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HiTECHのまだ誰も触れていない作り方 & STEM配布


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最近アマチュア作曲家界でHOW TO MAKE HiTECHがちょっと流行ってますよね。

そこで需要がありそうだなと思ってこんな記事を書いてみました。

今回はHiTECHの作り方について、まだ誰も触れていない部分も細かく説明したいと思います。上の動画のSTEMも配布します。


1.そもそもHiTECHって何

HiTECHって、何!?ということを知らないと作りようもありません。

HiTECHとは、Hi-Tech FullOnの略称で、イスラエル発祥のPsychedelic Tranceの派生ジャンルです。


こちらはこのジャンルを作ったとされているMystical ComplexというアーティストのKill Them All Part2という曲です。これを聞いてみるとなるほどサイケの派生だなというのがわかりやすいと思います。BPM150くらいのサイケに、エレクトロなベースを取り入れてみましたという感じ。こういった発祥当時のアイデアを知ることは、そのジャンルの曲を作るうえで結構大事です。

とはいえHiTECHも今では進化を遂げてかなり違うサウンドへと変貌しているため、昔のHiTECHを知るだけでなく最近のサウンドがどうなっているかも知っていく必要があると思います。

そこで、初期時代のHiTECHから最近のHiTECHまで、RYOQUCHAが知っている限りをまとめたプレイリストを作ってみました!

気になった曲を聴いてみてください。HiTECHというジャンルでどういったサウンド感が好まれているのかがわかると思います。


2.実際に作ってみよう

HiTECHというジャンルを大体理解したところで、実際に製作に取り掛かりましょう。

作っていくうえでやっぱり気になるのが曲の構成です。この記事のトップにあるTwitterの動画では、HiTECHの構成について感覚的に理解できるようになっているので見ていない方はぜひ見てみてください。


①DRUM

DRUMS


ドラムはシンプルな4つ打ちです。スネアにはサイケのノイズ感強めなものを使用しました。こういう発想はやはりサイケの派生であるという意識から生まれます。

動画内でも紹介しましたが、Jilaxというアーティストが販売しているサンプルパックにこういった音がイイ感じに入っているので、サイケ特有のサウンド感が欲しい人はぜひ購入を検討してみてはいかかでしょうか。

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テクニカルなFillも入っていると面白さが出ると思います。今回はNhato Sample Packのものを使っています。


また、僕がよくやることの一つで、Crashをぶつ切りにするというものがあります。

キメでこれをやる人は結構見かけますが、ドロップの最初でやっています。

STABと重なるとキレが出てカッコいい!


今回はやっていませんがキックのリズムを途中で変えても面白いです。

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最近作ったVOLTA君との合作、動画の7秒あたりでキックのリズムが一回崩れます。

