!)



服装って、シルエット、素材、文化、ロゴ、いろんな要素で出来上がっているじゃないですか。

でもその捉え方って、完全に絵と同じなのです。


絵を描くときに、私が重要視する順番、というか多分世間一般に重要視するのって、

・明暗シルエット

・外形シルエット

が一番大きいわけです。

シルエットで魅力のない絵は、細部の魅力に頼らざるを得ないわけですが、細部の魅力で全体のクオリティを持ち上げることって出来ないんです。


どういうことかというと、

漫画の絵などを描く際に、例えばキャラクターのポージングがあまりに快感的な曲線(コントラポストなど)から逸脱していたら、そこから描き込んでも『表情が魅力的ですね』という話しとかに収束するだけなのです。

『いいね!』と思われるには、まずシルエットが魅力的、その後、細部、とたどっていくわけです。


その細部に関しても、もちろん重要な順番がありますよね。

『顔だけ濃い絵』っていうのはまだ人体を描くのになれていないとよくある傾向だと思うんですが、それもその重要度がたぶんひっくり返っているまま描いているせいですよね。


シルエットが決まると、その後、どこに重心を持ってくるか。

目を細目でうっすらとあけて絵を見ると『なんか、ここだけごちゃごちゃしてるっぽいな。濃いな』とわかったりする方法論があるんですが、そのハナシです。


絵の重心は一部に寄っていては変なのです。かと言って、服のシワや細部を描き込んで、絵全体がメチャクチャ密度の高い、線の多いものになると、今度はヌケがなくなります。

重心をしっかりと決めて、かつ全体においてメリハリをもたせつつ、書き込みをコントロールする。

そしたら明暗のシルエットが魅力的なものになるわけですよ。

私は困ったら、重心を低くします。

つまりは下に行くほど線が多かったり、ベタが多かったりするようにします。

(もちろんそれだけだとつまらないので、色々なパターンを出すのですが)


そこから、魅力的な表情を描き込んだり、髪の毛をセクシーな曲線で描いたりするわけですよね。



これが完全にファッションの捉え方と同じなのだと!!!!

そう言いたいのだと思う!私は!


ファッションも、まずシルエットなわけですよね。

下半身、上半身のシルエット。

下半身がピチピチの場合、股上をあげないと重心が低くなってしまう。

ピチピチのパンツを履いている女性が、服をズボンにインして腰の位置を上げるのには理由があったわけですよ!

そんなことも気づいてなかった!!!!


上半身も下半身もピチピチだと、とてもシルエットに魅力がなくなりますよね。

どこに遊びを作るか、シルエットとしてどうバランスを取るかが服のモードに影響するわけですよ!!!

まずそこだ!


そしてまた、明暗のバランスを決めるわけです。

全身真っ黒だと『オシャレ』って思われにくい!

しかし、スニーカーが真っ白だったらどうか。

シャツだけ黒をグレーにしたらどうか。

今度は明暗の重心、明暗のシルエットが決まるわけですよ!


そこから、細部に移りますよね。素材にテカリがあるか、それとも繊維が太く、荒めのものにするか。

スニーカーにするか、革靴にするか。

フォーマルかカジュアルか。それもバランスで決めていくわけです。

一辺倒にならず、着崩し、着こなしをアピるためにも、フォーマルを一部混ぜたりするじゃないですか。


そして、アクセ、もっというと、シャツのステッチがどうかとか言うハナシになったりするわけじゃないですか!!!!!!


これもう完全に人物の絵を描く思考と一緒だ!!!!!


・・・・


偶然にもタイトルのフレーズを回収できた喜びで、ビックリマークだらけになってしまった。


いや、本当の事を言うと、実は少しファッションにコンプレックスを持っていたのです。

別に普段着ている服が適当なのはいいんですけど、作者がファッションに興味を持っているのかって漫画に思いっきり出てしまうのです。


キャラがオシャレな人は、ちゃんとその引き出しが脳内にあるのです。

私はびっくりするくらいそこの引き出しがなくて、このままじゃまずいと勉強を始めたというのもありました。


3ヶ月と言わず、漫画のためにも、ちょっとこのままファッションの勉強を続けられたらと思います。


見切り発車で適当に書き始めたのに、意外とちゃんとした記事になったと自負しております。すげぇぜ私。


・・・失礼します笑


Comments

いやいやお目汚しを笑

Shinji Mito

めちゃくちゃに内容面白かったです。

葉野宗介

250RRもカッコよくて良いのですが、いつ頃からかKawasakiのバイクに乗ってみたいなぁと思っていたので私はZX-25Rを買いました! まだまだバイク詳しくないので少しずつ自分でメンテしながら私も勉強していきたいと思っています!

mikae

おぉ!免許おめでとうございます! バイクは路上教習がないので、最初は特別気をつけて乗ってくださいね! たしか250RRをって話しだったと思いますが、楽しんでくださいー!!! 乗るのも楽しいですが、ぜひぜひオイル交換あたりから始めて、少しずつ色々自分でバイクのメンテができるようになったら愛車がまた違う愛着が湧いて、身近に感じられてきますので、おすすめっす!

Shinji Mito

服に興味を持つと本当に果たしないと思うので(何事もそうですが)、一番調べて楽しいと思えるのがあればいいですね!  別の話になるのですが、少し前にバイクの免許無事受かりました。作画配信の時にいろいろ言ってくださりありがとうございました🙏  まだ欲しいバイクは納車していませんが、安全第一に乗って行きたいと思います。

mikae

mikaeさん。 プラダを着た悪魔、すごい素敵ですよね! アンハサウェイが場違いの状態からどんどん自分の世界を広げていくのが見ていて嬉しくて嬉しくて。 最初のモサっとした感じのアンハサウェイもすごい可愛かったですけどね笑 mikaeさんは服飾専攻されてたんですね! 私はびっくりするくらいファッションに興味がなかったのですが、少し興味を持ってみると街を歩く人の見え方などが違って見えて、少しだけ世界が広がった気がしています。 若い頃から服に興味を持っていた人は、こんなふうに世界が見えていたのかと、今更ですけど少しだけ体感した感じです。 恥ずかしながら私の若い頃はそんな感性はなく、服は・・・1年にTシャツを2、3枚、ズボンを1枚買うかどうかっていう・・・笑

Shinji Mito

見られているか分かりませんが、 「プラダを着た悪魔」は定番のファッション映画ですね!10年以上前の映画ですが、服の流行は変われどファッション業界としてはさほど変わらないのでいつ見てもいい映画だと思います。 あとアンハサウェイが超可愛いのでオススメです✨ 元服飾学生より笑

mikae


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