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紋次狼
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【健全】骨董屋さんのネタバレの話をするだけ。


骨董屋さんという存在について話をしたい。

ネタバレは嫌だ!!って人はこの胸板でストップです。でかい。

            

OKだよって人はこのままスクロールでネタバレが読めます。

ちなみにこの先Hな絵とかはなくほぼ文章です。整った文章ではないので注意。





        ↓ここからネタバレ↓


骨董屋さんはなんとなくわかるとは思うんですが人間ではないです。

厳密に言うと、人間3割、人間でない部分7割みたいな。


「だんだんと人間ではなくなっていっている」が正しいですかね。


これを語る為の前置きが長くなってしまうんですが、一旦、物語中にDK君の記憶に登場した「童」のその後について語ります。

まだ物語読んだ事ないよって人がいたら読んでからをオススメします。

最初から↓

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童の話から↓

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【1】童のその後の人生


アサから神の力と名を継いだ童はヨルを討伐しようとするが完全な討伐は叶わず痛手を負わせるも取り逃してしまいます。

童はアサから授かった力で人の世界の輪を乱す怪異を討伐しながらヨルを追い続け長い時を生き続ける事になるんですね。


神と人の半端者になってしまった彼は普通の人間とは異なる魂と肉体なのでゆっくりとしたスピードで大人になります。

おまけに人の縁の輪から外れかけた存在なので関わった人々からは徐々に忘れられていきます。


誰からも完全に忘れさられてしまうと世界の輪から外れて静かに消え去るか邪神へ堕ちるかというハッピーではない結末が待っているので、童はヨルを追う傍らで、人を助け縁をなんとか繋ぎます。


稀に霊力の強い一部の人間や、混ざり者、人ならざるものは彼を覚えることができたので辛うじて彼は世界と繋がる事ができるという感じですね。

※混ざり者・・・生まれつきや血筋的に怪異に憑かれていて除霊できない人を指す


しかしその数もそう多くはなく、また神の力を得た彼の長い寿命の壁を越えられぬ為に出会っても死を見送るばかりになり、

結局彼は長い時を孤独で過ごす事にはなります。かわいそう。


そんな彼ですが背負った運命を受け入れ、ヨルを討伐することを目的として生きていた所、混ざり者の女性と出会います。

怪異から救った事がきっかけとなり距離を縮めるうち、抱いてはいけないはずの感情をもってしまうんですね。

彼女もまた混ざり者として常ならざる人生を歩んでおり彼と同じ感情を抱く事になります。


いつか置いていく事になるのであれば誰一人として愛さない。

彼はそう決めていたのですが、それでもなおその感情は厄介で互いに同じ気持ちであるとわかってしまえば止めようもないものになります。


縁の輪に加わることを男の心が望むのは人である以上どうしようもなく当然のことで、男は禁忌と知りながら人の穢れを犯しました。

いつか彼女を置いていくのだと、いつか彼に置いていかれるのだと互いに承知の上、一時の幸福な日々を過ごします。


「貴方と永遠を生きる事が出来たならそんな顔をさせずに済むのに」

そう優しく笑う彼女を見て、この先を永遠に孤独と過ごす事になろうともこの想いだけで生きていけると彼は覚悟を決めます。


そんな折信じ難い事に彼女に子供ができます。

輪から外れた己が縁を繋げるはずがないと彼は思っていたのでこれは非常に喜ばしい事でした。


ただ喜びも束の間、彼はここで神の力を失ってしまいます。人並みの老いが始まり人々の記憶にもしっかり残るようになるんですね。

人と交わった事が原因で失われたのかと考えましたが実際には神の力は、子へ引き継がれていると判明します。


その上その子供は彼よりはるかに強い力を持っており彼とは違い成長すればするほど驚くスピードで強まり続けました。

(神力が上がれば上がるほど人の輪から遠ざかり忘れ去られやすくなる)