これはFill的な要素ですが、時にはこういう崩しも入れてあげるとリズムにバリエーションが出てカッコよくなると思います。


②BASS

BASS

ここがHiTECHの肝といっても過言ではないです。ここでどれくらい作りこめるかによって完成度が変わってくる気がします。

こうやって見てみると僕がいかにサンプルに頼っているかまるわかりです。

自分で作っても良いんですけど、やはり時間がかかりますからね。

そこでカッコいいサンプルをいっぱい並べればカッコよくなる戦法です。

とはいえむやみやたらに並べてもよくならないかなと思うので僕がHiTECHのベースを作る際意識していることをいくつか書いていきます。

日本人HiTECH界の巨匠lapixさんの動画では、

HiTECHのベースを、「ベースのFill inが続いている状態」と言っています。

ベースの組み方についてはこれがわかりやすいと感じます。

一続きのベースラインとしての考え方ではなく、細かく分かれたFill inがいくつもあると考えたほうがわかりやすいよということです。

実際僕のつくるHiTECHではベースを細かく区切って考えています。

また、連続して同じようなリズムのFillを入れないということにも気を付けています。

リズムがある程度わかりやすいように赤でマークアップしてみました。

このように分けて考えたときに同じリズムが隣り合っていないことがわかると思います。

こういったことを気に掛けると、聴いていて楽しいベースラインになるのではないでしょうか。


また画像を見てみればわかると思うのですが、ドロップの一番最初のベースは長めにとってあります。

これはStabの一部になって、ドロップの最初にキレを出すための工夫です。先ほど紹介したCrashと同じですね。


さらに、一つの区切りに入っている音の数も大体4個以内に抑えています。

HiTECHは"間"を聞かせるジャンルでもあるため、ここにおいて音数が多すぎると間がなくなりグルーヴ感が減少してしまいがちです。

特に5個以上使っちゃダメというわけではありませんし、色々試してみて自分がいいと思ったリズムを採用するのが一番ですが、こういう方法もあるよということで覚えていても損はないと思います。


次はプロセッシングです。

一つ一つの音にかけると面白いプラグインを紹介していきます。


iZotope Trash2

Trash2内のCONVOLVEという部分が面白いです。適当にプリセットを選ぶだけでかっこいいベースサウンドの完成です。個人的にはDrive内にあるMirror Overdriveというプリセが好き。


kilohearts Disperser

位相ディレイ、オールパスフィルタの一種です。音がモチモチになります。かけすぎると位相がずれすぎてキモくなるので注意です。


bitcrusher

画像はkiloheartsのものですが、Bitcrusherなら何でも!

サンプルレートを敢えて落とすことで特有のノイズ感がでます。


これらはめちゃおすすめです。実際今回のトラックでも3つとも主要に使われています。


お次にバスエフェクトです。

僕はBASSならBASS BUSというバスチャンネルに一回全部のBASSをまとめて処理していることが多いです。プロジェクトによってかけているエフェクトはちょっとずつ違うのですが、今回はこんな感じです。

DIMENSION EXPANDERでサイド成分を確保、INFECTED MUSHROOM PUSHERで音圧の調整をしたのち、PATCHERでMS処理をしています。主にSIDEの低音をカットしています。


ベースができた際、ドラムとベースだけでハイテックとして成立していたら勝ちです。

BASSを作るときは音数の少なめのハイテックが参考になります。おすすめをいくつか置いておくのでぜひ参考にしてみてください。



音数少ないのまじで好き


③SYNTH & FX

SYNTH&FX

さあベースまでできればあとは楽勝です。自由にシンセの音を乗せましょう。

今回はベースマシマシで凝ってるので、そちらを聴かせるためにシンセは少なめです。

これはSTAB。スパソにテープストップを掛けます。

さらにこういうジャンルの定番、ストリングスのヒュン⤵︎ ってやつを入れています。

これはSpliceのOLIVERのサンプルパックに入っています。

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よくTwitterのDMとかで聞かれるので、ほしいのにどこにあるか知らない人意外と多いみたいですね。

あとはPADやディレイ等で空間を埋めるFXも入れてみましょう。

CHORD FILL

最近ではCOLOURなサウンドをここに取り入れるという試みをVOLTA君とやっていたりします。

COLOUR TECH

こういうのも面白いですよね!

HiTECHのシンセ系はベースなどよりもいろいろな組み合わせがあってかなり自由なところだと思います!


リードを付けたメロディックなやつ

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ボーカルチョップ的なもの

こういうのもアリ

といった感じで、

自分の好きなサウンドで個性を出そうぜ!ということです。

シンセについては自由度が高すぎるので語ることがちょっと少なめですね。また何か考えができ次第色々書いてみようと思います。



区切りがいいので今回はここまでにします。

最後にステムとパラデータをはっておきます。研究などは自由ですが、ここから音を切り出して使うということはしないでください。もしこのデータの使用に関し何か質問等ありましたら僕のTwitterのDMにてお願いします。

HOW TO MAKE HiTECH STEM & PARA DATA

長々と読んでいただきありがとうございます。

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