子供を産んでしばらくして彼女も原因不明の病により体調を崩し、この世を去ってしまいます。

ヨルを討伐できぬまま人の輪に加わろうとしたせいだとは己の行動を悔いるのですが、なにをしようにも力は戻りませんでした。


彼は神力を失った状態で息子を連れて再びヨルを討伐する旅に出る事になります。

これが童のその後の物語です。


察しのいい人ならもう気づいたかもしれません。

この生まれた息子というのが骨董屋さんです。

【2】骨董屋さんの人生

子供の頃の骨董屋さん、成長速度が不安定なので突如成長したり、年齢が下がったりする為まともに学校には通う事ができず、

父のヨル討伐の旅に同行する傍ら霊力者として作法やこの世界の理について教わりながら生活していました。


道中助けた人に短い時間で忘れられる事が人並みに辛い骨董屋さんでしたが、父だけは霊力が高い人間だったので忘れずにいてくれました。

しかしヨル討伐の志半ばで父が死に、一人残されてしまう事になります。


成長すればするほど神力が増し、その身体は人でなく神に近づいていくのでどんどん人から忘れられていくようになります(父の時より顕著でスピードが早い)

関わった人達の記憶から消え、覚えていてくれても寿命で別れていく。

父と同じ種類のより過酷な苦しみや孤独を味わうようになるんですね。


骨董屋さんはより長くその後の状態を生きる事になるので悲しいながらこの状況に慣れていきました。多分100歳は全然超えてる可能性ある。

憂う日もあれど、もう諦めに近い感情が強くなってしまった骨董屋さん。


長く生きるうち骨董屋さんは己が辿る運命についても同じく理解してしまいます。

自らが神に近づいても完全な神にはなれぬ為、そのうちに完全に輪の外に出され本当の孤独に落ちるという、父が抱えた問題と同じ悩み。

(人としても神としても生きる事ができない為、そのまま消え去るか恨んで堕神のなりそこないになるか)


それでも関わった人達との短い縁を骨董屋さんは大切に抱えながら生きています。

父と過ごした思い出も、救った人たちの感謝の言葉も、その笑顔も消して嘘ではないと知っているので。


父の悲願であるヨル討伐の意志を継ぎタイムリミットと戦いながら生きてるのが骨董屋さんという男です。(完全に縁の輪から排除されると何からも認識されなくなるためヨルにも認識されなくなります。この世界に存在していないのと同じ)

【3】彼が骨董屋を営む理由について

骨董屋さんは基本的に睡眠時間が滅茶苦茶長い。バイトDK君が起こすまでずっと眠っている事もある。

タイムリミットあるなら急げよ!!という所なんですがこれは本人の意思の問題ではなく、


①人間の肉体に神の力を無理やり収めているようなものなので、基本的に消耗が激しく起きられない(肉体の消耗)

②世界の輪からもう割と外れかけの存在であるので誰かに求められないと目が覚めにくい(神の性質)


上記理由があります。骨董屋を営む理由が割と②に関係してきます。


いわくつきの骨董品は人と歩んだ歴史が長く深い思念に満ちているのでそれに関わった誰かと輪をつなげ縁を繋ぐ力があります。

骨董屋さん自身が忘れられても、骨董品がいわくや思いで繋いだ縁でまた彼も世界と繋がれるようになっているんですね。


骨董屋さんの店は彼自身の影響で輪から外れかけているが、多くの骨董品のいわく、執念、呪い、強い思念により輪に参加し続ける為バランスを保ち


"存在している"が"存在していない"店になっています。


人が訪ねて来れば、人に求められれば店の存在が強固になり輪とも一時的に強く繋がる(輪から外れるのを遅延させる)ので、骨董屋さんも必要に応じ目が覚めやすくなる。そんな具合です。それ以外でも目が覚めなくはないけどいつ目覚めなくなるか自分でもわからないホラーですね。


いつも寝る前に「次の俺はいつ目が覚めるんだろうな」って苦笑いしているのかも。誰だこんな酷い話にしたのは。


本人的にはDK君がバイトに来るおかげで「最近は起きていられる時間が伸びたな」と思ってます。


ちなみにDK君が作る飯をたくさん食べるのは逆よもつへぐい的なことで、この世界に長く留まろうとするならこの世界のものを沢山食べた方が良い。食べ物もまた、一つの縁という感じです。

神の力を持つ肉体の維持にはめちゃくちゃ腹が減るのもあります。ただ食いしん坊というわけではないが、本人は食べる事自体はすごく好きです。


大体こんな感じです。長々と申し訳ないですね。

童の話を本編に唐突に入れたのはこの流れの為に必要だったからなんですよ。

ちなみにDK君が夢を見たのは電車で骨董屋さんの血を舐めた事で記憶が流れ込んだためです。記憶は血に溶ける。


他にもDK君が何故霊力が強いのかとか、骨董屋さんに執着する元相棒霊能力者とか、伝聞屋の話とかラスボス戦とか語りたいエピソードが無限にあるわけですがそこまで語ると長くてびっくりすると思うので漫画にするか、絵にするか、またこうやって語るかします。


本当にこういう幻覚を5年見てる(このエピソード自体は2021年の時点で頭にあったものです)からどうか同じ幻覚を見てくれないか。

物語がずっと渦巻くもののアウトプットしてなくて一人で「骨董屋さん…」と抱えている状態なんですよ…知らんがなって言われたら…それはそう。

ちなみに感想などあったらとても喜びます…(露骨に更新頻度が上がる人間ですよ自分は)


ここまで長い幻覚にお付き合い頂きありがとうございます。なるべく具現化したい気持ちはありますので…

特に元相棒(黒髪、長身、顔にキズ、軽薄、スーツ霊能力者)の話とか……もうすでにちょっと話したいけど我慢します。


ではまた。



=======追記おまけ。

我慢しますと言いました。でも………

我慢できねぇ!!!!と思ったのでキャラデザしました。



これが例のNEW執着男です。

かなり脳内イメージのままに描けた気がしますね。


軽薄利己的男が何故メリットのない骨董屋さんに執着するのか。

想像するだけで楽しくなってきますね。


なおDK君の感情に感づいて「あいつはお前の手には負えねぇよ。やめときな」

って腕組後方なんとか面してくる大人げなさとかもある。


一応骨董屋さんに対しては攻め扱いだけど単品で見たら受けだな。

普通にエッチな目に遭って欲しい(世界観的にはR18作品じゃないけど)


そのうち物語にちゃんと出したいですね。

またネタバレ語りをするときはお付き合い頂けると幸いです。では。





【健全】骨董屋さんのネタバレの話をするだけ。 【健全】骨董屋さんのネタバレの話をするだけ。 【健全】骨董屋さんのネタバレの話をするだけ。

Comments

要所要所に可哀そうな設定にしている事を他人事みたいに言っている様子が、流石ヒーロー凌辱の最先端を進んでるだけあるなって実感しました。 もう本当に修羅の道しか歩いてないじゃん・・・w

ユノー

長文で助かる命があるので…長く……書いて頂いても全然いいんですよ……!DK君にはこの難攻不落男の心をぜひなんとか開いて欲しい所ですね😊

紋次狼

無駄に長くなりそうなので短く感想をまとめさせていただきます。 「DK君ガンバレ😉‼️‼️」

meltlip666

ツリー読んで頂きありがとうございます😊 ホラーも筋肉も好き放題癖を詰め込んだ物語なので自分でも気に入ってるのですが、文章までおほめ頂き大変喜んでおります。何かしらの形でまた続きをやっていきたいです!

紋次狼

時々 骨董屋さんの絵やロゴは見てましたが、 全体を読んだのは今回が初めてで 思わずツリーを全部辿ってしまいました すごく良い❣️ 続きがぜひ見たいと思います マンガでも文章でも良いです 紋次狼さんの文章好きです🤭💕 好きのツボがイイ👍✨ 急かしませんので続きをお待ちしてます

utumi_riku

何かしら形にしたいなと思い続けて早5年ですね…動画かゲームにできたら設定本とか出したいですが……!

紋次狼

屈強なのに生きている次元が違う儚い男が好きでして…読んで頂き感謝。更新もしたいですが、語りも多分我慢できずにまたやるのでよければお付き合いください😊

紋次狼

ん濃厚ぅ…骨董屋さんの来歴がすごい情報量かつ綿密で… これ一冊の本にならんのですか?埋めちゃったり悶々するのは なんかもったいないですわ…

テオ

骨董屋さんのお話はやはり悲しく儚い感じですね。それでも最後はしわあせになって欲しいと願わずにはいられません。 もっともっと語りを聞いていたい

ikka


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